最近2セルWhoopを飛ばすようになり、それに伴いバッテリーの充電環境も徐々に整えています。
また、私の手持ちの機体ではBeta85X HDやFullSpeed TinyLeader HDでは3セルでの飛行も可能となっており、リポバッテリーの管理など今まで以上に気にかけるようになりました。
多セルのバッテリーを扱うようになり各セルの電圧チェックができるこのような簡易バッテリーチェッカーを使っていました。
バッテリーの各セル間の電圧を簡単にチェックでき便利なんですが、チェックした後の対処(セル間電圧のバランスのズレ)までは対応できず、今回スマートバッテリーチェッカー『iSDT BG-8S Smart Battery Checker』を導入してみることに。
非常にコンパクトなのにこれ1台でバッテリーチェッカー、バランサー、USB機器への給電、受信機信号のチェックと1台4役をこなしてくれ1台持っていると大変役立ちます!
iSDT BG-8S Smart Battery Checker
付属品は、バッテリーチェッカー本体とストラップ、液晶保護フィルム、iSDTステッカー、マニュアルが付属します。
まずは外観を見ていきましょう。
片手にスッポリ収まりコンパクト。
側面にXT60端子およびバランス端子があります。(8セルまで対応)
このXT60端子は、BattGOに対応しており対応バッテリーを接続するだけで各セル電圧に加え使用回数等の情報を見ることが出来るようです。
反対側にUSB端子(USB機器への充電用)とMicro USB端子(本体アップデート用)があります。
本体上部のこの3つのスイッチで選択&決定します。
まずは本体設定項目。
いろいろありますが設定自体は非常に簡単なのでここでは割愛させていただきます。
①バッテリーチェッカー機能!
バッテリーのバランス端子を接続し各セルの電圧をチェックすることができます。
画面左には、合計電圧やセル間の電圧差(高い電圧のセルと低い電圧のセルの差)、バッテリーのセル数、容量(%表示)が表示されます。
またBattGO対応スマートバッテリーの場合、バランス端子に繋がなくてもXT60端子への接続で各セルの電圧や充電回数等の表示ができるようです。
②バランサー機能!
次にバランサー機能です。
この機能が非常に便利でありがたい。
バランス端子にバッテリーを接続後、[Cells Balance]を選択しStartでバッテリーの各セルの電圧を整えてくれます。
バッテリーの一番高い電圧のセルと低い電圧のセルがオレンジ表示されます。
バランサー機能実行後、数秒で省電力モード(液晶表示が消えます)になり画面上のLEDが緑色に点滅します。
セルの電圧が整うとブザーがなり終了を知らせてくれます。(数分かかります)
1mV単位で電圧が調整され精度は非常に高そうです!
Whoopを飛行後、バッテリーのセル電圧のバランスの崩れを簡単にチェック&調整でき非常にありがたい機能です。
飛行後はバッテリーチェックをこまめに行うようになりました。
③USB機器への給電!
スマホなどUSB機器への給電もできます。
野外で使用の際、何気に役立つ機能です。
リポバッテリーをXT60端子へ接続後、[ USB Charge]を選択しStartで給電が開始されます。
出力は最大で12V2Aで、QC2.0/3.0にも対応しています。
過放電防止の為、低電圧アラートを設定できます。
この設定は、XT60端子のみ接続の場合はバッテリー全体の電圧値を設定。
また、バランス端子も接続している場合は各セルの電圧値を設定するようになっています。
④受信機の信号チェック!
最後に、レシーバ(受信機)のシグナルをチェックする機能も備わっています。
私の環境では確認する手段がなかったので概要だけご説明。
PWMやPPM、SBUSなど複数のプロトコル解析をサポートしているようです。
今後ファームウェアのアップデートにより多くのプロトコルがサポートされるようですが、現時点での私のスキルでは?状態なので、今後使う機会があれば追記したいとおもいます。
まとめ
軽量&コンパクトで多機能、1台持っていると何かと役立つバッテリーチェッカーです。
購入後、手持ちのバッテリーでセル電圧のバランスが崩れているものをチェックし整えました。
同様に飛行後のバッテリーチェックがバッテリーの寿命およびリポバッテリーを扱う上での安全性へとつながると思います。
こまめなチェックを心がけ、また簡単にその作業が出来る『iSDT BG-8S Smart Battery Checker』、超便利です!
何より直感的で簡単に操作できるiSDT製品、とても気に入りました!
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