11月25日発売 書籍『Arduinoと3Dプリンタでロボットを作ろう』を出させて頂きました!

【Emax Tinyhawk Freestyleフルカスタマイズ】Caddx Turbo EOS2カメラ&200mW出力VTX、Frsky xm+レシーバーでカスタマイズ!

それにしてもよく飛んでくれます。
Emax Tinyhawk Freestyle』、個人的に最近の大当たり機体の一つです。

そんな大好きTinyhawk Freestyleくんですが現在の構成は、ブザーの設置やピッグテールにXT30を追加して1セルや1セル×2本の2セルとして、また2セルバッテリーでも飛ばせる状態にしています。

【Emax Tinyhawk Freestyle】1セルの飛びに驚き!1〜2セル仕様にXT30プラグを追加&バッテリーマウント位置を変更し不満点を改善!

標準の状態では受信機はFC内蔵のものでVTXの出力も25mW固定となっていますが、かなり気に入った機体なので今回さらにカスタマイズさせてみました。

カスタマイズ内容はカメラを1200TVLのCaddx Turbo EOS2カメラに変更し(カメラマウントが問題になります!)、受信機もFC内蔵のものからフルレンジレシーバーFrsky xm+を外付けで増設、さらにVTXも標準のものを取り外し200mW出力VTX(BETAFPV Z02 AIO Camera)にカスタマイズしてみました。

野外機で2セルとはいえ非常によく飛び、さらに電費がよく飛行時間が長い・・・
こういう機体はここまでカスタマイズさせてあげると安心して楽しく飛ばす事が出来るようになります。(半分は自己満足ですが!)

それではカスタマイズさせていきましょう!

【Emax Tinyhawk Freestyle】Caddx Turbo EOS2&200mW出力VTX、Frsky xm+レシーバーでフルカスタマイズ!

まずはカスタマイズ前の機体重量です。
ブザーの取り付けやXT30プラグを追加し1セルでも飛ばせるように標準のピッグテールも残している状態で約57gとなっています。(そのうち外すと思います)

受信機の交換!

VTXの交換には、FCに固定されている標準のVTX(25mW)を取り外す作業が必要となってきます。
受信機をFCに取り付けられている標準の25mWのものから200mW出力が可能なBETAFPV Z02 VTXに交換しました。

最近発売されたDVR機能が付いた『Happymodel Diamond VTX』も手元にありましたが、こちらに後ほど変えるかも?(交換自体は簡単です!)

まずは標準のVTXをFCから取り外します。
2ピンプラグで左右2ヶ所で固定(はんだ付け)されています。

取り外しが出来ればFCの端子の確認。
写真左側に+5VとGND、右側にSmart AudioとVideo outとなります。

Z02への配線はこちらを参考に。

今回トッププレート裏に固定する形としました。(FC側に固定しても問題ないです!)

受信機(Frsky xm+)増設!

次に受信機の増設をやっていきます。
受信機Frsky xm+の増設は簡単です。
FCにあるポートを確認、SBUS・+5V・GNDの順に並んでいます。

FCに取り付けられている内蔵受信機用のアンテナは必要無いので外してしまいました。

あとはBetaflightの設定とバインド作業が必要となります。
Betaflightの【ポート】タブのUART1のシリアル受信機をオンに設定。

次に【基本設定】タブから[受信機]をシリアル接続受信機、SBUSに設定。

ここまで設定出来たらバインド作業です。

Frsky xm+は受信機のバインドボタンを押した状態で給電するとバインドモード(緑と赤のLEDが点灯)に入ります。
あとは送信機とのバインド作業、緑LEDが点灯状態になるとバインド完了です。

バインドが完了したらBetaflightの[受信機]タブからチャンネルマップをAETR1234、RSSIチャンネルをAUX12に設定して受信機増設作業は完了です!

標準で付いているVTXを外したのでトッププレートとの間にかなりの隙間ができるのでレシーバー&VTXは綺麗に収納することができます。

Caddx Turbo EOS2カメラに変更!

