普段ドローンのリポバッテリーのチェックで使っているiSDT BG-8Sバッテリーチェッカーなんですが、最近になりPWMやS.BUS信号の測定(計測)なども出来ることを知りました。
受信機やPWM信号をバッテリーチェッカーに直付けでチェックが出来るというのは何気に便利な機能です!
S.BUS信号はBetaflightに繋げればスティックのポジションとして確認できるわけですが、機体破損等で何かしら不具合が生じた場合などFC側の問題なのか受信機側の問題なのか切り分け出来たりと使い方次第で便利に使えそうです。
またPWM信号を通常のドローンで使うことはあまりないですが、トライコプターって言うのでしょうか?3つのペラで飛ばすドローンではお尻のペラ(モーター)にサーボモーターを使い舵を切るような構成になっているようですが、そのような機体を飛ばす方にもサーボモーターのセンターポジションを測ったりと便利に使えそうです。(Betaflight側で出来るのでしょうが)
このBG-8SはUSB機器への給電が出来たりと便利なバッテリーチェッカーだとは思っていましたが、新たな機能を発見し(遅すぎる!)やっぱり便利なバッテリーチェッカーですね!
海外の動画では紹介されている方もいましたが、接続方法や駆動電圧など解説されているものがなかったので(簡単すぎるからかな?)、このBG-8SでSBUSやPWM信号の計測方法を残しておこうと思います。
【iSDT BG-8S】SBUSやPWM信号の計測方法!
まずは簡単にこのiSDT BG-8Sをご紹介。
ドローンで使うリポバッテリーなどのバッテリーチェッカーとなりますが、各セル間電圧を測定したりセル電圧のバランスが崩れた時にそれを整える(セル電圧を揃える)機能があります。

またUSB機器への給電機能も付いているので結構便利なバッテリーチェッカーとなります。

そしてSBUSやPWM信号の測定機能も搭載されています。
いつも使っている時にメニューにこの項目があるのは知っていたのですが、接続方法がiSDT公式サイトでも記載されていなかったのでよく分からず(試したことはあったのですが)・・・そのまま放置していました。
分かっちゃえば簡単なことなんですが、どうやらBG-8Sは5V給電でなければ起動しないようです。
1Sバッテリーの電圧も測れないかと以前試したことがありましたが、1Sの4V前後の電圧では起動することが出来ない仕様となっています。
S.BUS信号の計測方法!
まずはS.BUS信号の計測方法です。
とは言っても接続方法さえ分かれば非常に簡単です。
受信機を直付けする場合、このような接続になります。
バランス端子の端からGND、Vcc(5V)、SBUS信号線の順でBG-8Sに繋げれば完了です。
安定化電源等で5Vの電源が取れれば直付けでSBUS信号の計測ができます。
接続が終わればメニュー画面から[Receiver Tester]⇒[S.Bus]を選択すると信号を計測できます。(もちろん送信機とバインドして下さいね!)
簡易的にチェック出来るのは便利ですね!
また次のPWM信号の計測も接続方法は同じとなるのでこのようなケーブルを作っておくと便利ですよ。
PWM信号の計測方法
次にPWM信号の計測方法です。
PWM信号を使うのはラジコン飛行機やドローンでは先述したトライコプターでサーボモーターを使っている場合などだと思いますが、PWM信号の計測も出来るので使う方によっては重宝するのではないでしょうか?
接続方法は先程のSBUS計測と同じ。
バランス端子の端からGND、Vcc(5V)、PWM信号線の順で繋げるだけです。
接続はこんな感じとなります。
PWM信号はFCやArduinoなどのマイコン、また受信機の信号をPWM変換するアダプターなどから取ると思いますが、GND部分を共通にすることにより計測することが出来ます。
後は同様にメニュー画面から[Receiver Tester]⇒[PWM]を選択すると信号を計測できます。
最後に!
接続方法さえ分かれば非常に簡単でしたね!
あと駆動電圧が5V必要なのがポイントとなるようです。
簡易的に計測できる機能となりますが使い方次第で活用できると思います。





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