11月25日発売 書籍『Arduinoと3Dプリンタでロボットを作ろう』を出させて頂きました!

【URUAV UR85】外部受信機Frsky xm+増設をやってみる!

野外Whoop練習機は85mmフレームサイズの機体が大好きでよく飛ばしています。
65mmや75mmサイズの機体では多かれ少なかれWash outの発生が気になりますが、不思議と85mmサイズの機体ではそれがかなり抑えられる印象です。

Toothpickではほぼ気にすることはないのですが、Whoop形状の機体ではやはりWash outは気になります。

トリック飛行の練習には、Toothpickを使うとまだまだ私の腕では機体の破損が避けられません。

そんなことでガンガン攻められる練習機にはWhoop形状の機体が私には好ましく、85mmサイズの機体ではWash out等の挙動が出にくいことから練習機としてこのサイズのWhoopをよく飛ばしています。

そして最近仲間になったURUAV UR85がフレームの破損からようやくスペアフレームが到着し練習機として復活しました。
私のUR85は、HD機ではなくノーマルバージョンのUR85となります。
そして前回、ノーマルバージョン標準の0805モーターを1102モーターに載せ替えその飛びを確かめてみました。

【URUAV UR85】85mmサイズのWhoop練習機としてUR85(ノーマルバージョン)の構成を考えてみる!

普段飛ばしている機体で言うとBeta75Xを85mmフレームに載せ替えた機体が非常に安定感があり個人的に飛ばしやすいのですが、これに近い感じですかね。

【BETAFPV】Beta75Xを85mmフレームにサイズアップ!

さらに言うと3セル機Beta85Xよりも重量が軽い分、加速も高くスピードも出ます。

2セル超安定機Beta75X改に重量感ある飛びのBeta85X、そして加速&トップスピードが速いUR85(1102モーター)とそれぞれ個性が違う85mm Whoopが出来あがりました。

UR85に関しては、おそらく機体重量に対してモーターパワーが高すぎるためさらに調整等必要ですが、今回は外部受信機Frsky xm+を増設させてあげました。

野外機はFC内蔵の受信機では少し心許ないので基本的に全ての機体で受信機を増設しています。
上記3機を飛ばし比べてみると、FC内蔵の受信機ではRSSIが50位まで下がってしまう距離でも受信機を増設した機体では90台を維持していたり、やはり安心感が違います!

最近では購入時にFrsky xm+など受信機搭載モデルを選択できる機体が増えてきました。
野外機で2セル以上の機体にはもう標準で付けてもらいたいものです。
ましてやUR85は3セル機なので個人的にはもう受信機を増設させない理由が見つからない!(個人的な意見です)

と言うことで、今回UR85くんにFrsky xm+受信機作業をやっていきます。

【URUAV UR85】外部受信機Frsky xm +増設する!

受信機の増設作業に入る前に現在のUR85のカスタマイズ個所を見ておきます。

STEP.1
ロスト防止 ブザーの取り付け!
STEP.2
モーター変更!
そして前回、標準の0805モーターを1102モーターに変更をしました。
標準の0805モーターで問題があるわけではなく、これは私が普段飛ばしている85mm Whoopと同じ感覚で飛ばしたかったと言うのが大きな理由なんですが、結果的にいい感じで飛んでくれています。

かなりスピードは出ます。
3セルBeta85Xと比べると機体重量が軽い(約20g)ので加速も速く、トップスピードも出ます!
Beta85Xは練習機としてよく飛ばしていますが、この機体の感覚で飛ばすと機体重量が軽くモーターパワーがあるので機体が浮いてしまう感じです。

このあたり調整の必要がありますが、かなりポテンシャルの高い機体となりそうです。
手をかけると飛びが面白いほど変わってくる、このあたりさすがURの機体って感じですかね!

【URUAV UR85】85mmサイズのWhoop練習機としてUR85(ノーマルバージョン)の構成を考えてみる!

