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最近、Tiny Whoop(タイニーフープ)に完全にハマっているのですが、FPVをやるために必須となってくる第4級アマチュア無線技士試験に合格しました!
1ヶ月前まではアマチュア無線???なんて状態でしたが、これでようやくFPVにチャレンジするための第一歩を踏み出すことが出来ました。
ゴーグルを装着しドローンに付けられたカメラ映像をリアルタイムに確認しながらドローンを操作するFPVつまりファーストパーソンビューでドローンを飛ばすには必須の資格となります。
ここでカメラ映像をリアルタイムにゴーグルに伝送するには5GHz帯の電波を飛ばす必要があるのですが、この電波帯を使用するには日本の電波法ではアマチュア無線技士免許が必要となってきます。
よってフープやレースドローンなどでFPVをやるならこの第4級アマチュア無線技士免許が必ず必要となってきます。
東京都中央区晴海にある(公財)日本無線協会本部では月1回当日受付による試験が行われており、今回こちらの記事ではその方法を簡単にご紹介します。
目次
第4級アマチュア無線技士免許ってどうやればとれるの?
第4級アマチュア無線技士免許を取得するには、養成講座を受講して取得する方法と国家試験を直接受けて取得する方法とがあります。
取得方法と費用
①養成講座を受講して取得
養成講座を受講する方が合格率は高くなりますが養成講座費用が2万円以上かかります。
4級アマチュア無線の場合、そんなに難易度は高くないので直接試験を受けて取得する方がかなり安く上がります。
②国家試験を直接受けて取得(今回こちらをご紹介)
法規12問と無線工学12問の計24問が出題されます。
ともに8問以上正解が合格ラインです。
第4級アマチュア無線技士免許の試験を直接受ける場合、試験申請用紙代120円と試験手数料4,950円の合計5,070円で試験を受けることが出来ます。
東京の(公財)日本無線協会本部では月1回の当日受付による試験を行なっています。
また試験結果は約1時間後に発表され、合格者は免許の申請を当日その場で行うことが出来ます。
東京にお住まいの方は、試験〜合格〜免許申請が当日できるので大変助かります。
また、身分確認書類として住民票も必要となってくるので前もって用意しておく必要があります。
当日試験(東京無線協会本部)に必要なもの
- 証明写真(縦3cm×横2.4cm)2枚 試験用1枚と免許用1枚の計2枚。
- 筆記用具 試験はマークシート記入形式なので鉛筆(シャーペン)と消しゴム、申請書等記入用にボールペン。
- 現金 試験申請用紙台120円と試験手数料4,950円の計5,070円が必要です。また合格時、当日免許申請をする場合、免許申請書の用紙代170円と免許申請手数料2,100円の計2,270円も必要となってきます。(試験〜免許申請まで合計7,340円)
- 住民票 合格後の免許申請で身分確認書類の添付が必要となります。
当日試験のスケジュール
東京の(公財)日本無線協会本部での試験は月1回行われています。
事前予約等はなく当日受付のみとなります。
詳しい日程等はこちらのサイトを確認して下さい!
また、当日試験を受けれる定員数が決まっているので試験当日は早めに行き試験申請を済ませておきましょう。
私は朝の部(試験開始10:30、受付開始9:00〜)で受験しました。
試験会場の(公財)日本無線協会本部(東京都中央区晴海3−3−3)へは、大江戸線勝どき駅から徒歩10分ぐらい。
バスで行ってもよかったのですが早く着きすぎたため徒歩で行くことに。
当日は天気も良く景色も素晴らしかったので、今まで勉強した内容を頭の中で整理しつつ景色を眺めながら歩いていきました。
受付開始時間の9:00に到着。
入り口で試験突破消しゴムをもらいました。そして3Fで試験の申請をします。
受付開始時刻にも関わらず10人程の人がすでに試験申請をしてました。
この日の午前の部の受験者数は最終的に60人程でしたが、定員数が決まっているので早めに行って試験申請を済ませておくのがいいですね!
試験申請をして写真を添付した受験票を発行してしまえば、試験開始時刻15分前までは外に出てもいいとのことで、私は天気が良かったので近くの公園で参考書を読み返していました。
試験開始15分前(午前の部では10:15)に試験から合格時の当日免許申請等の説明が始まります。
そして定刻の10:30に試験開始。
1時間の試験時間ですが、30分経過すればマークシートと受験票を提出して退出することも可能です。
試験終了後、1時間程度で試験会場前に合格者の受験番号が張り出され、合否の確認を当日行うことができます。
また、合否の通知ハガキは翌日には受験者全員に発送されるそうなので、時間のない方は後日免許申請することになります。
そして合格者はその場で免許申請を行うことができます。
免許申請が完了すれば、約1ヶ月程度で自宅に免許証が届くそうです。
試験は無線協会が担当し、実際の免許発行は総務省が担当なので時間がかかるんですね!
FPV用のカメラ使用には、さらにアマチュア局の開局申請が必要ですが、これには免許証番号が必要なので早く手元に欲しいところです!
第4級アマチュア無線技士 試験に向けての勉強方法!
第4級アマチュア無線技士試験には、法規12問と無線工学12問の計24問が出題されます。
それぞれ8問正解が合格ラインだそうです。
勉強方法といえば、一言で言うと丸暗記です。
問題集は完マルと言われる『初級アマチュア無線予想問題集 完全丸暗記』がおススメです。
第4級アマチュア無線技士試験の問題は、大半が過去問題から出題されます。
過去問題を出題傾向の高さに応じて星の数で表してくれており、星の数が多いものから重点的に覚えていけば効率も上がります。
電車での移動時間や休憩時間を利用して何度か問題を解いて少しずつ覚えていけば問題ありません。
試験会場にもこの参考書を手に勉強されている方が何人かいました。
試験勉強はこれ一冊で十分すぎると思います!
以上、東京での第4級アマチュア無線技士当日試験の受験方法でした。
実際に無線局を運用するには、無線局開局申請等まだまだやることがありますが、まずはこの試験に合格しないと始まりません!
これからアマチュア無線技士の免許を取得しようと考えている方の参考に少しでもなればと思います。
【追記】2週間ほどで免許証が自宅に届きました!
試験合格&免許証申請から2週間ほどで免許証が無事自宅に届きました。
当初1ヶ月程度かかると言われていたんので早い到着はありがたいです。
これでFPV用のカメラの開局申請ができるのですが、まだカメラもゴーグルもプロポも何も用意できていないんですが。
とりあえず次は電子申請のため総務省のHPからユーザー登録をしようかと思いますが、まだまだ先は長いですね!
[→次のステップへ]Tiny Whoop FPVへの道!開局申請その① アマチュア無線免許証が届いたら総務省『電波利用 電子申請・届出システムLite』にユーザー登録をしよう!
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