先日『Makerfire Armor65 Lite』をご紹介したのですが、多数ご質問やお問い合わせを頂き大変驚いています。
簡単にArmor65 Liteについてご説明すると、 65mmサイズのブラシモーター機となります。
既にWhoopをやられている方からしたら特に目新しい機体でもないと思います。
お問い合わせの内容を見てみると、これからWhoopをはじめようとお考えの方からのご質問が多いようです。
このArmor65 Liteを紹介したページで『これからWhoopをはじめようとお考えの方におすすめだよー』といった切り口で書いていたのが大きいのだと思います。
私個人としてはその考えは変わっておらず、しかし人様にあれこれおすすめ出来るスキル等もあまり持ち合わせていないので・・・
これからWhoopをはじめようとお考えの方からしたら、ほんの少し先輩という立場からの一個人としての意見と捉えていただければ幸いです。
これからWhoopをはじめてみようと考えると何かしら手元に練習出来る機体が必要で、またFPVで飛ばそうと思えばその機体に付いているVTXの開局も必要と、何かとやる事が多く大変だと思います。
はじめての機体でいうと、最近では比較的安価で性能の高い機体も多数販売されているので目移りされるかと思います。
新しい機体でいうと、 65mmサイズの機体ではMeteor65やMobula6(うちにはまだ届いていませんが)、US65なんかからはじめられる方が多いのでしょうか?
SNSなんかを見ていると、そんな最新の機体を購入し、さらにお高いFatsharkのゴーグルや送信機などをいきなり購入なんて方も多いようです。
自分からしたらすごいなぁ〜なんて。(金額的な話ではないですよ!)
はじめて飛ばすとなると、どんな機体を買おうとそう簡単には飛ばせられないし・・・まして開局後FPVで飛ばすようになりいきなり高いゴーグルや送信機を買ったはいいものの・・・自分がイメージしていたのと違う?なんて趣味として続けられなければ意味もなく。
どんな機体でもそうなんですが、はじめてWhoopを飛ばしてみると想像以上に操縦は難しいと思います。(自分の場合、想像していた5倍くらいは難しかった!)
空撮機のようにGPSや気圧センサーなんてものは付いてなく、高度維持も全て手動操作、ホバリングなんかもまともに出来ないと思います。
そんな事をいろいろ考えてみると、まずはWhoopがどんなものか手軽に体験できるという意味合いでArmor65 Liteはこれからはじめられる方におすすめ出来るのかなと考えています
私は開局が完了するまでEachine E011を練習機として飛ばしていました。
この機体もArmor65 Lite同様、ファームウェアにSilverwareを適用することによりAcro(アクロ)モードでの練習もできたりと、これまで同様の理由でこの機体をおすすめしてきたのですが・・・どうやら製造はもうされていないようで?(在庫分だけなのかな)
同形のJJRC H67も?
そもそもMakerfireさんからこのArmor65 Liteのレビュー依頼を頂いた時に、今さらブラシ65mm機?なんて事も思ったのですが、『技適を取得したよ』という担当者様の一言が大きかったですね!
付属送信機の国内での技適が取得したという事で、全くはじめてという方も国内で問題なく飛ばす事が出来る・・・
そんな訳でArmor65 Liteがこれからはじめられる方のはじめての機体候補として大きな選択肢に入るのかなと。
FPVでWhoopを飛ばすにはアマチュア無線の免許が必要となり、さらに使われるVTXの開局も必要と大きな作業があります。
この作業、はじめてだと早くても2ヶ月位はかかる大変な作業となるかと思います。
送信機やゴーグル選びはこの長い期間を利用し、自分に合ったものをじっくり選んでいけばいいと思います。
そしてはじめて飛ばす機体は、嫌になるくらい破損させると思います。(私だけかな?)
このArmor65 Liteのレビュー記事を見ていただいた方から「交換フレームはどこで入手したらいいの?」等のお問い合わせも頂きました。
ある程度やられている方からすればそんな事と思われるかもしれませんが、自分も確かにはじめた頃は海外通販なんてした事もなく、またペラ1つとってもどのサイズが合うのか?など全く分からずで・・・
そういったお問い合わせも多いようなので、今回その辺りも含めて書いてみたいと思います。
そして既に多数の方にご購入頂いておりご質問等も頂いているので、今回このArmor65 Liteをはじめての機体に選んでみたという立場に立ち開局までの道筋を少し書いてみようと思います。
個人的にこれからWhoopをはじめようとお考えの方のはじめての機体選びの大きな選択肢の一つとなるかと思います。
Makerfire Armor 65 Lite NotFastEnuf/NFE_Silverware Bayang Protocol GITEKI Mark (TELEC Certification)
【Makerfire Armor65 Lite】開局までの練習機にオススメ!