で今回は受信機の増設作業です。

UR85で使われている『Crazybee F4 Pro V2.0 FC』のポートを付属のマニュアルで確認してみます。
IRX1(Inverter for SBUS input)というポートが確認できます。
このポートがFrsky xm+レシーバーのSBUSを入力するポートとなります。

そしてBetaflightから現在割り振られているポートを確認してみましょう。
初期状態では、UART1にSmart Audio機能が割り振られています。
今回受信機増設によりIRX1ポートはSBUS入力で使うので、このSmart AudioをUART1から別のUART2に割り振り直す必要があります。

具体的には今回このような作業手順でやっていこうと思います。

受信機増設手順!
  1. IRX1にFrsky xm+受信機のSBUSを接続。
  2. 受信機の電源(+5VとGND)を確保。
  3. 初期状態でTX1ポートに接続されているSmart Audioの配線をTX2に配線し直す。
  4. BetaflightでUARTの割り振りを変更する。
  5. バインド作業。

①IRX1にFrsky xm+受信機のSBUSを接続!

まずは受信機の取り付けをやっていきます。
Frsky xm+受信機のSBUSをIRX1ポートに接続します。(黄色ケーブルを使っています!)

②受信機の電源(+5VとGND)を確保!

次にFrsky xm+受信機の電源を確保します。
LED_STRIP用の5VとGNDが空いているので今回こちらに接続しました。


MEMO
UR85はWhoop_VTXを使っており、カメラやFCへの接続がプラグ式となっています。
それに合わせ、メンテナンス等やりやすいように受信機もプラグで抜き差しできる形としてみました。

③TX1ポートに接続されているSmart Audioの配線をTX2に接続し直す!

受信機のSBUS入力でRX1ポート(UART1)を使うので、初期状態でTX1ポートに繋がれているSmart AudioケーブルをTX2(UART2)に接続し直します。

受信機の取り付け作業は以上となります。
受信機の設置はFCの下やFCの上、キャノピー内と設置スペースには余裕があります。
メンテナンス等しやすいように今回はキャノピー内のVTXの上に設置し、プラグで取り外し出来る形としました。
そして前回取り付けたブザーもプラグに交換しました。

次にBetaflightの設定に移ります。

④BetaflightでUARTの割り振りを変更する!

次にBetaflightの設定です。
【ポート】タブからUART1のSmart Audioを無効にしシリアル受信をオンにします。
そしてUART2にSmart Audioを選択して保存します。

次に【基本設定】タブの[受信機]項目にシリアル接続受信機(SPEKSAT,SBUS,SUMD)を選択し、シリアル受信プロトコルに[SBUS]を選択します。

⑤バインド作業!

次にFrsky xm+受信機と送信機のバインド作業に移ります。
受信機のバインドボタンを押した状態で電源を投入(USB端子に接続)するとFrsky xm+受信機がバインドモードに入ります。(赤と緑のLEDが点灯)

あとは通常通り送信機側もバインドモードにしてバインド作業。
赤LEDが点灯すればバインドは完了です。

送信機とのバインドが完了したら【受信機】タブから、チャンネルマップをAETR1234、RSSIチャンネルをAUX12に設定。
これでBetaflightでの設定は完了です。

まとめ!

これでフルレンジレシーバー&200mW出力VTXという構成のUR85になりました。
これで野外でも気兼ねなく思う存分飛ばす事ができます。

これで85mm Whoop練習機がまた1つ増えました!
もう少しイジってあげたい所がありますが、それはまた別の機会に。
URシリーズ、やっぱりいいですね!

URUAV UR85 / UR85HD BUSHIDO 85mm Crazybee F4 PRO 2-3S Whoop Cinewhoop FPV Racing Drone

 

クーポンコード:28RC
適用後の価格:$79.56
限定数:200
利用期限:〜12/31

クーポンコードをコピー

コメントを残す