日本での技適取得が控えている新しく発売されたFrsky Taranis送信機『Taranis X9 Lite Pro』、いろいろ設定を進めております。
技適取得が確定しており(現在の初期ロットは技適マークは付いていませんが技適取得後に技適シールを発送してくれます)日本での人気も予想されます。
新プロトコルACCESSに対応しておりTaranis X9 Liteからホールセンサージンバルにアップグレードされています。
そんなTaranis X9 Lite Proなんですが、使っていて一番の不満点はやはり充電時の電池の取り外しだと思います。
18650リチウムイオン電池を2本使っているのですが、推奨されている保護回路付きの18650電池は保護回路が付いている分少しサイズが大きく、電池ボックスに収めるのが非常に大変です!
かなりタイトなサイズとなっており、充電の際に毎回この電池を取り外すのは非常に面倒で電池がボロボロになっていく・・・なんてことになりかねません!
そこで今回、Taranis X9 LiteやTaranis X9 Lite Proに対応したUSB充電モジュール『URUAV TM-Charger Board 5V 10W Built-in Charger Module』を使い送信機をカスタマイズしてみました。
これで充電の際、送信機本体にUSBケーブルを差し込むことで充電が可能となり毎回電池の取り外しをする必要がなくなり非常に便利となります!
送信機の裏蓋を外し充電モジュールの取り付けにハンダ作業も必要となってきますが、そう難しい作業ではないのでTaranis X9 Lite Proユーザーの方はぜひやってみて下さい!
目次
Taranis X9 Lite ProにUSB充電モジュールを取り付ける!
USB充電モジュールを付ける前にTaranis X9 Lite Proでこれまでやってきた送信機設定やOpenTXについて少しご紹介しておきます!
初めてこの送信機を使われる方は、是非参考にしてみて下さい!
それでは作業をやっていきましょう!
使用するUSB充電モジュールは、『URUAV TM-Charger Board 5V 10W Built-in Charger Module』。
必要なケーブル類は全て付属しています。
それではUSB充電モジュールの取り付けをやっていきましょう。
送信機裏側の4ヶ所のネジを外し裏蓋を外します。
まずは取り付けのイメージはこんな感じとなります。
USB充電モジュールのボードには1セルと2セル用のポートがあります。
下図のように接続し各電池をバランス充電させる接続方法がありますが、18650電池の間に一本配線する必要があり少し手間なので今回は別の接続方法にしました。
今回、下図のような接続方法にしました。
18650電池を2本直列で2セル電圧で充電する感じですね!
両方ともBanggoodさんで紹介されていたので問題ないかと思います。
どちらの接続方法でも問題ないかと思いますが、今回は下図の接続方法で行なっていきます。
配線のはんだ付けのため送信機メインボードを取り外し作業を行なっていきます。
プラグ類を取り外しメインボードとUSB充電モジュールをケーブル接続していきます。
あとで組み直す時のため、一応コネクタの接続順を撮っておきました。
全てのコネクタ類(フィルムコネクタも)を外し、メインボードを取り外します。
メインボードが取り外せたらUSB充電モジュールと接続していきます。
ちなみに、+5V(赤)・GND(黒)・2S端子(黄色)となっています。
図の通りに配線を取り付ければ問題ありませんが、この部分(コンデンサー?)への配線は他の部品に短絡させないように気をつけて下さいね!
はい、これで完了です。
メインボードを元に戻しUSB充電モジュールを固定、全てのコネクタを戻して動作確認。
USBケーブルを繋いで動作確認。
問題なければUSB充電モジュールのLEDが点滅するかと思います。
はい、これで完了です!
しかし残念なのがこの動作確認用のLEDなんですが、裏蓋をもとに戻してしまうと確認することができなくなります。(充電完了時にブザーが鳴るので特に問題ないのですが!)
USB端子接続時の動作!
USB端子を接続した時の送信機の動作は以下のようになります。
送信機の電源がOFFの状態でUSB充電開始!
送信機の電源が切れている状態でUSB接続し充電が開始されると、電源ボタンを押しても送信機を起動することはできません!(もちろん充電は問題なくされている状態です!)
送信機の電源がONの状態でUSB充電開始!
