前回の『【はじめてのOpenTX ④】オリジナルの起動画面を設定&各スイッチに音声を割り当てる(アンバーサウンドパックの導入!)』の続きとなります。
今回はOpenTX搭載送信機からPIDやRate等の設定が送信機のディスプレイ画面を見ながら設定できる便利なOpenTX Luaスクリプトのご紹介です。
もちろんSmart Audio機能を使いゴーグルのOSD画面でも設定や変更等できますが、Taranis送信機にこのスクリプトを入れておけば送信機のみでの設定が可能となるので大変便利となります!
こんな感じでOpenTX搭載送信機のディスプレイ画面にPIDやRate等の各種項目の表示&設定変更が出来るようになります!
【OpenTX】Luaスクリプトを試してみる!
それではOpenTX搭載送信機(ここではTaranis Q X7Sを使っています!)にLuaスクリプトを使えるようにしていきましょう。
FC内臓の受信機などは当然テレメトリーの取得が可能なのですが、私の環境では野外機の受信機は全てFrsky xm+レシーバーを増設しています。
xm+レシーバーはテレメトリーに対応していないため今回ご紹介しているOpenTX Luaスクリプトでは情報が表示されず使うことができません!
Frsky R-XSRレシーバー等、テレメトリー取得が出来る受信機を使用する必要があります!
OpenTX Luaスクリプトのインストール!
まずは以下のサイトから最新版のZIPファイルをダウンロード&解凍します。
(2019.07現在の最新版は、betaflight-tx-lua-scripts_1.3.0.zipです)
Taranis X9 Lite ProやTaranis X-Lite Proにも対応しています!
参考 Betaflight TX Lua ScriptsGitHub, Inc.送信機内SDカードにファイルをコピー!
先ほどダウンロード&解凍したOpenTX Luaスクリプトのファイルを送信機内のSDカードにコピーします。
送信機とPCをUSB接続し[USB Storage(SD)]を選択。
PCに送信機内のSDカードがマウントされるので、解凍した[objフォルダ]内にある3つのフォルダをSDカードにコピーします。
送信機の設定!
最後に送信機内のSDカードにコピーしたOpenTX Luaスクリプトを使えるように送信機の設定をします。
適用する機体のモデルデータを選択し、【DISPLAY(12ページ目)】画面で設定していきます。
Screen1の[None]を選択し、[Script]に変更し確定します。
その横の[- – -]を[bf]に変更して完了です。(bf以外選択できません)
実際に表示させてみる!
トップ画面で[PAGE]ボタン長押しで表示させます。(Taranis X9 Lite Proでも同様の操作となります)
[MENU]ボタンでページを送ります。
PID設定のほかRatesやフィルター、VTXのBand/Channel設定、GPS Rescue等の設定ができるようです!
変更の保存はジョグダイヤル長押し[SAVE PAGE]でページごとに保存していきます。
野外機はFrsky xm+レシーバーを使っていますがテレメトリー取得ができないのが残念です!
テレメトリー情報さえ取得できていれば送信器でサクッと設定変更ができるため非常に便利なんですがね。
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