Tiny Whoop FPVへの道!開局申請その② JARDやTSSで『技術基準適合の保証書』を取ろう!

 

 

最近Tiny Whoopの魅力に魅せられ、FPVをやるために必要な資格であるアマチュア無線4級の免許を取得ドローンの映像を飛ばすためのVTX一体型カメラも購入しました。
そして現在、最後の難関である無線局開局に向けて動いております。

ドローンでFPVやるなら必須の第4級アマチュア無線技士試験に合格!東京(本部)では月1回の当日受付による試験で免許の申請まで出来ます!
Tiny Whoop FPVへの道!はじめてのFPV用カメラは『BETAFPV Z01 AIO Camera』に決定!

前回、総務省『電波利用 電子申請・届出システムLite』のユーザー登録も完了しました。

Tiny Whoop FPVへの道!開局申請その① アマチュア無線免許証が届いたら総務省『電波利用 電子申請・届出システムLite』にユーザー登録をしよう!

 

今回ここでは、開局にあたり免許状発行の際に総務省での審査で必要となってくる『技術基準適合の保証書』取得の方法について説明していきます。

Tiny WhoopでFPVをやる場合、リアルタイム(遅延なく)でドローンの映像をゴーグル等に送信するため5.8GHzの電波を利用します。
この5GHz帯の電波を飛ばすVTX(ビデオ送信機)のほとんどは日本での技適取得が行われていません

そこで日本国内でそれらの使用が出来るように『保証』を取ることが必要となってきます。
総務省から保証業務を委託されたJARDやTSSといった団体がこの保証を行なっています。

Tiny Whoopで使うVTXを総務省で開局申請をするためには、まずJARDやTSSでそのVTXの保証を行ってもらい、発行される『技術基準適合の保証書』を総務省に提出する必要があります。

ここではJARDで『技術基準適合の保証書』を実際私が取得した方法を説明していきたいと思います。

『技術基準適合の保証書』取得 概要
  1. 提出用の資料の作成
  2. 総務省『電波利用 電子申請・届出システムLite』で保証用のファイル(ZIP)を作成
  3. 作成した保証用ファイルを使いJARDに保証願書発行の依頼
  4. JARDに保証料の入金
  5. 修正依頼があれば申請内容を修正
  6. JARDから技術基準適合の保証書(PDF)が送付

『技術基準適合の保証書』の取得方法!【JARDの場合】

①提出用の資料の作成

まず保証を受けるには、使用するVTXがどういうものかを明らかにする必要があります。

またVTXは数種類の周波数を切り替えることができまが、その周波数には日本国内で使用できないものも含まれています。
そこで日本国内で使えない周波数を使用しないために行った改善策(改造等)の資料も必要となってきます。

具体的には以下のような資料を事前に用意しておく必要があります。

ここでは、私が実際に申請した『BETAFPV Z01 AIO Camera』というVTXが一体となったカメラでの申請を例に説明していきます。

Tiny Whoop FPVへの道!はじめてのFPV用カメラは『BETAFPV Z01 AIO Camera』に決定!

資料1 製品(VTX)の写真

使用するVTXの写真(JPEG)を用意します。

資料2 周波数一覧表

製品サイトから使用できる周波数一覧表をコピーし、日本国内で使用できない周波数は削除して表を作り直しました。

MEMO
はじめこの周波数一覧表は製品サイトからコピーしたものをそのまま提出しましたが、国内で使用できない周波数が含まれているとJARDの担当者から指摘を受け上記のように作成し直しました。

資料3 系統図

VTXの回路構成をブロック図で表した系統図は必須です。
私は海外サイトで買うより少し高くなりましたが、国内の販売店から系統図付きのものを購入しました。

Tiny Whoop FPVへの道!はじめてのFPV用カメラは『BETAFPV Z01 AIO Camera』に決定!

資料4 改造後の写真

日本国内で使えない周波数を使用できなくするために行った対策後(改造)の写真
私は、周波数設定後に周波数設定スイッチをアルミ板等で覆いビニール(熱収縮チューブ等)で囲って周波数変更が出来ないように加工しました。

②総務省『電波利用 電子申請・届出システムLite』で保証用ファイル(ZIP)を作成

上記の提出用資料が用意できたら、JARDで保証申請を行う際に必要な保証用ファイルを作成していきます。

この項目が開局申請にあたり一番大変な所だと思います。
実際私も今回初めて開局申請というものをやったのですが、入力項目が多く多少の知識も必要で、また上記の揃えなくてはいけない資料の作成などに大変時間と労力を費やされました。

次回の申請時のための備忘録として、またこれからはじめて開局申請をされる方のためになるべく分かりやすく説明していきますが、申請されるVTXの種類により申請内容は多少変わってくるかと思われますのでその辺はご了承ください!

