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【Happymodel Larva X】外部受信機Frsky xm+増設をやってみる!

最近仲間になった『Happymodel Larva X』くんの受信機(Frsky xm+)の増設作業をやってみました。

私の機体はFC内蔵Frsky D8 Receiver搭載バージョンですが、VTXには200mW出力可能な「Happymodel Diamond VTX」が使われているのでFC内蔵受信機では少し心もとなく、今回Frsky xm+レシーバーを増設しました。

Happymodel Larva Xには、Frsky xm+レシーバー搭載モデルやFrsky R-XSRバージョンも販売されているようなので同様のことをお考えならはじめからこちらのバージョンを購入される方が良さそうですね。

【Happymodel Larva X 100mm】200mW出力&DVR機能付きVTX搭載!外部受信機を増設してやればスペックの高いToothpick機となりますね!

受信機増設にあたり、FC上のIRX1ポートを受信機SBUS入力に使うため、もともとSmart Audioとして使っているTX1ポートをTX2ポートに配線をし直し、Betaflight側のUART設定も少し変更するなどの手間がかかりますが、3セルToothpickの飛びを考えると受信機増設により野外で安心して飛ばせられるようになると思います。

それでは受信機の増設作業、やっていきましょう。

[Happymodel Larva X】外部受信機(Frsky xm+)の増設!

まずはBetaflightからポートを確認してみましょう。
初期状態では、UART1にSmart Audio機能が割り振られています。

そして付属のマニュアルから『Crazybee F4 Pro V3.0 FC』のポートを確認してみます。

IRX1(Inverter for SBUS input)ポートが確認できます。
Frsky xm+のSBUS入力はこのIRX1に接続する必要があります。

しかし初期状態ではUART1にはSmart Audio機能が割り振られているので、これをUART2(TX2ポートに繋ぎ直す)に変更する必要があります。

具体的にはこのような作業手順となります!

  1. IRX1にFrsky xm+受信機のSBUSを接続
  2. 受信機の電源(+5VとGND)をブザー&VTX用のポートから共用して取る
  3. 初期状態でTX1ポートに接続されているSmart Audioの配線をTX2に接続し直す
  4. BetaflightでUARTの割り振りを変更する
  5. バインド作業

最終的にこのような配線になります。

①IRX1にFrsky xm+受信機のSBUSを接続!

まずは受信機の取り付けをやっていきます。
Frsky D8バージョンは標準でこのような状態になっています。(前回ブザーの設置をしています)

Frsky xm+受信機のSBUSをIRX1ポートに接続します。(↓黄色ケーブルを使っています!)

②受信機の電源(+5VとGND)をブザー&VTX用のポートから共用して取る!

次に受信機の電源を確保します。
今回ブザーポートの5V及びVTXのGNDを共用して使うことにしました。

③初期状態でTX1ポートに接続されているSmart Audioの配線をTX2に接続し直す!

SBUSでIRX1ポート(UART1)を使うので、初期状態でTX1ポートに繋がれているSmart AudioケーブルをTX2(UART2)に接続し直します。

受信機の取り付けは以上となります。
キャノピー内に受信機を収めるにはスペース的に厳しいのでフレームに固定する形としました。
そして機体を元に戻し、次にBetaflightの設定に移ります。

④BetaflightでUARTの割り振りを変更する!

次にBetaflightの設定です。
【ポート】タブからUART1のSmart Audioを無効にしシリアル受信をオンにします。
そしてUART2にSmart Audioを選択して保存します。

次に【基本設定】タブの[受信機]項目にシリアル接続受信機(SPEKSAT,SBUS,SUMD)を選択し、シリアル受信プロトコルに[SBUS]を選択。

⑤バインド作業!

次にFrsky xm+受信機と送信機のバインド作業に移ります。
受信機のバインドボタンを押した状態で電源を投入(USB端子に接続)すると受信機がバインドモードに入ります。(赤と緑のLEDが点灯)
あとは通常通り送信機側もバインドモードにしてバインド作業。
今回、D16モードで接続しました。

送信機とのバインドが完了したら、【受信機】のチャンネルマップをAETR1234、RSSIチャンネルをAUX12に設定して完了です!

まとめ!

これでフルレンジレシーバー&200mW出力VTXという構成になりました。
これでようやく屋外で気兼ねなく思う存分飛ばす事ができます。

この作業、非常に手間がかかり面倒くさいので同様のことをお考えの方は外部受信機搭載の機体を購入されるのがいいかと思います!

 

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