まずはArmor65 Lite機体紹介。
65mmフレームのブラシWhoopとなり、716モーター搭載なのでパワフルに飛ばすことができます。
付属送信機は技適取得済みで国内でも問題なく飛ばすことができます。
BETAFPVではKV値の高い19000KVモーターも販売されています。(17600KVの販売は終了したようです!)
はじめてだと17600KVあたりの方が飛ばしやすいかと思いますが、慣れてくると野外で飛ばすなら少しKV値を上げて飛ばしてみるのも面白いかと思います。
そしてブラシモーターの場合、モーターの内部構造的にブラシレスモーターよりも寿命は短く、大体6〜8時間位といったところでしょうか。(過去13時間くらい飛んだこともあります)
練習でガンガン飛ばすならストックで用意しておく必要があります。
このあたりもご質問が多かったので少しストックパーツについて見ておきます。
まずはモーター。
ブラシ716モーターとなりますが、先にも述べましたがブラシモーターは寿命が短いのである程度ストックモーターを手元に用意しておいた方がいいですね。
そしてフレーム。
飛ばしはじめの頃は、衝突や墜落等により飛んでいる時間より機体を拾いに行く時間の方が長いかと思います。
フレーム破損や変形により飛びが悪くなるとフレーム交換も必要となってきます。
65mmサイズのブラシ用フレームとなりますが、BETAFPVのBeta65Sフレームが強度的には強いのでいいかと思います。
そしてペラ。
こちらも消耗品となり事前にストックが必要です。
サイズは31mm(シャフト径0.8mm)のものに対応しています。
ペラに関してはメーカーや形状等多数販売されており大きく飛びが変わってくる部分ではありますが、はじめたばかりの頃はおそらく飛びの違いを感じる余裕なんてないと思います。
個人的にEachineの4枚羽ペラが好きですが、ペラは取り替え頻度が高いのでBETAFPV製ペラはAmazonでも簡単に入手できるのでいいかもしれません。
開局が完了するまではカメラを外しての目視練習のみとなりますが、その期間に開局に向けて動く必要があります。
開局に関してはこちらを参考にしてみて下さい。
そして開局するためのVTXを選択する必要があります。
Armor65 Lite付属のVTX(AIOカメラ)は、販売サイトに系統図が掲載されているのでこれを使えば問題ないかと思います。
・・・なんですが、今後のことを考えると違うVTX(AIOカメラ等)に変更して開局してみるのもいいかもしれません。
系統図が入手出来るVTXに関してはこちらで少し紹介しています
個人的によく使っているAIOカメラ、Eachine TX06なんかは非常に安く系統図の入手も可能なのでいいかもしれません。
Armor65 Liteでマウントするには標準のカメラと少しサイズやアンテナの形状が異なるので加工が必要となりますが、今後他の機体でも使えるので選択肢の1つとなるかと思います。
また、こちらは開局後でもいいのですがFC内のファームウェア(NFE_Silverware)を書き換えることにより自分好みの機体調整もできます。
最後に!
これからArmor65 LiteでWhoopをはじめてみようと考えている方は、ザックリとですがこんな感じで開局まで進めていけばいいかと思います。
私もそうなんですが新しい機体がどんどん登場し目移りするかと思います。
ですが、開局が完了すれば実際にFPVでWhoopを飛ばすことができるようになります。
ゴーグルの入手が必要で、さらに本格的な送信機も・・・何かと出費もかさみます。
そういう意味でも比較的安くWhoopをはじめられ雰囲気も掴めるのでいいかと思います。
個人的な意見が多く、先輩方等々意見が分かれる部分があるかと思いますが、一つの意見として読んで頂き、そして参考になればと思います。
Makerfire Armor 65 Lite NotFastEnuf/NFE_Silverware Bayang Protocol GITEKI Mark (TELEC Certification)
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