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Tiny Whoop FPVへの道!開局申請その③『技術基準適合の保証書』が取れたら総務省で開局の審査を受けよう!

 

 

前回、JARDで『技術基準適合の保証書』を取得することができました。

Tiny Whoop FPVへの道!開局申請その② JARDやTSSで『技術基準適合の保証書』を取ろう!

今回は、総務省『電波利用 電子申請・届出システムLite』で作成した保証用ファイルに取得したこの『技術基準適合の保証書』を加え実際に総務省で開局申請の審査から開局(免許状の発行)を行ってみました。

これがTiny Whoop FPVへの道!最終段階となります。

総務省にて開局の審査を受けよう!

総務省で電子申告

まずは、総務省『電波利用 電子申請・届出システムLite』にアクセスし[申請・届出]から[開局申請]へと進みます。

[保存したファイルを読み込んで編集]へと進みます。

前回、JARDで『技術基準適合の保証書』を取得する際に作成した保証用ファイル【Shinsei_(日付)】を読み込みます

注意
JARDで訂正等を受けた場合、修正後の最新のファイルを選択して下さい!

【添付書類】の項目で[追加]をクリックしJARDより取得した『技術基準適合の保証書』(PDFファイル)を追加し、[次へ]へ進みます。

内容に問題がないか確認していき[送信]をクリックすれば総務省への申告は完了です。

送信が完了すれば、お問い合わせ番号が表示されます。
この番号は後述する審査の進捗状況の確認等で必要となってきます。
メールでも送られてきますが一応メモしておきましょう!

 

総務省での審査

無事にファイルが送信されると数日後に総務省での審査が開始されます。

MEMO
現在の進捗状況は、総務省『電波利用 電子申請・届出システムLite』から確認することができます。
[照会・ユーザー情報変更]から[申請履歴照会]へ進み、発行された「問い合わせ番号」を入力することにより現在の進捗状況を確認することができます。

開局費用を電子納付する

審査開始から数日後、総務省『電波利用 電子申請・届出システムLite』から「申請手数料 電子納付手続のお知らせ」メールが来ます。

このメールには特に振込先口座等の記載はなく、総務省『電波利用 電子申請・届出システムLite』から[照会・ユーザー情報変更]→[納付情報照会]を選択し、ここからネットバンキングと連動した電子納付で支払うことができます。

審査の完了&免許状の発行

開局費用の振込みから数日後に審査の完了となります。

 

MEMO
審査完了の通知はメール等では送られてこないようです。
上述のように総務省『電波利用 電子申請・届出システムLite』の[照会・ユーザー情報変更]から[申請履歴照会]で確認しましょう!

審査が完了すれば選択した受け取り方法で免許状を受け取ることができます。


私は送料着払いの郵送での発送を選択していました。
総務省のアマチュア局免許状発送代理の㈱アイデックスから免許状が届きました。

ようやく届いた待ちに待った免許状!!
アマチュア無線4級の試験勉強の際、何度も設問で登場した免許状ですが実物を目にすると何だか感慨深いものがあります。

現状、日本国内でTiny Whoop FPVを合法的に行うには、アマチュア無線4級免許の取得から開局申請での免許状の発行は避けては通れない道です。

私もそうでしたが全く初めての状態からだとこのステップは通常2〜3ヶ月程かかります。
初心者には非常に難しい工程ですが、これからFPVをはじめようと考えている方はなるべく早めに対応しておく必要があります。

初心者の私はアマチュア無線4級の試験勉強から開局まで約2ヶ月程かかりました。
非常に長くて大変な期間でしたが、これで晴れてTiny WhoopでFPVの世界を楽しむことが出来るようになりました。

これからFPVをはじめようとお考えの方にこの記事が少しでも参考になればと思います。

それでは今回はこの辺で!

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