今回はDIYタイプのToothpick、つまり自分でパーツから組み上げていく珍しい機体『Eachine Tyro89』をご紹介します。
まずは、このEachine Tyroシリーズの機体について少しご説明しておきます。
Tyroシリーズの機体は、DIYタイプの機体となっており完成機と違いパーツから組み上げていく必要がありますがその分、機体スペックの割に非常にリーズナブルな価格で販売されています。
最小となるホイールベース105mmの2.5インチToothpick Tyro69から280mm 7インチのTyro129まで数種類リリースされています。
ドローンをやられている方はみなさん機体をカスタマイズさせたり自作機を組んだりするのが好きだと思いますが、そんなDIY好きの方にオススメな機体となります。
機体スペックの割に価格が非常に安くコスパが高い機体となり、DIYタイプの機体なので部品取りにも適しており、自作機を組む時のベース機なんかにもいいと思います。
今回、このTyroシリーズの機体でホイールベース115mm 2-4セルに対応した2.5インチToothpick『Eachine Tyro89』をご紹介します。
非常に長くなりそうなので今回は、Tyroシリーズの機体についてと付属パーツに限定してご紹介したいと思います。
DIY Toothpick『Eachine Tyro89』
今回ご紹介しているのは、ホイールベース115mm 2.5インチ4セルToothpick『Eachine Tyro89』となりますが、このTyroシリーズの機体はスペックやサイズにより数種類の機体から選ぶことが出来ます。
全てDIYタイプの機体となっています。
調べてみるとTyroシリーズの機体は現在のところ全7種類リリースされているようです。
まずはTyroシリーズの機体を少しご紹介しておきます。
自分のスキルや飛ばせる環境などで選べるのがいいですね!
機体サイズやスペックで選べるEachine Tyroシリーズ
まずはTyroシリーズで最小サイズとなるホイールベース105mm 2-3セルに対応した2.5インチToothpick『Eachine Tyro69』。
こちらは既にレビューしているのでこちらを参考にしてみて下さい。
Eachine Tyro69 105mm F4 OSD 2.5 Inch 2-3S DIY FPV Racing Drone PNP w/ Caddx Beetle V2 1200TVL Camera
次にホイールベース140mm 2-4セル対応3インチ機『Eachine Tyro79』。
そして今回ご紹介しているホイールベース115mm 2-4セル対応2.5インチ機『Eachine Tyro89』。
ホイールベース210mm 3-5セル対応5インチ機『Eachine Tyro99』『Eachine Tyro109』。
ホイールベース250mm 3-6セル対応6インチ機『Eachine Tyro119』。
そして最後に、ホイールベース280mm 3-6セル対応7インチ機『Eachine Tyro129』。
現在リリースされているTyroシリーズの機体を見ていきましたが、どれもDIYタイプの機体となるので組み上げる手間はありますがスペックの割に価格は非常に安くなっています。
この価格なら部品取りにも適しており、また自作機を組む時のベース機なんかにもいいと思います。
Eachie Tyro89 付属パーツ!
こちらが同封されている全パーツとなります。
結構多いですね!
一応、完成するとこんな感じの機体になる予定です!
少しメインとなるパーツを見ていきましょう。
こちらがFCとESC。
ESCは2−4セルに対応した20A ESCとなり、モーターとの接続はプラグ式となっています。(Tyro69でははんだ付けでした)
モーターは1204 6000KV、2−4S対応モーターとなります。
カメラはCaddx Turbo EOS2、VTXは25mW出力となります。
このカメラに関しては好みで分かれるところだと思いますが、私は野外機は全てこのカメラに統一させているのでこれはありがたい。
またアスペクト比は4:3タイプのものとなっています。
完成機で搭載されているEOS2カメラは16:9のものが多いですが、個人的に見にくく・・・
毎回4:3タイプのEOS2に交換していたので、これもありがたい!
そしてVTXなんですが、出力は25mWのみとなります。
ここが唯一残念なところでしょうか?
この機体スペックですから、25mW出力VTXってのは!
飛ばしてみないと分かりませんが・・・いや、やはりこのVTXでは心もとないような気がします。
これは200mW出力VTXなどに変更した方がよさそうですね!
完成後(組み上げ後)の機体重量は約72gとなるようです。
最後に!
2.5インチサイズの4セルToothpickで1204モーター&20A ESCという構成ですが、もうこのサイズでこのスペック・・・ぶっ飛ぶ気しかしないのですが・・・
海外の方のレビューとか見ていると、低価格メガスピード4セル機なんて紹介もされていました!
そうなんです、Tyroシリーズの機体は他の機体も構成を見て頂けると分かると思いますがスペックが高い!
Tyro69は昨年の夏に組んだのですが、ちょうどToothpickというものを飛ばしはじめた頃で機体パワーについていけずで・・・最近ようやくRatesを絞ってまともに飛ばせるようになりました。
あまり話題に上がっていない?このTyroシリーズですが、100ドル以下で2.5インチ4セル機が手に入ると考えると非常に魅力的なTyro89です。
そして自分で組み上げる楽しみもあります!
いつもながら、Frsky xm+レシーバーのストックがなくなってしまいレシーバー待ちとなっていますが・・・届いたら早速組んでみて、あらためてご紹介できたらと思います。
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