最近かなりお気に入りのEmaxの機体、Tinyhawkシリーズ。
Toothpickでいうと『Emax Tinyhawk Freestyle』は完全にハマってしまいフルカスタマイズさせて大満足しております!
そして今回はWhoop形状の2セル機『Emax TinyhawkS』の話です。
コイツもよく飛んでくれWhoop形状でフレームがかなり丈夫なのでToothpick形状の機体よりも攻めた練習が出来るので重宝しています。
Tinyhawkシリーズ、ほんといいですね!
デフォルト状態での機体重量は約30gと2セル機としては軽量にまとまっています。
室内1セル機としても飛ばしやすく構成的には問題ないのですが、2セル野外機として飛ばすにはいろいろと手を加えてあげたくなってきます。(問題があるわけではありませんよ!)
好きな機体で飛ばす頻度が高い機体は気になった所はカスタマイズさせてあげたくなりますよね!
このTinyhawkSで一番気になる所はカメラだと思います。
Tinyhawk Freestyleや1セルTinyhawk、そしてこの2セルTinyhawkSには共通して600TVLのこのような独自形状?のカメラが使われています。
室内使用では全く気になりませんが野外で飛行させると少し気になる所があります。
ダイナミックレンジがかなり狭いので逆光に弱く極端に見にくくなる印象です。
これは特にこのカメラに限った事ではなく1セル機などに使われているAIOタイプのカメラなども同様です。
私の場合、時間の関係で早朝に飛ばすことが多いのですが日の出の逆光状態で飛ばすと画面いっぱいに白飛びしてしまい飛ばしにくく。
同カメラを使っているTinyhawk Freestyleの方は早い段階でCaddx Turbo EOS2カメラに変更しました。
で、このTinyhawkSも交換といきたいところなんですが・・・
独特な形状のフレームを使っているためうまくカメラをマウントさせるのが難しく。
ここまで書いておいてなんなんですが、カメラ交換は次回に持ち越し今回はちょっと別の個所をカスタマイズさせてあげることにしました。
【Emax TinyhawkS】VTXをカスタマイズさせる!
という事で一番変更したい箇所はとばしてVTXの変更を今回やってみました。
これも特に気にするレベルではないのですが、Tinyhawkシリーズに使われているVTX(FCに固定されている)はノイズが少し入りやすい印象を受けます。
1セルTinyhawkの時も海外の方が動画を上げられVTXの交換をされているのをよく見ました。
飛行に問題あるレベルでは全くありません、完全に自己満足のレベルです!
目的としてはVTXの出力を上げたかったのと、あとはノイズの影響を受けやすい場所で最近よく飛ばしているのが大きな理由です。
このTinyhawkSにはFCに固定されている標準のVTXは出力が25mWとなっています。
また受信機もFC内蔵のものとなっています。
野外2セルで飛ばす場合、受信機の電波よりも先に映像が途切れてくるかと思います。
25mW出力だと場所にもよりますが100m位までが安全に飛ばせる範囲でしょうか?(私の普段の練習場所では)
150m近く離れると映像が認識できないレベルまで落ち込みます。
この辺りの改善と、あとはうちの会社の地下駐車場でよく飛ばしているのですが・・・ドローンシュミレーターLIFTOFFに出てくるような地下駐車場なんですが25mW出力VTXだとノイズの影響をかなり受けます。
1セルWhoopのUS65なんかもここでよく飛ばしていますが、やはりAIOカメラの25mW出力では同様にノイズの影響が大きいようです。
また私が野外機でAIOカメラなど出力が低いVTXがあまり好きではないのは、普段このような場所で林間コースを想定してよく飛ばしています。
このような障害物が多い場所では出力の低いVTXではノイズの影響を受けやすく、また映像の受信距離も極端に短くなる印象です。
以前、この場所でどれくらいまで映像が届くか計測した事がありますが25mW VTXだとなんとか100mくらいまでが認識できるレベルとなります。
という事で今回VTXの交換をやってみました。
標準で搭載されているVTXの重量は約1.4gとなります。
TinyhawkSは標準状態で機体重量が約29.3gと軽量で独自のチューニングもされているようなのであまり機体重量を変えたくなく・・・
小型で200mW出力ができるVTXといえば、Eachine VTX03S(約2.97g)やEachine NANO VTX(約1.5g)など手元にありましたが、今回はEachine VTX Nano(約1.5g)を使ってみました。(VTX03Sはサイズ的にマウントしにくいです)
VTX交換によりスペースも少し確保出来るので、今後考えているカメラ変更やさらに受信機増設なんかもしやすくなりそうです。
FCに左右2ピンプラグではんだ固定されているVTXを取り外します。
はんだ吸い取り線などを使い綺麗に半田を除去してやれば比較的簡単に取り外せます。
取り外せたら端子の確認です。
向かって左側に5V&GND端子、右側にVideo out&Smart Audio端子となります。
今回、Eachine VTX Nanoを使いました。
Eachine RedDevilなどに使われているVTXで非常に小型なのでFrsky xm+など外部受信機を増設する際のスペースも確保できそうです。
VTXの端子の確認。
VTX付属のケーブルと配線の色が違うので注意して下さい!
VTXの変更は比較的簡単にできました。
またカメラもプラグ接続式なので、Caddx Turbo EOS2カメラやRunCam Nano2カメラなんかへの変更も簡単なんですが、マウント方法が問題となりますね!
グルーなどで固定する方法が手取り早いのですが・・・こちらは次回に持ち越します。(やるかは分かりませんが!)
そしてVTX変更による機体重量は約30.4gとなり、ブザーの重量分増加していますが標準状態とほぼ変わらない状態で仕上がりました。
まとめ!
こんな感じで今回、Emax TinyhawkSのVTXを200mW出力のものにカスタマイズしてみました。
結果的にVTXの出力を上げる事により、障害物が多い場所や地下駐車場など私が飛ばしている環境では多少のノイズの軽減に効果があったかなという程度で、もはや自己満足のレベルですね!
しかし野外飛行では映像の到達距離が格段に延びるのでこちらは満足しています。
となると今度は先に受信機の電波が途切れるので・・・受信機の増設!
こうなってくると、ほんと自己満足の世界ですね。
また狭い室内で飛ばす場合などは出力が高いと逆にノイズが入りやすくなるようです。
これは出力を下げてしまえば問題ないかと思います。
機体重量を変える事なくVTXの出力を上げることができ、内部に多少のスペースを確保できるので受信機増設やカメラ変更などへのカスタマイズもやりやすくなるかと思います。
よく飛んでくれる機体なので、いろいろ手を加えてみたいという方は参考にしてみて下さい。
コメントを残す