送信機の電源が入った状態でUSB接続し充電が開始されると、[USB Joystick(HID)]か[USB Storage(SD)]の選択画面が表示されます。
どちらを選択しても機体とバインドし飛ばすことができます。
しかし[USB Storage(SD)]を選択するとモデルデータ等の設定画面に入れないようです!
[USB Joystick(HID)]を選択すれば充電しながら送信機の全ての操作もできる状態となります!
確認用LEDを別途取り付ける!
蓋を閉じてしまえば充電モジュールに付いているLEDが見えなくなるため確認は充電完了のブザーのみとなります。
特に問題はないのですが、やはりLEDがピカピカ点灯して充電状況を確認できた方がありがたいですよね!
Flyingtoyger_fpvさんは別途確認用のLEDを取り付ける面白いカスタマイズをされていました。
Taranis X9 Lite Pro 充電モジュール追加の続報です。
5mm砲弾型RGB自動点滅LEDを取り付けました。
しかし、USBを挿しても充電が開始されないので「これはもしや?」と思いバッテリーを8V以下になるまで消費させてから再度USBを挿したところ、カラフル点滅が始まり無事に充電が開始されました! pic.twitter.com/REwPmbDDzw— ⌘Parara-pa-pa_fpv⌘ (@FlyingFpv) July 9, 2019
USB充電モジュールに付いているLEDを取り外し(外さなくてもいいのかな?)配線を延ばし、自動点灯LEDを取り付けるというもの。
ここまでやる方は少ないと思いますので今回は紹介しておりませんが、後ほど私もやってみたいと思っています。
5mmのRGB 7色自動点滅 砲弾型 LEDがサイズ&機能的に良さそうで既に購入しています。
このLED、内部に点灯させる回路が内蔵されており電圧をかけるだけで自動で7色に点滅してくれます。
こんな便利なLEDがあるんですね!
必要なのは1つだけなんですが、ネットでは100個単位で売られているようです。
そんなに必要ないんですが、100個でも500円程と安いのでまぁいいでしょう!
これでUSB端子からの充電が出来るTaranis X9 Lite Proくんの出来上がります。
やっぱUSB端子からの充電(少し遅い気がしますが)、便利ですね!
なぜこの便利な機能が標準で付いていないのか?疑問です。
Futabaなど国内メーカーの送信機には付いてるのかな?
USB充電モジュールの取り付けが完了したらこちらのラバーグリップの取り付けもお忘れなく!
こんにちは、USBチャージャーボードのLED引き出し方を参考にさせて頂きました。
ちなみにLEDはそのままに基盤とはんだで接している部分(LEDの上下)に線をはんだ付けしました。
私のX9 Lite はM7 ジンバル化と、JP4in1モジュールアダプタで武装してます(笑
どうも、こんにちは!
そう言えばLEDは既に用意してるのですがまだ取り付けやってませんでした。
この基板のLEDを外すのが手間だと思い後回しになってましたが、直でケーブル付けちゃえばいいんですね、なるほど。
まぁ、今となってはなくても問題ないのですが(慣れてしまった)・・・視覚的にあった方が・・・
時間作ってやってみます。
ありがとうございますー!
有難うございます。
チェックしてみます。
ご回答有難うございます。
何か分かりましたら、よろしくお願いします。
のはら さま
Banggood担当の方から連絡ありました。
技適に関してはまだはっきりとした日時は未定だそうで。
技適マークの取得に関しては、技適が取れた日にBanggood公式Twitterで報告があり、その内容を確認してくれとのことでした。
のはら さま
はじめまして、ご質問ありがとうございます。
技適取得後はBanggood公式Twitter
https://twitter.com/Banggood_JP
にDMで連絡で問題ないかと思います。
以前その内容のツイートをBanggoodさんがされていました。
技適取得がいつになるか等、私も気になるところがありますのでBanggoodの担当の方に伺ってみます。
回答ありましたら、またご連絡したいと思いますが基本的に上記方法で問題ないかと思います。
初めまして いつも勉強させて頂いてます。
banggoodでTaranis X9 Lite Pro購入を考えていますが、技適取得後どこに連絡をすれば認証シールもしくは、認証画像データとかもらえますか。良ければ分かる範囲でご回答お願いします。