11月25日発売 書籍『Arduinoと3Dプリンタでロボットを作ろう』を出させて頂きました!

【Supra7 Pro】標準状態でスペックが高い機体ですが、いろいろとカスタマイズを考えてみる!

最近お仲間になった『Supra7 Pro』を飛ばすようになりましたが機体スペックが高くなかなか面白い機体です。

機体構成的には、12A AIO FC200mW出力VTX、フルレンジレシーバーFrsky xm+にカメラはCaddx Turbo EOS2搭載の3セル75mm Whoopとなり、さらに標準でブザーも搭載ともう全部入りの高スペックなWhoopとなっております。

【Supra7 Pro】フルスペック75mm 3セルWhoop『Supra7 Pro』。Mobula7やTRASHCANの上位互換的な機体です!

2セルWhoopのMobula7TRASHCANの完全上位互換機的な位置付けの機体となり、ストック状態でこの構成というのは非常に魅力的で満足できる機体となっています。

【Mobula7】2SブラシレスWhoop『Happymodel Mobula7』が仲間入り!1Sブラシレス機UR65に慣れたらステップアップにオススメの機体です!
【TRASHCAN】人気2S Whoop『Eachine TRASHCAN』 。標準で200mW出力VTXやCaddx EOS2カメラ、LEDストリップ搭載と気になる構成!

CineWhoopを除いて75mmの3セルWhoopっていうのは私の手持ち機体にはなく、調べてみると最近のBeta 75Xは3セルまで対応しているようですね。

普段よく飛ばしている2機の練習機Beta75X(11000KVモーターでの2セル構成)は共に85mmサイズにアップさせています。
75mmサイズではPropWashが酷く85mmサイズではそれらの発生が大きく抑えられるためです。

【BETAFPV】Beta75Xを85mmフレームにサイズアップ!

このSupra7 Proも3セルBeta 75Xと構成的には近く、85mmサイズにアップすることにより超安定機として機能してくれると思います。

そして先日SNSで教えて頂いたのですが75mmの4セル機『Geelang Anger 75X』なんて機体もあるんですね!

このGeelang Anger 75Xの機体構成を見てみると、このSupra7 Proでもモーター変更により75mm 4セル機なんていうちょっと無茶した?機体にも簡単に作り替える事も可能なようで面白そうです!

現在、完全にデフォルト状態でこのSupra7 Proを飛ばしています。
もちろんこの機体サイズでこのスペック、3セルでは驚くほどよく飛んでくれます。

3セルでの75mmサイズでの飛びにある程度慣れてきたらカスタマイズによりいろいろと試してみて自分仕様のSupra7 Proに仕上げてみようと考えています。

【Supra7 Pro】今後のカスタマイズ予定!

基本構成が高くもちろんデフォルト状態のままでも問題なく、そして3セルでのブッ飛び飛行を楽しめる機体なんですが・・・こういうスペックが高い機体は手を加えてやることにより飛びの変化も体感しやすく、また自分仕様の機体に作り変える楽しみもあります!

いろいろと試してみたい機体なので今後試してみたいカスタマイズ案をリストアップ。

①モーター変更!

まずは簡単に出来るモーター変更による飛びの違い。
このSupra7 Proには標準で0803 12000KVモーターが搭載されています。

2セル機Mobula7では0802モーター(16000KV)、そこから構成的に少し重量があるTRASHCANでは0803モーター(15000KV)が使われていました。
TRASHCANに構成が近く3セル機となったSupra7 Proで0803 12000KVモーターが採用されているのは妥当(最適)だと思いますが、75mmサイズでの08系モーターは発熱が酷く個人的にあまり好きではありません。

Mobula7TRASHCANBeta75 Pro2など75mm機で採用されている08系のモーターは全て11系のモーターに変更させました。
11系モーターに変更することにより、モーター発熱の低下や安定感&飛行時間のアップが望めました。

【Eachine TRASHCAN カスタマイズ】1103モーターに変更!標準の0803モーターの発熱が改善され飛行時間も延びるようです!
【Beta75 Pro2】標準の08028モーターを1103モーターに変更。飛行時間が1分ほど延び飛行も安定、プロップウォッシュも出にくくなるようですね!

