先日発売されたBeta85 Pro2、非常に安定して飛ばしやすくお気に入りの機体の一つとなりました!
まだまだ下手っぴな私の操縦では野外での飛行にはブザーが欠かせません!
基本野外機は全てロスト防止のためブザーを設置していますが、FCによってはブザーポートがなく設置出来ないことがあります。
BETAFPV製の受信機内蔵タイプのFCにはブザーポートがないものが多く、野外機用のFCには受信機が内蔵されていないタイプのものを選ぶようにしています。
そして今回のBeta85 Pro2も上記理由により受信機非搭載のFCを選びたいところだったんですが、今回のこの機体は発売前にテスト機としてBETAFPV様にご提供して頂いたもので、受信機内蔵タイプのFC(ブザーポートがない)が使われています。
野外でガンガン飛ばすには、やはりブザーを設置したい・・・ということで、今回FC上のLED_STRIPのポートをブザーとして機能するように設定してブザーを使えるようにしてみました。
もともとLED_STRIPとして割り振られているポートをブザーに割り振り直すため、Betaflightでのリソースのリマッピング作業が必要となってきます。
最近、Makerfire Armor85 HDのブザー設置に大変手こずり、Makerfireの担当者の方やエンジンの方にこの辺り少し勉強させて頂いたので、今回このBeta85 Pro2くんで試してみました。
この機体に限らず、ブザーポートがないFCにブザーを取り付けたい場合、同様に設置が可能となるので便利です!
ブザーやLED_STRIPの駆動電圧等々に関しては詳しくは分からず、あくまでテスト的にやってみたという点ご理解ください!
この方法で特に問題がないか等、詳しい方のご意見頂ければありがたいです!
それではブザーの取り付けをやっていきましょう!
【Beta85 Pro2】LED_STRIPポートにブザーを割り当てる!
Beta85 Pro2に使われている『F4 2S AIO Brushless Flight Controller』のポートはこのようになっています。
今回使われていないLED_STRIPポートにブザーを配線し、BetaflightからLED_STRIPをブザーに割り振る(リソースのリマッピング)作業をやっていきます。
まずはFCのLEDポートにブザーのプラス端子を接続し、GND(マイナス端子)はその横のGNDに接続します。
ブザーの取り付けは以上です。
BetaflightからLED_STRIPをBEEPER(ブザー)に割り振る!(リソース リマッピング)
Betaflightに接続し、【CLIコマンドライン】から[resource]と入力しリソースのチェックをします!
このFCの場合、このようにリソースが割り振られているのが分かります。
ブザー | resource BEEPER 1 C15 |
LED_STRIP | resource LED_STRIP 1 A00 |
ここでLED_STRIPをブザーに割り振るので、LED_STRIP 1をオフ(none)にし、LED_STRIP 1に割り振られていたA00をブザー(BEEPER 1)に割り振れば完了です!
【CLIコマンドライン】から以下を入力し、リソースのリマッピングを行います。
resource LED_STRIP 1 none
resource BEEPER 1 A00
save
これで完了です!
ちゃんと割り振られているか確認してみます。
同じく【CLIコマンドライン】から[resource]と入力。
BEEPER 1にA00が割り振られ、LED_STRIP 1の項目がなくなっているかと思います。
うまくいっていれば送信機のブザーに割り当てたスイッチをオンにするとブザーが鳴ると思います。
これ非常に便利ですね!
今までブザーを付けたくてもブザーポートがFCになく諦めていた機体でも設置ができるようになりますね!
今回行ったリソースのリマッピング作業ですが、キヨっちさんが分かりやすく解説している動画がありましたのでご紹介しておきます。
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