11月25日発売 書籍『Arduinoと3Dプリンタでロボットを作ろう』を出させて頂きました!

【Eachine Tyro89】コスパ最強!DIY Toothpickを組んでみる!

Eachine Tyroシリーズの機体はDIYタイプのToothpickとなります。
以前、Tyroシリーズで最少サイズの機体となるEachine Tyro69を組んだことがあります。

【Eachine Tyro69 105mm】ToothpickをDIYするキットが楽しそう!完成機を買うよりお安く自分仕様にカスタマイズや部品取りにも最適!?【付属パーツ紹介】

自分で組み上げる手間がありますが、その分価格はスペックの割にかなり抑えられておりコスパが非常に高い機体となります。
部品取りや自作機のベース機なんかにも適しているかと思います。

現在、機体サイズやセル数などによりTyroシリーズの機体は全7機体がリリースされています。

ホイールベース105mmとなるTyro69よりワンサイズ大きくなるホイールベース115mm 4セル2.5インチサイズのEachine Tyro89を今回組み上げてみました。

この機体構成&スペックで考えると非常に価格設定は抑えられており、こちらもコスパは非常に高い機体になるかと思います。

前回、このTyro89の付属パーツをご紹介しました。
こちらを見て頂けると大体の機体スペックが分かるかと思います。

【Eachine Tyro89】高スペック&低価格なDIY Toothpick『Eachine Tyro89』【付属パーツ紹介】

前回、受信機のストックが無く組むことが出来なかったのですが、ようやく届いたので組んでみたいと思います。

機体を組み上げるためのパーツは全て付属していますが、ご使用の送信機に対応した受信機(今回Frsky xm+を使用しました)に関しては事前に用意する必要があります。

またブザーの設置も可能となっており、取り付けを考えている方はブザーも別途用意する必要があります。

ホイールベース115mmの2.5インチ 4セルToothpickとなり、1204モーター&20A ESCという構成の機体となります。

機体組み上げ後、Betaflight設定をして家の前の広場でホバリングテストまで終えましたが・・・その機体パワーに驚き!
普段飛ばしているToothpickは2.5インチ機が多いため機体サイズは変わりませんが、12系モーターはお初で・・・

もうこのサイズでこのスペック、ぶっ飛ぶ気しかしないのですが・・・
海外のレビューとか見ていると、低価格メガスピード4セル機なんて紹介もされているのも納得です!

Tyroシリーズの機体は他の機体も構成を見て頂けると分かると思いますがスペックが高い!

あまり話題に上がっていない?このTyroシリーズですが、100ドル以下で2.5インチ4セル機が手に入ると考えると非常に魅力的じゃないでしょうか?
そして自分で組み上げる楽しみもありますし。

今回このEachine Tyro89を組み上げていこうと思いますが、マニュアルなど付属していないためどの長さのビスを使えば?など少し手間取った部分もありましたが、あとは簡単なハンダ作業だけなので誰でも問題なく組めるかと思います。

多分1時間あれば組めるかと思いますが、私は3時間ほどかかってしまいました。

サイズの違うビスを使ってしまい途中で「あれ!ビスが足りない?」なんてことや、受信機のSBUS入力使用時にFCの短絡させる箇所がありそれをやっておらずバインドしない?なんてトラブルがありました。

組むにあたり注意点はそれくらいでしょか。
それではサクッと組んでいきましょう。

【DIY Toothpick】Eachine Tyro89を組み上げる!

それでは組んでいきます。
マニュアルが付属していなくEachineサイトにも組み方に関しては特に記載されていないので、最初に簡単に仮組みをやった方がいいかもしれません。

・・・数回組み直し、ようやく把握できたのでブログ用に順を追って組んでいきます。

まずは付属しているビスです。
結構数が多く、サイズも数種類あるので分類した方がよさそうです。

ビス袋は3種類ありますが、同サイズのビスが8本入ったこの袋はペラ固定用となります。
そして一番少ないビス袋は予備ビスとなります。

一番多いビス袋に入ったものがメインとなります。
サイズで分けるとこんな感じ。
ロングサイズのビスは最後にキャノピー固定で使います。

そして残りのビスを[ビス小][ビス中][ビス大]としておきましょうか。

それでは組んでいきます。
[ビス大]を使いモーターを固定(各4本)。

残った[ビス大]2本を使いキャノピーにEOS2カメラを固定します。

次にESCに付属するキャパシタ(電解コンデンサ)とピッグテールをはんだ付けします。
ピッグテールはESC裏側に取り付けた方が固定しやすいです。

そしてフレームにESCを固定します。
[ビス中]を使いHex Spacerをフレームに固定(4箇所)。

MEMO
バッテリーストラップは付属のものを使わず、iFlight製(130×10mm)のものを使いました。
かなりガッチリとマウントできるのでお気に入りです!

そしてM2ナットを使いESCを固定します。

次に受信機の取り付け。
今回、Frsky xm+レシーバーを使いました。
付属の3ピンコネクタをレシーバーに取り付けて完了。(片側のコネクタはカットしました)

そしてSBUS入力を使用する際、FCで短絡させる箇所があります。
私はこれを忘れていてバインドしない?と1時間ほど迷いました!

非常に小さいランドとなりますが、[SBUS][PPM]が確認出来ます。
今回受信機はSBUSでの入力で使用するので、[SBUS]と真ん中のランドを短絡させます。

はんだ作業は以上となります。

一旦動作確認してみます。
FCへの接続は全てプラグ式なので簡単です。
こんな感じですね!
はい、バインドやカメラ映像等問題ないようです。

今回ブザーの取り付けは行いませんでしたが、ブザーポートもあるので取り付け自体は簡単です!

そしてFCの向きに注意し(矢印確認!)キャノピーに[ビス小]3本を使い固定。

VTXは付属するインシュロックでキャノピー後ろに固定します。

あとはロングビス&ゴムスペーサーを使いキャノピーを固定して完了となります。
機体重量は約75gとなりました。(メーカーサイト記載では72g)

最後に!

組み上げ後、Betaflight設定をしてホバリングテストで少し飛ばしてみました。
非常にパンチある機体で驚きました!

現時点で私の手持ち機体の中で一番パワーある機体です。
このサイズの機体で12系モーターはかなりヤバそうですね!

早く飛ばしてあげたいのですが・・・もう外出自粛でまともに飛ばせるのは先になりそうです。
残念〜!

Tyroシリーズの機体はさらに機体サイズの大きいものもあり、普段飛ばされている環境に応じて選択が出来ます。

全てDIYタイプの機体となり組み上げる手間はかかりますがその分価格は抑えられており、どれもコスパは高い機体になるかと思います。

Tyroシリーズの機体はあまり話題に上がっていないような?(どうなんだろう?)気がしますが、ご自分で機体調整等出来るスキルがあれば非常にコスパの高い機体になるかと思います。

そして現在コロナの影響でなかなかドローンを飛ばしに出かけるのも困難な状況ですが、そんな時こそ気晴らしにDIY機組んでストレス発散なんてのもいいんじゃないでしょうか?

コメントを残す