65mmブラシ機『Makerfire Armor65 Lite』が先日お仲間になりました。
付属送信機は技適を取得し国内でも問題なく飛ばす事ができ、FCのファームウェアにはNFE_Silverwareが搭載されAngle(アングル)モードのほかAcro(アクロ)モードでの練習も出来ます。
私の場合、開局が完了するまでEachine E011をカスタマイズさせSilverwareを適用し目視でのアクロ飛行の練習などやっていました。
手を加える事なく標準でSilverwareが搭載され同様の事ができ、さらに技適が付いたとなれば・・・これからWhoopをはじめようと考えている方には最適な機体になるかと思います。

しかしながら、いきなりSilverwareをイジり機体調整をやるというのもなかなか難しく、Whoopをはじめたばかりの方からすれば難易度は高くなるかと思います。
Armor65 Liteくんを4時間ほど飛ばし込んでみましたが、そろそろ自分好みの機体調整もやってみたく、Silverwareを少し勉強するためにお手軽な機体を1機作ってみました。
いきなりArmor65 Liteを使ってファームを書き換えてもよかったのですが、いろいろとありまして・・・。
Armor65 LiteにはNFE_Silverwareが書き込まれていますが、Eachine E011のファームをSilverwareに書き換えた時にどうしてもこのNFE_Silverwareではうまく飛んでくれず、BoldClash-BWHOOP-B-03というファームを入れていました。
以下の記事がそれなんですが、いまだに解決していなく・・・

いきなりArmorくんのファームを書き換えて飛ばなくなるのも怖いので、手元にあったBETAFPV Lite Brushed Flight Controllerを使いテスト出来る機体を作ってみました。
で、今回この機体を作りファームの書き換え等いろいろやってみてようやく解決しました!
実は非常に簡単なことでした。
1年以上分からないままでしたが、ようやく解決し非常にスッキリ!
このBETAFPV Lite FCもSilverwareファームが搭載されており書き換えることで機体調整ができ1,000円程なのでSilverwareを試してみるのにオススメなFCです。
「AlienWhoop ZER0 Brushed Flight Controller」や「Lite 1S Brushless Flight Controller」、最近では2セル対応の「Lite 2S Brushless Flight Controller」などSilverware搭載FCが登場しましたが、個人的に上記のような事がありなかなか手を出せずにいたんですよねー。
お手軽Silverware練習機を作ってみる!
こちらがBETAFPV Lite FCとなります。
ブラシモーター用FCで、スティックジェスチャーでAngle/Acroモードの切り替えやファームウェアを書き換えることにより細かい機体調整も出来ます。
お手軽テスト機という事で簡単に入手出来るBeta65Sフレームに716モーターの組み合わせでサクッと組んでみました。
ファームウェア書き換え用にコネクタ(1.25ピッチ3ピン)を取り付けておきます。
使うのはSDIO端子・SCLK端子・GND端子となります。(3.3V端子は使いません)
これで『ST-LINK V2』を接続しFC内のファームを書き換える事が出来るようになります。
OSDには非対応なFCなので、その辺に転がっているAIOカメラを使い5VとGND端子を繋げるだけのシンプル構成。
ここまで仕込めたらサクッと組み上げ。
はい完成!早っ!
そして冒頭で述べたのですが、同じSilverwareでもBoldClash-BWHOOP-B-03では飛ぶのにNFE_Silverwareではちゃんと飛ばない問題がようやく解決しました!
非常に簡単なことでした!
NFE_Silverware標準ソースではペラの構成がデフォルトでProps Out(Betaflightでいうモーター回転方向を逆転させる設定)になっているんですね!(まっくさん、ありがとうございました)
なのでモーター&ペラの配置を入れ替えないとだめだと!
開局前にEachine E011にSilverwareを適用し練習機としてよく飛ばしていましたが、その当時はProps Outという用語自体知らなくて・・・

BoldClash-BWHOOP-B-03では飛ぶのにNFE_Silverwareではどうしても飛ばす事が出来ず・・・これが解決せずで1年ほど経ちましたが問題が分かりスッキリしました。
ファームの書き換えの話などしたかったのですが問題が解決してArmor65 Liteの方にも手が出せると個人的にはもう満足してしまい・・・
そして少し長くなりそうなので別の機会に、Keil uVision5やST-LINK V2を使って実際にファームを書き換える作業をご紹介したいと思います。(追記しました)

個人的にはこれでSilverwareをいろいろ試せるのでこの練習機作った甲斐がありました。
Armor65 Liteのデフォルト設定での飛びも慣れてきたので、こちらも設定をいろいろ変えてみて飛びの変化も楽しみたいと考えています。
また、まっくさんが味付けされたSilverware_NFE_WTW_Editionも操作感が良くなるという事で気になっております。
それにしても技適が付きSilverwareが標準で採用されいろいろ試せるArmor65 Liteは、これからWhoopをはじめてみようと考えている方には最適な機体ですね。
また今回作成したお手軽なSilverware機が一機あれば、いろいろとSilverwareを試せ勉強にもなります。
という事で、少しでも参考になれば幸いです。
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