ようやく来ました『Emax TinyhawkS』、なかなか来なかったんだよなぁ!
とここでEmax Tinyhawkって1セルの白色バージョンと2セルまで対応した黒色バージョンがあります。
今回ご紹介している2セル版の黒色の方は名前に『S』が付いて『TinyhawkS』ってなってるんですね。
恥ずかしながらこれ知らなかった!
白いEmax Tinyhawkと言えば1セルでもパワフル&長時間飛行が可能な機体でこちらでも何度も紹介してきました。
フレームの構造が独特で非常に丈夫なため、そうそう壊れる事はなく、また形状によりよくあるモーターの端子部分や根本からケーブルが切断なんて事が起こらなくガンガンぶつけられる練習機にはオススメだよーなんてご紹介してきました。
私もその丈夫さゆえ、AngleモードからAcroモードへ移行の際に野外はMobula7、室内ではTinyhawkみたいな練習をやっていました。
そして2セルまで対応したこの黒色のTinyhawkSくんのご紹介です。
もう既に持ってる方多いと思いますが、飛ばしやすくよく飛んでくれ飛行時間が長い!
最近2セルToothpick『Emax Tinyhawk Freestyle』がかなり気に入りフルカスタマイズをして楽しんでいます。
Tinyhawkと名が付くものはどれも飛ばしやすく飛行時間が長い印象です。(かってな感想です!)
私みたいな初心者の方でも飛ばしやすく安心して飛ばす事ができる機体だと思います。
最近では3セルや4セルToothpickなんかも飛ばすようになりましたが、自分の環境ではなかなか思う存分飛ばせる場所が少なくいろいろ悩んでおりましたが、結果としてまたUS65やTinyhawkなどこのサイズのWhoopが非常に楽しくなってきております。
この機体もこれから寒くなるこの季節、室内でも楽しめる機体を何機か確保しておこうと思ったのも大きな理由なんですが・・・
そして1セルのTinyhawkの時もそうでしたが、この2セルバージョンのTinyhawkSも独特な形状(構成)なので、自作しておいたら非常に便利な電源周りのアイテムがあります。
このあたりもご紹介しながら今回機体構成をチェックしていきたいと思います。
2セル対応『Emax TinyhawkS』
いつものEmax専用ケースに入ってご到着。
ずっと1セルの白色Tinyhawkくんを飛ばしてきたので黒色バージョンにはじめ違和感を感じましたが・・・うん、すごくカッコいい!
機体サイズも1セルTinyhawkと同じですね!
使われているフレームの構造も違いが分からないので・・・同じです。(バッテリーホルダー部分は少し変更されています)
付属品!
まずは付属品を見ていきましょう。
予備ペラ1組(4枚)にUSBバッテリーチャージャー、1セルHV450mAhバッテリー1本、2セルHV300mAhバッテリー1本、バッテリーマウント用ゴム予備(2本)、予備ネジ、ドライバー、マニュアル等が付属しています。
USBバッテリーチャージャーは、1セルバッテリー3本に2セルバッテリー3本が同時に充電できる仕様です。
そしてこの警告事項が書かれた紙。
2セル飛行時はPID Profile2やRate Profile2を使ってなど書かれていますが、これは次回Betaflight設定の際にご紹介したいと思います。
機体外観チェック!
モーターが下向きに配置された独特な形状です。
丈夫なフレームなのでガンガンぶつけてもそうそう折れることはないと思います。
1セルTinyhawkの方は半年ほど飛ばしてきましたがまだ現役フレームです。(少し折れてる箇所ありますが)
モーター固定方法が独特でケーブルもフレーム内に収まる構造なので、ブラシレスモーターで頻繁に起こるプラグ部分や根本部分に衝突等の負荷がかかりにくいのでケーブル切断が起きにくい構造となっています。
ガンガンぶつけても壊れにくい、練習機には非常にありがたい!
後ろにBetaflight設定用MicroUSB端子とVTX調整スイッチがあります。
ペラは標準で4枚羽のものが使われています。
1セル版の方では標準で3枚ペラが使われていましたが、3枚ペラではタートルモードが使えず4枚ペラに交換していました。
標準で4枚ペラが使われておりタートルモードが使えるのもいいですね!
で問題はこのペラが非常に外しにくい!