それでは本題に入っていきます。

まずは総務省のサイト『電波利用 電子申請・届出システムLite』からJARDで『技術基準適合の保証書』を取得するために必要な保証用ファイル(ZIP)を作成していきます。

まだユーザー登録が完了してない方は、こちらの記事を参考にまずはユーザー登録を行なってください。

Tiny Whoop FPVへの道!開局申請その① アマチュア無線免許証が届いたら総務省『電波利用 電子申請・届出システムLite』にユーザー登録をしよう!

 

[申請・届出]から[開局申請]へと進みます。

[新たに申請手続きを開始します]を選択し[必要事項の全てを最初から入力]へ進みます。

管轄の総合通信局及び基本情報を入力します。

欠格事由及び個人か社団を選択します。

アマチュア無線免許証番号を入力します。

移動範囲は「移動する」を選択します。

電波の型式並びに希望する周波数及び空中線電力を選択します。

注意
今回申請したZ01カメラ(VTX)の定格出力は25mWですが、こちらの入力は1W固定で問題ないようです!

移動する送信機の台数を入力します。

工事設計書の入力を行います。
今回申請したVTXは技適が取れていないものなのでチェック項目は外し[編集]へ進みます。

発射可能な電波の型式及び周波数の範囲を入力します。

注意
占有周波数帯幅は入力不要です!
系統図にある「17M0」を入力したらJARDの担当者から入力不要との指摘を受けました!

変調方式を入力します。

注意
「リアクタンス変調方式」と入力していましたが、「リアクタンス変調」としてくださいとの指摘を受けました!

終段管・電圧・定格出力を入力します。

MEMO
こちらの入力は『系統図』に記載があると思うのでそちらを参考に入力してください!
注意
はじめ定格出力は1Wを入力していましたが、25mWに訂正してくださいとのご指摘をJARD担当者から受けました!
上記の空中線電力1W固定値入力と勘違いしないようにしましょう!

「送信機系統図」及び「電波法第3章に規定する条件に合致する」項目にチェックを入れ、最初に作成した資料を[追加]をクリックして添付していきます。
必要な資料の添付が完了したら[次へ]へ進みます。

こちらが最後の入力となります。
空中線電力は1Wの固定値で入力します。
免許状受け取り方法は、ご自分のご都合に合う方法を選択してください。
ここまで入力できたら[入力内容保存]をクリックし今まで入力してきたデータを一旦PCに保存します。

MEMO
【shinsei_(作成時の日付)】というZIPファイル(保証用ファイル)がPCにダウンロードされます。

ファイルがダウンロードできたらこの保証用ファイルを使い次にJARDに保証申請を行っていきます。

MEMO
表示された手数料は、このあとのJARDの保証申請により『技術基準適合の保証書』が取れた後に再度総務省での申請時に必要となります。
この時点での支払はまだ必要ありません!

③作成した保証用ファイルを使いJARDに保証願書発行の依頼

次に上記、総務省『電波利用 電子申請・届出システムLite』で作成した保証用ファイルを使いJARDで保証願書の発行を依頼していきます。

JARDのサイトから【STEP2 保証願書の入力】の【開設の場合】へと進みます。

必要事項を全て入力します。

先ほど作成した保証用ファイル(shinsei_(作成時の日付))をアップロードして完了です。

④JARDに保証料の入金

JARDに保証用ファイルのアップロードが完了したら7日以内に保証料の入金を行います。
入金の確認後、JARDでの審査が開始されます。

保証料金や振込先口座は以下のサイトを参考にしてください。

参考 基本保証料のご案内JARD 参考 基本保証業務のご案内JARD

⑤修正依頼があれば申請内容を修正

審査には数日かかります。
修正や訂正が必要な箇所がある場合、JARD担当者から訂正依頼のメールが来ます。

訂正が必要な場合は、作成した保証用ファイルを総務省『電波利用 電子申請・届出システムLite』で読み込み、訂正していきます。
訂正が完了したら再び新しい保証用ファイルを上記の要領でPCに一旦ダウンロードし、この訂正依頼メールに添付して送り返します。

下記は私が訂正を受けた箇所です。


MEMO
上記の保証用ファイル作成の解説では、この訂正依頼を受けて修正後のものを記載しています!

⑥JARDより技術基準適合の保証書(PDF)が送付

修正後、問題がなければJARDよりこのような『技術基準適合の保証書』がPDFファイルで送られてきます。
いやぁ〜長かった!

次は、作成した『保証用ファイル(修正済みのもの)』にこの『技術基準適合の保証書』を加えて総務省での申請の作業に入ります。

現在申請中でまだ結果が出ていないのでそちらは次回ご説明していきたいと思います。

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