普段のドローン練習に持っているとちょっと便利なUSBパワーコンバーターのご紹介です。
リポバッテリーからUSB機器に充電出来るというもので、普段持ち歩いているバッテリーチェッカーiSDT BG-8Sにもこの機能が付いており結構便利なので、今回このコンバーター機能に限定した小型な『AOKoda Lipo to USB Power Converter』を送って頂いたのでご紹介します。

USB機器への充電にはモバイルバッテリーがあればいいのですが、ドローン練習に行く時にモバイルバッテリーって意外と持っていくの忘れますよね?(私だけかい?)
小型なのでいつも使うドローンバックの中に常に入れておけば、あとはリポバッテリーさえあれば問題解決!
また、QC3.0にも対応しているので屋外持ち出しフィールドなどで何かと重宝する場面が出てくるかと思います。(はんだゴテなど)
iSDT BG-8SにもこのUSBコンバーター機能が付いており大変便利なバッテリーチェッカーとなるのですが、この機能限定で考えるとさらに小型なこの『AOKoda Lipo to USB Power Converter』も便利かと思います。
AOKoda Lipo to USB Power Converter
簡単にご説明すると、入力側にリポバッテリー(2-6セル対応)を繋ぎ出力側のUSB機器への給電ができるコンバーターとなります。
通常のUSB出力(5V 最大2.4A)の他にもQC3.0/2.0にも対応しています。
リポバッテリーを使ってパワーバンク的な使い方が出来るコンバーターとなります。
TS-100など屋外ではんだ作業をするのにも便利そうですね。
入力側端子はXT60プラグとなっています。
XT30-XT60変換プラグがあれば、普段Whoopなどで使っているバッテリーも使えます。
出力側端子はUSB端子となります。
構造はシンプルでスイッチ類は背面にある1つのみとなります。
製品仕様
- 入力電圧:7-27V(XT60 2-6セル)リポバッテリー
- 出力:USB QC3.0 / QC2.0 / USB 5V(Max: 2.4A)
- QC3.0:3.6-6.5V/3A, 6.5-9V/2A, 9-12V/1.5A
モード選択
使い方は非常に簡単!
初回起動時、モード(バッテリーモード or DCモード)を選択します。
バッテリーモードで使うのが基本となるかと思います。
入力側XT60プラグにリポバッテリーを接続し、本体裏のスイッチを長押しでモードの選択(変更)を行います。
選択モードに入りボタン単押しでバッテリーモード(bat表示)とDCモード(dcと表示)が切り替わるのでbatに合わせて長押しで設定完了です。
バッテリーモード
基本的にこのモードで使う事が多いかと思います。
入力側にリポバッテリーを繋げて使うモードとなります。
入力側リポバッテリーは2-6Sまで対応しており、自動的にセル数が判別(電圧により)され過放電防止のためカットオフ電圧も自動的に設定されます。
【例 3セルバッテリー接続時】
カットオフ電圧は、2S(7.4V)、3S(11.1V)、4S(14.4V)・・・という具合に自動設定されます。
次回起動時は、上記デフォルト値に戻ります。
あとは出力側にUSB機器を繋げれば給電が開始されます。
本体の7セグLED表示は数秒間隔で切り替わります。(点灯しているLEDの場所により以下を表示しています)
LV(Low voltage number)
VI(Input voltage)
VO(Output power)
IO(Output current)
QC(Quick charge)
ブザー等がなく少し分かりづらいのが残念です!
DCモード
こちらはあまり使うことはないと思いますが、DC電源などで使えるモードとなります。
例えば車のシガーソケットから電源をとったり、このようなDCアダプターから電源をとる場合に使用します。
こちらのモードでは手動でカットオフ電圧を設定する必要があります。(使い方によっては必要ないかも?)
最後に!
以上、ドローン練習で持っていると便利なUSBパワーコンバーターのご紹介でした。
私の場合、普段持ち歩いているiSDT BG-8Sに同様な機能が付いており、またモバイルバッテリーを持っていれば事足りるのですが、ゴーグルの電源などにも使うことができ持っていると何かと便利になります。
またTS-100などのはんだゴテを持ち出して使っている方も多いかと思いますが、通常のUSB出力の5Vではパワー不足となるのでQC3.0に対応でリポバッテリーで駆動できるのは重宝されるのではないでしょうか?
小型なコンバーターとなるので、普段使っているドローンバッグに放り込んでおけば意外と役立つものですよ。

コメントを残す