唯一の不満点と言ったところでしょうか。
1セルTinyhawkの時も書いたのですが、あまりにも外しにくいので専用のペラ外しレンチ作って欲しいところなんですが・・・あるのか?
そしてモーターは、0802 15500KVモーターが使われています。
機体重量は約29.4g、2セル機と考えると軽いですね!
付属1セルバッテリー込みで約41.6g、付属2セルバッテリー込みで約45.0gとなります。
バッテリーは2ヶ所のゴムバンドで固定する構造となります。
いろんなサイズのバッテリーが使えるのでマウント方法としてはいい感じです。
ピッグテールは1セルバッテリーでお馴染みのJST-PH2.0プラグとなります。
また付属の2セルバッテリーはXT30プラグではなくこのタイプのものとなっています。
2セルバッテリーでこのようなプラグのものがあるんですね、私ははじめて見ました。
また後述する変換プラグを作成すれば非常に便利になります。
内部構成チェック!
機体を解体し内部構成を見ていきます。
機体底面の4ヶ所のネジを外すだけなので簡単です。
FCをフレームから少し持ち上げモーターを外すのですが、モータープラグが接着剤?みたいなもので固定されていました。
すぐに外れますがブザー取り付けやフレーム交換等の場合以外は外さない方が良さそうです。
機体を戻す時に最後にフレーム上面からモータープラグを挿したのですが、フレームの構造上なかなか挿しにくくプラグの金属部分先端が曲がってしまい・・・めんどくさい思いをしました。
カメラは600TVLのこれも独特な形状のカメラが使われています。
Tinyhawkシリーズではお馴染みのカメラですね。
フレームにあるクボミ部分に差し込む形で固定し、2ヶ所のクボミで少しですがカメラ角度調整も出来ます。
次にFCですが、これもTinyhawkシリーズで使われている独特な形状となっています。
5A ESCが一体となったAIOタイプのFCに25mW出力VTXが固定されています。
電源部分にはキャパシタも取り付けられています。
ブザーポートもちゃんとあり、今回取り付けたかったのですがブザーのストックがなく・・・また次回にでもやってみます。
またSBUSポートもあるので、Frsky xm+レシーバーなどの増設も可能となっています。
カメラもプラグ式となっているので、こちらもCaddx Turbo EOS2カメラやRunCam Nano2カメラなんかへのカスタマイズも簡単です。(マウントの問題がありますが)
さらに固定されているVTX(はんだ付けされています)を外して出力の高いVTXにカスタマイズなんて事もできます。
機体内に上手く収まるかは別として、同FCを使っているTinyhawk Freestyleは上記構成にフルカスタマイズさせています。
バインドボタンはFC裏側にあります。(機体をバラさなくてもピンセット等を使えば押す事は可能です)
内部構成は非常に簡単なものとなっていますね!
作成しておくと大変便利な変換プラグ!
以上、構成を見ていきました。
そして先程も説明しましたが、付属の2セルバッテリーが独特?(一般的にあるのかな?)なプラグのため、2セルバッテリーでよく使われているXT30プラグへの変換コネクタを作っておけば手持ちのバッテリーが使えて便利です。
XT30プラグ(オス型)にJST-PH2.0(オス型)を接続した簡単なもの。
これで手持ちの2セルバッテリーが使えるようになります。
また1セルバッテリー×2本を直列で2セルでも飛ばせるようにこんな変換プラグもあると便利です。
そもそもピッグテールをXT30プラグに交換して2セル専用機なんて事も考えていましたが、Tinyhawkシリーズは1セルでも飛ばしやすくよく飛んでくれるので、上記変換プラグ作成で飛ばすことにしました。
まとめ!
『Tinyhawkと名の付くものに失敗なし』なんて勝手に思っていますが、よく飛んでくれ飛ばしやすいです。
個人的には壊れにくく丈夫な構造となっているので初心者の方の練習機としてオススメしたいです。(決して初心者機という訳ではないですよ!2セルでぶっ飛びます!)
私の場合、Whoopをはじめた当初はEachine E011やEachine US65なんかを壊しまくりました。
そして慣れてくると今度はAcroモードでの練習や1セルから2セルWhoopへの移行となってくるかと思いますが、これまた壊しまくりで・・・
そんなこんなを考えると、はじめたばかりの方の練習機としてオススメしたいですね。(ちとパワーあり過ぎますが)
慣れた方なら2セルで安定&かっ飛びWhoopとして楽しめるかと思います。
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