次に標準カメラをCaddx Turbo EOS2に交換していきます。
カメラの接続はFC側へのプラグ接続となっているので交換自体は簡単ですが、標準カメラとのサイズやマウント方法からそのままではマウントすることが出来ません。

今回3Dプリンターでこのようなパーツを作成しマウントさせる事にしました。

ネット上に数点Tinyhawk Freestyle用のマウントパーツが公開されていたのでその中からフレームの加工等必要がないこちらのデータを使い作成。

MEMO
上記データを使い2つ作成しましたが左右反転させて作成依頼した方がいいかもしれません。
カメラ固定用のくぼみが一方内側になってしまいました。(マウント自体は特に問題ありませんでした)

今回、野外機で普段使い慣れているCaddx Turbo EOS2カメラをマウントさせましたが、RunCam Nano2カメラのマウントも可能となっています。(もともとはこちらに合わせて作られているデータです)

カメラマウントがあればカメラの変更はプラグに挿すだけなので簡単です!(接続前にプラグのCam・5V・GNDの配列を確認して下さい!)

MEMO
今回、こちらの3Dデータを使いカメラマウントを作成しました。
3Dプリンターを持っていなく、さらに3Dプリント初作成の私はDMM.makeさんに依頼して作成しました。
使った素材はナイロン(色はナチュラル)で作成し1個624円×2で1200円程(送料無料)と非常に低価格で作成出来ました。
発送も早く、データ入稿から手元に届くまで5日ほどでした!
3Dプリンターを持っていなくてもデータさえ用意出来れば手軽に試せる便利なサービスですね!

こんな感じでCaddx Turbo EOS2カメラのマウントが出来ました。

カスタマイズ後の機体重量は約65gとなり、約8g程の重量が増加しましたが問題ないでしょう!

【追記】カメラマウンタやアームカバーが販売されました!

Banggoodでカメラマウンタやアームカバーなど販売が開始されました!

まとめ!

こんな感じでEmax Tinyhawk FreestyleくんをCaddx Turbo EOS2カメラ&200mW出力VTX、フルレンジレシーバーFrsky xm+という構成にカスタマイズ出来ました。

今回フルでカスタマイズしてみましたが、まずはカメラを交換し飛ばしてみていい感じなら次に進んでもらう形でいいかと思います。
もちろん受信機増設やVTXの交換で標準カメラでの運用でも問題ないのですが。

ここまでカスタマイズしてあげると野外でも安心して飛ばすことができ、なにより愛着のある機体なのでさらに可愛く感じます!

飛ばしやすくよく飛んでくれる機体なので興味のある方は参考にしてみて下さい!

9 COMMENTS

とんすけ

私も全然ヘタクソな初心者です。中学生時代にRCの固定翼機は飛ばしていましたが。調べてみたら最初に空撮機を買ったのが一昨年12月、E011Cが去年の3月、UR65が6月でした。

昨日もTHFS飛ばしてきました。ただ結構風があってパワーループでもかなり流される感じだったのでこれまた飛行特性評価には厳しい感じでした。再々トライが必要ですね…。カメラとVTX交換の効果はバッチリでしたが。

あとフレーム交換しただけなのになぜかオシレーションが…w 確かAndyRCさんがイニシャル状態でオシレーションが出ると言っていて、対策済みPIDも公開されてたのでそれを参考に対処しようかと思っています。

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とんすけ

やってしまいました。><; あまりに短時間過ぎて飛行特性をきちんと評価できませんでしたが重量配分の変化のせいかちょっと違和感があったような。とりあえず修理してからもう一度飛ばしてみて、飛行特性が気に入らないようならバッテリを上積みに戻してみようと思います。
https://flyingobjects.blog.fc2.com/blog-entry-63.html

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東京バード

とんすけさん、ご報告ありがとうございます。
違和感感じられましたか!
私の場合、とんすけさんほどの技量がないためか特に違和感というものはあまり感じられず。

というのも自分の場合早い段階でバッテリー下置きに変えちゃっているので、ノーマルの上置きであまり飛ばしてないのが大きいのですが・・・

飛ばしはじめた当初、1セル×2本で何度かバッテリー側のピッグテールがペラに接触、そのうち1度はピッグテールが引きちぎれ墜落なんてのがあり、下置きに変更しました。
なので、あまりバッテリーマウント位置の変化による飛びの違いを感じる事なく・・・

あと、重心の問題なのか少しずつ後ろに傾く?印象でしたがカメラ変更によりそこが少し改善されたかな?という感じですかね。
あとはバッテリーマウント位置を少し前に置くとちょうどいいかなと、そんな印象で飛ばしておりました。

