アマチュア無線の免許取得&開局申請を完了しWhoopをFPVで飛ばすようになり半年余りが経ちました。
Whoopの進化はほんとに早く、昨年後半あたりからBeta75XやMobula7、TRASHCANなど各社話題の2S気を投入してきています。
最近では、BETAFPVが2〜4Sまで対応したBETA85Xを発売するなどWhoopの進化は止まりません!
私の手元にもBeta75XやBeta75 Pro2、Beta65 Pro2と2S機がいつの間にやら3台にも!
もうWhoopも2Sが当たり前で3Sや4Sの時代がもうそこまで来ている感じすらします。
しかしバッテリー環境を多セルに移行するのは結構大変で、また1S機もまだまだ飛ばしていることから今は1S×2本⇒XT30変換プラグを作成し、1Sバッテリーと2Sバッテリーを併用して2S機を飛ばしています。
しかし2S機を飛ばすにはやはり高出力が得られる2Sバッテリーで飛ばしたいし、これからWhoopやドローンをやっていく上で遅かれ早かれ多セルバッテリー運用の環境を考える必要があるので、今回思い切って充電環境を整えてみました。
今回ご紹介するのは『iSDT D2』充電器。
出力側(充電側)がデュアルチャンネルとなっており、同時に独立した2系統で並行して充電できるというスグレモノ。
手元にある2Sバッテリーで説明すると、BETAFPV 350mAh(7.4V Lipoタイプ)とGNB 300mAh(7.6V HVタイプ)。
このように容量やバッテリータイプ(HVタイプやLipoなど)が異なるバッテリーでも独立した2系統で同時に充電してやることができます。(もちろんセル数が異なる場合も可能です)
これがめちゃ便利!
また他のiSDT製の充電器は入力側がDC入力(直流)となっているため、室内でコンセント(AC)から給電する場合にはACアダプターや安定化電源等を別途用意する必要があります。
このiSDT D2には本体内にACアダプターが内蔵されているためコンセントに差し込むだけで簡単に使用することができます。
異なる2系統での充電ができACアダプター内蔵でコンパクトなので室内据え置き型のドローン充電器としてオススメです!
200W 24Aデュアルチャンネル対応充電器『iSDT D2』
まずはメーカーが公表しているスペックはこんな感じです。
iSDT D2 200W 24A AC dual-channel output smart battery balance charger
★商品スペック★
入力電圧:AC100-240V
充電電流:0.1-12.0A * 2
放電電流:0.1-3.0A * 2
最大充電容量:200W
最大放電容量:5W * 2
電流バランス:1A /セル* 2
バランスセル:2-6S * 2
サポートされているバッテリータイプ:
Life / Browse / LiPo / LiHv (1-6S)
NiMH / Cd(1-16S)
Pb(1-12S)
表示:2.4インチ 320×240 IPS LCD
動作温度:0〜40°C
保管温度:-20〜60℃
サイズ:120x1080x70 mm
重量: 510g
パッケージ内容:
1×ISDT D2チャージャー
1x AC入力ケーブル
現在販売されているiSDT D2充電器は、10Aから12A(2系統24A)のものにアップグレードされているようです!
内容物は、iSDT D2充電器本体とマニュアル、iSDTステッカー、画面保護フィルム、ACケーブル(EUプラグ)と変換プラグとなっています。
ACケーブルはEUタイプのものが同封され変換プラグも付属するので問題なく使えます。
私はコンセント周りをスッキリさせるため別途AmazonでACケーブルを購入しました。
国内で販売されているiSDT D2充電器にはおそらくUSタイプのACケーブルが付属していると思いますがお値段が少々お高いので、Banggoodで購入の際はこちらのUSタイプのACケーブルを一緒に購入するのがいいかもしれませんね。
iSDT D2充電器本体は非常にコンパクトでビックリ!
75mm Whoopとほぼ同じ大きさです。
まずは前面にある充電端子を見てみましょう。
充電端子はXT60タイプのプラグとなっておりその横に6Sまで対応のバランス端子があります。
これが左右2系統(独立)配置されています。
現状私の環境では2S以上のバッテリーを持っておらず2SバッテリーではXT30プラグが採用されている為、充電にはXT60プラグからXT30への変換コネクタが必要になってきます。
この変換コネクタはBanggoodさん等でも安く売られていますが、iSDT PC-4860パラレルボード使用にあたり最適な長さにしたかったので私は自作してみました。
そして側面にはUSB端子とファームウェアアップデート用の端子があります。
USB機器への充電は5V2A出力が可能となています。
またiSDT D2充電器本体ファームウェアのアップデートには、こちらの「iSDT SCLinker Firmware Upgrade Cable for SC-608/SC-620」が別途必要となります。
こちらも次回詳しく紹介したいと思います。
後面にはACケーブル端子(メガネプラグ)と大きなファンが2つあります。
底面には、奥に見える赤いヒートシンクが配置されています。
そして上面のメイン部分です。
右側のジョグダイヤルで設定等の操作を行い、下の①番と②番スイッチで独立した充電チャンネルを切り替えます。
カラーで画面も綺麗で見やすいです。
実際に2系統を使い異なる容量&タイプ(LipoとHVタイプ)のバッテリーを充電してみました。
また、ゴーグルで使用しているリチウムイオン電池への充電も2系統あるので同時に充電できます。
充電状況等、カラー表示で現在の状況も把握しやすくなっています。
この辺りの充電方法等も次回詳しくご紹介したいと思います。
紹介が非常に長くなりそうなので、今回はiSDT D2充電器のさわり部分をご紹介させてもらいました。
現在、iSDT PC-4860パラレルボードを2台使い8本のバッテリーを同時に充電できる環境で使用しています。
デュアルチャンネルで異なるバッテリーを同時に充電できるのが非常に便利で、またACアダプター内臓でコンパクト!
部屋に据え置くドローン用の充電器としてオススメです!
現在の私の2S Whoop環境では少しオーバースペック感があります!
いろいろ充電器を調べてみるともっと価格の安い1〜2S対応の充電器なども販売されています。
しかし既にBETA85Xなんていう4Sまで対応したWhoopが出てきた以上、各社3S機や4S機を投入してくるのもそう遠くない話だと思います。
また近い将来飛ばしてみたいと考えているレース機なんかにも対応出来る充電器となっており、今後セル数アップに伴い充電器もまた買い換えるって考えると、スペックの高いものを揃えておいた方がトータルコスト的にはお得になってくるかと思います。
今回iSDT製の充電器をはじめて使ってみましたが、非常に分かりやすく使いやすいので野外用にさらにコンパクトなiSDT Q6 Pro充電器なんかも検討視野に入れています!
まぁともあれ、これでようやく2S Whoopを気兼ねなく飛ばせる環境が整いました。(まだ進行形ですが)
あとは練習あるのみですかね!
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