11月25日発売 書籍『Arduinoと3Dプリンタでロボットを作ろう』を出させて頂きました!

Eachine E010やE011でステック型バッテリーを使うためのプチ改造!【Tiny Whoop】

これからTiny Whoopをはじめようとしている方や私のようなド素人のフープ練習機としてEachine E010E011は非常に最適な機体だと思います!

6mmモーターのE010でフープにドハマリし、最近ではパワフルな7mmモーターを搭載しているE011をメインに毎日楽しく練習しております。

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先日、アマチュア無線の免許取得及び開局申請での免許状の取得が完了し、ようやくFPVでフープを飛ばせる環境になりました。
FPV初体験ということで初自作機も作ってみました。

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自作機と言ってもFCやフレームの違いがあるものの構成的にはほぼE011といった感じなんですが!

やっぱりパワフルな716モーターで飛ばしていると非常に楽しいものです。

そんな716モーターのパワーをもっと活かすため、ドローンの世界でよく耳にするHV(ハイボルテージ)タイプのバッテリーも試してみました。

MEMO
HVバッテリーは、一般的なLipoバッテリーよりも高い電圧での充放電が可能となっています。
通常のLipoバッテリーが満充電で4.2Vなのに対しHVタイプのバッテリーでは満充電で4.35Vとなっているため、モーターも高速回転になりより大きなパワーをもたらすことが可能となります。
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非常にパンチ力が有り、形状的に標準バッテリーよりスティック型のバッテリーの方が扱いやすいので、今後フープ用のバッテリーはスティック型のHVバッテリーに統一していこうと考えています。

しかしEachine E010やE011のフレームでこのスティック型のバッテリーを使うにはバッテリーの形状が違うのでバッテリーホルダー部分の加工が必要となってきます。
またスティック型のバッテリーは長細い形状なのでFCの電源端子部分にバッテリーが干渉してしまうため、この部分の加工も必要となってきます。

加工と言っても非常に簡単で、私の使っている『BETAFPV 260mAh 1S Lipo HV Battery』を乗っけると最終的にこんな感じになります。

このバッテリーに関して言うとE011の場合、標準で付属しているバッテリーと同じ容量ですがバッテリーが少し軽いので機体の減量につながりHVバッテリーのパンチ力も活かせます。

またE010の場合、バッテリーは少し重くなってしまいますがHVバッテリーの力でカバーし、バッテリー容量も標準の150mAhから増えているので飛行時間を大幅に伸ばすことができます。

バッテリーを変えただけで飛び方も変わってくる、奥が深く楽しいですねフープの世界って!

それでは実際に改造していきましょう!

Eachine E010やE011でスティック型バッテリーを使うためのプチ改造方法!

まずはバッテリーの形状の違いを見てみましょう。

E010やE011のフレームでスティック型のバッテリーを使用するには、FCの電源端子部分にバッテリーが干渉してしまいます。

またフレームのバッテリーホルダー部分に仕切りがあるので途中までしかバッテリーを差し込むことが出来ません。

以上のことからE010やE011のフレームでスティック型のバッテリーを使用する場合、フレームの加工FCの電源端子部分の加工が必要となってきます。

フレームの仕切り部分をカットする!

まずはフレームの仕切り部分をカッター等で切り取っていきます。
E010のフレームでは端の2カ所に切り込みを入れるだけで不要部分をカットできるので簡単です。

こんな感じでカットできれば大丈夫です。

E011のフレームの場合は、更に横にも切り込みを入れないといけないのでちょっと細かい作業になってしまいます。

カッターでも切ることはできますが、アートナイフなどがあれば簡単&綺麗に切り落とすことができます。

こんな感じで綺麗に切り取ることができました。

仕切り部分を切り落とすことができたら、『バッテリーフォームアダプター』を差し込めば完了です。

こんな感じにスティック型のバッテリーを収めることができます。

FCの電源端子を加工する!

次にFCの電源端子部分の加工を行います。

上記でスティック型のバッテリーを収納する事ができるようになりましたが、このままだとFCの電源端子部分にバッテリーが干渉してしまいます

そこで、この電源端子を取り外しプラグケーブルを取り付けます。

まずはFCに付いている電源端子を取り外していきます。

半田吸い取り線を使い端子を固定しているハンダを全て除去します。

ニッパー等で引っ張ると簡単に外れてくれます。

次に『JST-PH2.0メス型のプラグケーブル』を適度な長さにカットしバンダ付けして完了です。

こんな感じに仕上がりました!

これでスティック型のバッテリーを使うことができるようになりました。

1Sのスティック型のバッテリーは容量が変わってもバッテリーの幅自体は変わらない(容量が大きくなるとバッテリーの長さは長くなりますが)ので、いろんな容量のバッテリーを試すこともできるので便利ですね!

E010E011は、Banggoodで2,000円もしない値段で購入することができ練習機としては最適です!

私はFPV用のカメラを乗っけてFPV練習機として飛行させています。

FPV初心者練習機として最適!Eachine E011でFPV練習機を作る!

ちょっとした改造で初心者用の練習機としては最適な機体に仕上がるのがいいですね!

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