とんすけさんの話を聞き、逆にまたバッテリーを上置きでも試してみたいと思います。

あっ!ブログやられてるんですね。
私はまだWhoopはじめて1年ほどのど素人ですが、これからいろいろ参考にさせて頂きます。

何だか災難続きな1日だったようですが・・・これからもよろしくお願いします。

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とんすけ

なるほどTinyhawk Sなら一粒で二度美味しい感じですね…スペアフレーム買って実質3機目に…いかんいかんw

私もペラはAVAN Rushのままです。実はSailfly-XやGEPRC Phantomなど標準では65mm2葉のToothpickもAVAN Rushにしちゃってます。2葉はふけ上がりや効率はいいんですけど、ターンで流れるというかグリップしない感じなんですよね…。地表近くの引き起こしが感覚と合わなくてしょっちゅう激突しますw

3インチのBabyhawkもありますし、機体もペラもEmax好きなので家の中に例のシールが増えて増えて…。

KababFPVさんなんかもHQ2葉がいいと言っているので試してみようかとは思ってます。というか明日天気が良ければMOD後メイデンなので試してみます。

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東京バード

なるほど、なるほど!
スゴくわかりやすいご説明ありがとうございます
そろそろバラして作り直そうかと考えていたSailfly-Xですが、AVAN Rushでも試してみます。

メイデン、また何か発見あれば教えて下さい。
ありがとうございました

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東京バード

これ一度飛ばしちゃうとハマっちゃいますよね!
見た目がカッコよく、そして飛びもそれを裏切らず非常にいい飛びで飛ばしやすい。
最近の大当たり機体だと思います。
いい機体に巡り会えました!

やっぱもう1台予備機が欲しくなるのも分かります。
自分も迷いましたが、とりあえずフレームの予備は購入して予備機としてではないんですがTinyhawkSに行っちゃいました。

コイツもまたいいんです!
Tinyhawkシリーズはほんとどれもいい感じです。
次はこの2機を飛ばし比べてやろうと思っています。

あっ、それと・・・とんすけさんは、ペラはなに使ってますか?
自分はまだ標準のAVAN Rushペラ(3羽)しか使ったことないのですが、海外のYouTuberさんでHQとかの65mm(2羽)でぶっ飛びフリースタイルやられている方がたくさんいてすごく気になっております。

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とんすけ

THFSファンクラブでも作りましょうかw 私はプレオーダー解禁時に誰だったか海外のYoutuberが飛ばしているのを見て「なにこれカッコイイ!」とビビッときて即座にポチってしまいました。到着も割と早かったので、日本で一番最初に手に入れたうちの一人かも知れませんw

実際届いてみると想像以上の飛びの良さ。最初の数十メートルで今までないくらいに気に入ってしまい、その後あちこちで「コレいいよ~」と布教しています。2機目も購入して現在手つかずの予備機になっていますので気兼ねなくMODできますw

あっ、CaddxもRunCamとコネクタ配列一緒なんですね。Emaxだけが逆なのか…このへん統一して欲しいですよねぇ。

ともあれ、おなじTHFSファンとして今後とも是非よろしくお願いします。

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東京バード

とんすけさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

いやぁ〜、分かってくれる方がいてほんと嬉しいです!
私もこのTinyhawk Freestyleくんに完全にハマってしまっております。
ほんと飛ばしやすい・・・そしてよく飛んでくれます!

RunCam Nano2カメラも手元にあったのですが、普段野外機はEOS2を載せているので慣れているこちらにしました。
RunCamの方でもコネクタの配線が逆なんですね!
EOS2も逆だったので入れ替えました。

レシーバーは確かに私も普段飛ばしている場所がそんなに広くないので完全に自己満足なんですが、受信機増設でトラブったこと過去に1度もないので安心感ってことで満足しております。

でもたまに広い場所で飛ばすとVTX換装で今度はレシーバーの方が・・・なんて心配がなくていいです。
ぜひレシーバーも増設してフルカスタマイズいっときましょー。
ここまでやってあげると、愛着が湧いてきます!

うれしいなぁ〜分かってくれる方がいて・・・!

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とんすけ

はじめまして。私もTHFSがめちゃくちゃ気に入って同じようなMODをしてみました。私はカメラにRunCam Nano 2、VTXにEachine NANO VTXを使ったのですが、RunCamとCaddxはコネクタの配線が逆なんですね!RunCam Nano 2ではコネクタをカットしてオリジナルのものに変更する必要がありました。

MOD前(XT30コネクタとブザー取り付け済)の段階での機体重量を計り忘れていたんですが、概ね57gだったようですね。MOD後もあまり増えていなくて安心しました。

いまのところオリジナルではFPVフィードがあっという間に切れるのでレシーバはそのままでいいかな~と思っていましたが、VTX換装でレシーバがボトルネックになったらこちらを参考に交換しようと思います。

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