Supra7 Proくん、機体スペックが高くいろいろと楽しませてくれます!
標準構成はEOS2カメラ&200mW VTXで外部受信機Frsky xm+搭載、FC内蔵ESCは12A対応でブザーも標準で搭載されており、もう内部構成的には十分と言えるスペックです。
標準では3セル75mm Whoopとなりますが、この構成ですからサイズを変えても問題なく楽しめる機体となります。
この機体で真っ先にやってみたのが85mmの機体にサイズアップさせることです。
85mmサイズのWhoopは大好きで他の機体も多数このサイズにアップさせてきました。
共通して言えるのが85mmサイズのWhoopでは他のサイズの機体と比べWash Out等の挙動が出にくく安定感が格段に上がるため野外Whoop練習機として非常に適しているかと思います。
機体設定等で調整してあげるのが一番いいかと思いますが、サイズアップという手軽なカスタマイズで安定感が上がるのがオススメです!
今回、Supra7 Proも85mmサイズに組み換え試してみました。
やはりこのサイズの機体は安定して飛ばしやすくなる印象です。
昨年末にこのSupra7 Proを85mmサイズに組み換え、モーターもいろいろ試して飛ばし比べていました。
使うフレームによりマウントできるモーターのサイズも変わってくるので、いろいろと組み合わせのパターンがありますが、個人的によかった構成をご紹介したいと思います。
また年末年始を挟んだこともあり、お正月室内65mm2セル機として最近遊んでいました。
このサイズでは標準モーター(0803 12000KV)でもパワフルな室内2セル機として飛ばすことができるので面白いかと思います。
【Supra7 Pro】85mm機にサイズアップしてみる!
85mmサイズにアップするにはSupra7 Pro標準の0803 12000KVモーターでも普通に飛んでくれましたが・・・もう少しKV値の低いモーターの方がいいのかな?
また85mmサイズの機体では11系モーターの方が飛ばしやすくなる印象です。
今回、Happymodel 1102 8500KVモーターを使いました。
3セル飛行ではこれくらいのKV値でしょうかね。
85mmフレームの選択肢!
使用するモーターによりマウントできるフレームも変わってきますが、85mmフレームで言うとモーターを3点で固定するタイプではCinecanフレームやUR85フレーム、また4点固定タイプならBeta85Xフレームなどが選択肢に入るかと思います。
当初、Cinecanフレームを使いマウントしていましたが練習中にフレーム破損したため今回UR85フレームを使って85mmサイズにしてみました。
上記3つの85mmフレームの中ではこのUR85フレームが一番丈夫でマウントはしやすいと思います。
またFCのUSB端子が少し前位置に設置されており標準の75mmフレームではバッテリーホルダーに干渉してしまうためL型のUSBプラグが付属していますが、UR85フレームでは必要なくスマートにUSB接続出来るようになります。
また、65mmフレームではモータープラグも少し干渉していましたが、これも問題ありません。
Supra7 ProにはFCの上に三角形のVTXを配置する形となります。
UR85フレームやCinecanフレームではFCを固定する支柱部分(名前が?)が少し高くなっているのでFC&VTXの2段構成ではマウントしやすくなるかと思います。(ゴムダンパー2つ分の高さがある)
Beta85Xフレームを使う際は、この支柱部分が低いのでマウントしずらく少し工夫が必要となります。
Cinecanフレームが先日木にぶつけて破損してしまったので変えのフレームが来るまで、今回はストックで手元にあったUR85フレームを使ってマウントしてみました。
URUAV UR85/UR85HD 85mm FPV Racing Whoop Cinewhoop Frame Kit for RC Drone FPV Racing
Eachine Cinecan 85mm 4K Cinewhoop FPV Racing Drone Frame Kit
キャノピーも変えればマウント方法もいろいろと選択肢が出来ますが、当サイト経由でSupra7 Proをご購入されている方も多いようなのでサイズ変更での飛びの違いをサクッと試せるように標準に近い形でやってみました。
サクッと載せ替えて85mmサイズのSupra7くんの完成です!
機体重量は約45.7gとなりました。
3セル85mm機にしてはかなり軽量な部類に入るかと思います。
個人的にSupra7 Proではこのサイズを一度試して欲しいです。
85mmサイズではWash Outがかなり抑えられる!?
Supra7 Proは75mmの3セルWhoopとなりますが、個人的に75mmサイズの3セル機はあまり飛ばしたことがなかったのでこのサイズで長らく遊んでいました。
75mmサイズでは2セル飛行時はWash Outがそこそこ出ますが、3セル飛行時では比較的少なくなる印象です。
しかしながらWhoop形状の機体の場合、多かれ少なかれWash Outは避けられないものだと思います。
PIDやBLHeliなどの設定である程度抑えることは可能だと思いますがサイズアップにより格段にその発生は抑えられ飛ばしやすくなる印象です。
Wash Outの話でいうとBeta75Xでは不良品レベルで酷かった(私の機体だけかな?)のですが85mmサイズにアップさせることにより格段に抑えられ気持ちいいくらい飛びが良くなりました。
Supra7 Proでも85mmサイズにアップさせることにより飛ばしやすくなります。(個人的にです)
3セル飛行ではWash Outもほぼ出ない感じです。
Whoop形状の機体の場合、高速ターン時やループからの引き起こし時などトリックを行うと殆どの場合Wash Outが発生するかと思います。(腕がないだけかな?)
Betaflightの設定でモーターアイドルスロットル値を高め(7.0くらいまで)に設定したり、ループ時などは完全にスロットルを落とさずある程度の回転をキープさせるなどで抑えることも可能です。
以上、機体設定やスロットルワークなどでWash Outの挙動は抑えることは可能ですが、手っ取り早いのが85mmサイズにアップさせちゃうのが個人的にはオススメです!
他の機体もそうでしたがSupra7 ProくんでもサイズアップによりWash Outの発生はほぼ皆無となり(あまり高度な飛ばし方は腕がなく出来ないので飛ばし方によるかと思いますが)安定して非常に飛ばしやすくなります。
Wash Outって機体重量と推力が見合っていない(バランスが取れていない)場合に発生するのですかね?・・・難しい!
まとめ!
今回、Supra7 Proを85mmの機体にサイズアップさせてみました。
機体スペックが高い機体となるので、いろいろなサイズで楽しめる機体となりますが個人的にはまず85mmサイズを試されるのをオススメします!
もう少し遊んだあと次はToothpick形状にしてみようかなど考えていましたが、先日BETAFPVさんが『Beta95X Frame Kit』の販売を開始しました。
これを使って85mmからさらにサイズアップなんかも試せるので面白そうで、非常に気になっております!
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