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【これからはじめるBetaflight】 Betaflight Configuratorのダウンロード&インストール方法!(Mac / Windows)

Tiny Whoop(ドローン)を飛ばすようになり私もはじめて使うようになったBetaflightなんですが、実際使うとなるとダウンロード&インストールのはじめの部分で躓く方も多いようです。

当ブログでは最近レビューした機体に関してはバインドから飛ばせる状態になるまでの基本的なBetaflight設定をご紹介するようになりました。(お問い合わせが多かったので)

しかし全くはじめてBetaflightを使うという方はPCにダウンロード&インストールの段階で迷われる方も多いようです。

このあたりの解説をしていなかったので今回、Betaflightを使う上で必要となってくるPCソフトBetaflight configuratorのダウンロードからインストールして使えるようになるまでの話を中心にご紹介したいと思います。

このBetaflight configuratorとは何かというと、ドローンに搭載されているFC(フライトコントローラー)に書き込まれているソフトウェア(ファームウェア)を読み書き(変更等)する際に使用するソフトとなります。

このBetaflight configurator上で様々な調整や変更(機体設定など)を行い、その内容をドローン内のFCに書き込み&読み込みする際に使用します。

今回こちらではBetaflightに関してご紹介していきます。
FCで使われているファームウェアにはBetaflightの他、Silverwareに対応したFCもあります。
使用するファームウェアによりその手順も異なります。
Silverwareに関してはこちらで解説しているので参考にしてみて下さい!

【TinyWhoop】Silverwareファームウェアの書き換え手順!(NFE_Silverware)

Betaflight Configuratorのダウンロード&インストール方法、その他基本的な使い方!

まずはBetaflight Configuratorのダウンロードページにアクセスします。
(2020年1月現在の最新バージョンは、10.6.0となります。)

参考 betaflight-configuratorGitHub

ページをスクロールしこちらからダウンロードします。
使われるPC(Mac or Windows)により多少やり方が異なるのでそれぞれの場合を見ていきます。

Betaflight Configurator ダウンロード&インストール(Macの場合)

ダウンロードページにアクセスしMac版を使用する場合、[betaflight-configurator_10.6.0_macOS.dmg]を選択しダウンロードします。

アプリフォルダに移動してインストールは完了です。

Betaflightアイコンをクリックし初回起動時、AppStoreからのインストールではないためMacの場合【開発元を検証できないため開けません】という警告が出るかと思います。

【システム環境設定】から【セキュリティとプライバシー】へと進み、『”Betaflight Configurator”は開発元を確認できないため、使用がロックされました。』と表示されている横の【このまま開く】をクリック。

初回起動時のみ以下の警告が出ますが、以後アイコンをクリックして通常通り起動させることができるようになります。

Betaflight Configurator ダウンロード&インストール(Windowsの場合)

次にWindowsでのインストール方法です。
ダウンロードページにアクセスし、Windows版を使用する場合、[betaflight-configurator-installer_10.6.0_win32.exe]を選択しダウンロードします。

ダウンロードが完了したらファイルをクリックしインストーラーが立ち上がります。
あとは特に問題ないかと思いますので省略します。

インストールが完了し初回起動後、FCに接続(USB接続)するとドライバのインストールが自動的に行われます。
以上で完了です。

Betaflight Configurator日本語化!

Betaflight Configuratorのインストールが完了したら、分かりやすいように日本語化しておきます。

以前のバージョンでは画面右上の【歯車マーク】から言語選択ができました。

最新の10.6.0では画面下に並んだ言語から【日本語】をクリックすることにより日本語化できます。(少し見つけにくいです)

はい、日本語表示になりました!

実際にFCと接続してみる!

Betaflight Configuratorのインストールが完了したら、実際にFCと接続してみます。
Betaflight Configuratorを立ち上げUSBケーブルで機体のFCと接続します。

あとは[接続]ボタンを押せばBetaflightに接続出来ます。
ここから機体の設定をやっていきます。

機体設定に関してはこちらでは割愛させて頂きます。
個別機体のBetaflight設定ページを参考にしてみて下さい!

Betaflightのバージョン確認!

現在使用しているBetaflight ConfiguratorおよびFC内のBetaflightのバージョンを確認してみます。
Betaflight Configuratorを起動すると画面左端のロゴ(BETAFLIGHT)の下にBetaflight Configuratorのバージョンが表示されます。

またFCに接続後は、FC内のファームウェアのバージョンも表示されます。

また【CLIコマンドライン】から[version]入力でBetaflightファームウェアのバージョンを確認する事も出来ます。

Betaflightファームウェアのアップデート方法!

FCに入っているBetaflightファームウェアのアップデートを行うにはDFUモードで立ち上げ接続する必要があります。
新しいファームウェアをダウンロード&FCに書き込む作業となります。
こちらの記事で詳しく紹介しているので参考にしてみて下さい!

【Betaflight】FC(フライトコントローラー)のファームウェアアップデート(変更)の手順!

まとめ!

今回、Betaflight Configuratorのインストール方法を見ていきました。
これでBetaflightを使いドローンの機体設定が出来るようになります。

機体設定以外のBetaflightの使い方に関して追加等あればこちらのページを更新していきたいと思います。

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