このSupra7 Proは2セルでもよく飛んでくれます。
少しピーキーなTRASHCANの飛びとは違いMobula7に近い感じでしょうか。

当面は2セルで飛ばし、今後ステップアップで3セル飛行にも挑戦・・・とお考えの方ならMobula7TRASHCANに次ぐ選択肢の一つとなる機体だと思います。

2セルや3セルによりモーターKV値の選定は変わってくるかと思います。
上記機体の11系モーター化で言えば2セル飛行では11000KV値前後の値となるかと思います。

また3セルでは10000KV以下の値になるかと思いますが、次の4セル機としてもいけそうなのでKV値の選定も変わってくるかと思います。

②75mm 4セル機としても可能?

75mmの3セル飛行も面白いのですが、冒頭で書きました75mm4セル機『Geelang Anger 75X』なんてちょっと無茶してる感満載の機体もあるようです。
12A ESC搭載FCに1202 6900KVモーターという構成で組まれているようです。

このSupra7 Proで使われているSupra F4 FCも12A ESC搭載で4セルまで対応しているようなので、モーター変更による4セル75mm機として組み直すこともできそうです。

Supra7 Proで使われているMobula7 V3フレームでは3セルバッテリーまでしかマウントできないのでフレームの変更も必要となってきますが、ちょっと自分は体感した事がない75mm機での4セル飛行も楽しめそうです。
ここまでくると85mmにサイズアップが望ましいと思いますが・・・?

85mmフレームにサイズアップ!

個人的に75mmサイズ機での08系モーターはあまり好きではなく上記モーター変更を最初に出したのですが、11系モーターに変更するならやはり85mmサイズの機体の安定感は素晴らしいものがあるかと思います。

過去に75mm機の85mmフレーム化はいろいろとやってきました。
どの機体も共通して言えるのがWashOut等の挙動がかなり抑えられ安定した機体となる感じです。

特にBeta75Xを85mmフレーム化させた機体の安定感は素晴らしく、現在も練習機として重宝しています。

【BETAFPV】Beta75Xを85mmフレームにサイズアップ!

85mm化と言っても、モーターKV値による何セル機にするかもなかなか難しく・・・
Beta75Xで言うと2セル標準の1103 11000KVモーターでの85mm化の安定感は非常にいいものとなりました。

同サイズのモーターでKV値を下げ3セルでも試してみましたが、3セルで飛ばすならサイズの大きい1105(Beta85X)の方が安定感があり飛ばしやすいと・・・
なかなかこのあたりの選定も難しいものです!

このSupra7 Proも後々の85mm化の事を考えいろいろとモーターも試してみたいと考えています。

まとめ!

標準状態で既に機体スペックの高いSupra7 Proですが、それでもいろいろとカスタマイズを試してみたいと思えるのは本当に楽しい機体ですね!
時間の関係でまだ妄想段階に留まっていますが、それだけでも楽しいものです。

最終的には85mmサイズの4セル機までは持っていけそうな機体となりますが・・・自分的には少しオーバースペックかな?
練習機として飛ばすなら85mm 3セル機がいいところでしょうか?

こうなるとUR85Beta85Xなんかの飛びの違いも気になるところです。

【URUAV UR85】85mmサイズのWhoop練習機としてUR85(ノーマルバージョン)の構成を考えてみる!
【BETAFPV】大破したBeta85X HDを練習機としてノーマル85Xに作り変え!

いや、3セル65mm機なんてのも・・・?
いろいろ妄想して楽しんでおりますが、またいろいろご紹介出来ればと思います。

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