先日お仲間になった『Makerfire Armor65 Lite』ですが、付属送信機は技適が取得されファームウェアにNFE_Silverwareが搭載されと・・・これからTinyWhoopをはじめてみようとお考えの方やはじめたばかりの方にかなりオススメな機体になると思います。(5,000円ほどで買えちゃいますからね!)
新しい機体がどんどん登場しこれからはじめられる方はいろいろと目移りされるかと思います。
まぁそんな最新の機体を初めてで購入されてもそう簡単には飛ばせられませんから。(個人の感想です)
ましてや高い送信機なんかも購入し実際に飛ばしてみたものの・・・今後、趣味として続けられなければ意味がなく・・・
そんな事でこれからWhoopをとお考えの方に個人的にはなかりオススメ出来る機体だと考えています。
そしてある程度やられている方もFCのファームウェアを書き換える事により自分好みの機体調整ができ、また新たな楽しみ方も出来ます。
今回このArmor65 Liteに搭載されているファームウェア(NFE_Silverware)を書き換え、機体調整などが出来るようにしてみました。
また、当サイトの記事を見て頂き購入された方からFPVで飛ばすのに必要な開局についてご質問頂いたのでこちらの話も少し交えてご紹介していきたいと思います。
目次
【Makerfire Armor65 Liteカスタマイズ】ファームウェアの書き換えをやってみる!(NFE_Silverware)
まずはこのArmor65 Liteに使われているFCはTiny-Lite FCが使われています。
通信プロトコルはBayangで標準でファームウェアにNFE_Silverwareが書き込まれており、Angle(アングル)モードのほかAcro(アクロ)モードでの飛行も可能となっています。
はじめたばかりの方は開局が完了するまでの期間、Acroモードでの目視練習なんかも出来ます。
そしてある程度飛ばし慣れてくると自分好みの機体調整にもチャレンジしてみたくなると思います。
私も数日飛ばし込んでみて自分仕様の調整に近づけたく、ファームウェアを書き換え機体調整が出来るようにしてみました。
今後、他のSilverware搭載FCを使う場合でも同様の手順で出来ると思うので勉強にもなります。
用意するもの!
まず、Silverware搭載FCのファームウェア書き換え作業において必要なものがあります。
必要となってくるのがST-LINK V2。
これはPCと機体のFCを繋ぎファームウェアを書き換えるのに必要となります。
次に必須ではありませんがST-LINK V2付属ケーブルが1.5mmピッチの端子となるので、3ピンコネクタ(1.25mm)と変換ケーブル(ST-LINK側1.5mm→FC側3ピンコネクタ1.25mm)があると便利です。
20cm 1.25/1.5mm Pin 3P-DuPont 3P Connecting Cable for CCD FPV Camera – 1.5mm
10 PCS JST-SH 1.25mm 3Pins 3P Soft Silicone Plug Connection Cable Wire for RC Drone FPV Racing
FCにコネクタを取り付ける!
FC上にあるCLK・DIO・GND端子に3ピンコネクタを接続します。(VCC端子は使いません)
上記FC上の端子は、ST-LINK V2側ではこのように対応しています。
FC側の端子 | ST-LINK側の端子 |
CLK | SWCLK |
DIO | SWDIO |
GND | GND |
書き換えのたびにキャノピーを外すのは面倒なのでプラグを機体後部から出るように設置しました。
これでファームウェア書き換えの準備は完了です。
ファームウェアの書き換え作業!
それでは実際にファームウェアの書き換えをやっていきますが、少し話が長くなります。
こちらで詳しくご紹介しているので参考にしてみて下さい。
こちらではBeta Lite FCを使いましたが、Armor65 Liteでも同様の手順で行えます。
ファームの書き換えが完了したら上記記事でも説明していますがペラ構成を変更して下さい!
NFE_SilverwareではデフォルトでProps Out構成になっています。
上記記事では特にこの部分に関しては変更していないので(プロップウォッシュ対策)ペラ&モーターの配置をこんな感じに変更しています。
付属カメラの開局について!
冒頭でお話ししましたが購入された方から開局についてのご質問を頂きました。
Armor65 Liteに付属しているFPVカメラでの開局についてなんですが、Makerfireの商品ページに系統図が掲載されているのでこれを使えば問題ないかと思います。
また個人的な話となりますが、私がWhoopでよく使っているEachine TX06というAIOカメラがあります。
US65付属の標準カメラとほぼ同性能で約半分ほどの値段で購入出来るのでストックカメラとしてもオススメです。
一般的なAIOカメラとなりますが今後いろんな機体で使えると思うので、このカメラに変更&開局なんてのもいいかもしれませんね。(カメラサイズ&アンテナの形状が少し違うのでArmor65 Liteで使うには少し加工が必要です)
AIOタイプのカメラはVTX部分が発熱により故障なんて事がよく起きます。
このEachine TX06は安くて、性能も一般的なAIOカメラと変わらないのでオススメです!
また開局に必要な系統図の入手も可能で、他のVTXも紹介しているのでこちらも参考にしてみて下さい。
まとめ!
今回、Armor65 Liteのファームウェアの書き換えを行い機体調整が出来るようにしてみました。
Whoopをはじめたばかりの方の練習機として、またSilverware練習機としてもオススメです!
飛ばし込んだ後はファームウェアの書き換えにより自分好みの機体調整をやってみるなんて事も出来ます。
Eachine E011も今回ご紹介した同様の作業を行いSilverware化することができます。
こちらの機体もこれまで多数ご紹介してきましたが、どうやらE011は生産が終了?したようで・・・このArmor65 LiteがこれからWhoopをはじめられる方の初めての機体として大きな選択肢の1つとなっていくのでしょうかね。
最後に・・・、まっくさんに教わったNFE_Silverware WTW Editionも入れていろいろ飛ばし比べています。
ファームの書き換えができれば、こんな楽しみ方も出来ていいですね!
Makerfire Armor 65 Lite NotFastEnuf/NFE_Silverware Bayang Protocol GITEKI Mark (TELEC Certification)
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