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愛用のゴーグルEachine EV100のバッテリー不調により『FuriousFPV Smart Power Case』を購入。18650電池使用により駆動時間が3倍になり多機能で便利!【Tiny Whoop】

今年の7月に開局申請が完了し晴れてフープでFPVを楽しむ毎日です。

開局申請完了後、迷いに迷って買ったFPVゴーグル『Eachine EV100』、今では良き相棒です!
低価格にもかかわらず画質も結構キレイ、軽量&コンパクトなので野外練習で持っていくのに重宝します。

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そんな良き相棒『Eachine EV100』なんですが、購入後2ヶ月ほどでバッテリーが早くも不調となりました。
このEV100のバッテリーはUSB接続により充電するタイプなんですが、接続しても赤ランプが点滅してすぐ消え全く充電できない状態に!

保護回路は付いているようですが、USB端子を挿しっぱなし状態にしていたことが多々あり過充電が原因?なのか、単に内部にあるリポバッテリーの寿命なのかは分かりませんが何をやっても充電できない状態に!

USB端子からモバイルバッテリーで給電しながらの使用はできたため、その状態でなんとか使っていました。

新しいEV100用のバッテリーの購入を考えたのですが、現在海外からのリポバッテリーの購入が非常に困難な状態らしくBanggoodさんでも在庫はあるものの日本への出荷ができない状態です。

また国内サイトでもEV100バッテリーの在庫があるショップが見つからなかったため、今回『FuriousFPV Smart Power Case』を購入しました。

3400mAhの18650リチウムイオン電池を使うことによりEV100より駆動時間が3倍ほど伸びバッテリーインジケーターからバッテリーの電圧や使用容量の他、内部温度、バッテリー警告電圧設定等、非常に多機能です。

EV100に使われている標準バッテリーは非常にコンパクトなんですが容量が1000mAhと小さく、連続使用で2時間ほどしか使用できませんでしたが、今回購入した『FuriousFPV Smart Power Case』はサイズは大きくなりますが3400mAhのリチウムイオン電池を使用することにより駆動時間は3倍以上に!

個人的には電池残量をあまり気にすることなく長く練習できるのがありがたいです。

今までは私が使用するプロポ『Taranis Q X7S』のバッテリーを1回充電するのに対し、EV100の標準バッテリーで3〜4回充電する感じでしたが、『FuriousFPV Smart Power Case』を使用するようになりプロポのバッテリー充電時(連続5〜8時間使用)にゴーグルのバッテリーも充電みたいな感じで回数はかなり減りました。

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FuriousFPV Smart Power Case

内容物はこんな感じ。

赤がカッチョいい!

バランス端子から直接充電でき、もちろんDVR機器への給電もできます。

Eachine EV100標準バッテリーと比較。
1000mAhのEV100標準バッテリーと比較すると結構大きくなります。

Eachine EV100に装着するとこんな感じになります。
バッテリーが大きいので標準ヘッドストラップでは結構いっぱいいっぱいです。

バッテリー重量が増しているので標準の細いヘッドストラップよりも太いFatshark製のものに私は付け替えました。
これは後でご紹介します。

使用するバッテリーはリポバッテリーではなく、18650リチウムイオン電池を2本使用します。

MEMO
今回ご紹介する『FuriousFPV Smart Power Case』はバッテリーケースとなっています。
使用の際は、別途18650リチウムイオン電池を2本用意する必要があります。

18650電池は国内ショップでも簡単に購入することができるので、長時間野外で使用する場合など予備の18650電池を用意しておけば簡単に電池交換ができ便利です!

今回私が別途用意した18650リチウムイオン電池(保護回路なし)はこちらです。
Panasonic製のセルを使用し評価も良かったのでこちらを購入。
バッテリー容量は3400mAh、EV100標準のものより3倍以上もあります。

注意
18650リチウムイオン電池には、保護回路が付いているものと付いていないものがあります。
今回使用するバッテリーケース『FuriousFPV Smart Power Case』には本体に保護回路が内蔵されているため、使用する18650電池は保護回路が付いていないものを用意する必要があります。

本体のネジを2本外し18650電池をセットすれば使えるので簡単です。

ここでちょっと、ゴーグルのヘッドストラップも交換してみました。

そもそもEV100に標準で付いているヘッドストラップが非常に細くてすぐにズレ落ちてくるとこにいつも不満を感じていました。

今回『FuriousFPV Smart Power Case』バッテリーケースを使用するようになりさらにバッテリー部分の重量が増したので、Fatshark製の太いヘッドストラップに交換してみました。

標準のものと比べて約1.5倍位の太さがあります。

交換後は非常に満足、しっかりホールドしてくれていい感じです。

簡単に機能をご紹介!

本体上部にある赤いスイッチを押せば起動します。

この電源スイッチが付いているのが非常に便利
毎回ゴーグルからプラグを引き抜くことなく電源のオン・オフができるのでプラグ周りにも優しそう!

まずはFPVゴーグル接続時のメイン画面表示はこんな感じです。
個人的には、視覚バーによりバッテリー残量が分かるのがいい感じ!

  1. Voltage Remaining 現在の電圧値
  2. Current Draw 現在の電流値
  3. Used Time 起動後の稼働時間
  4. Call Sign コールサインの表示
  5. Temperature 内部温度
  6. Used Capacity 起動後の使用容量

 

設定画面からできる機能の一部をご紹介。

カットオフ電圧の設定

カットオフ電圧は、5.0〜6.0Vまで0.1V間隔で設定できます。

使用するバッテリーの電圧設定

バッテリーの電圧設定。
3.7Vのリチウムイオン電池(満充電4.2V)2本を直列に接続しているので、8.4Vに設定。

低電圧アラーム

低電圧アラームの設定。
6.0~7.2Vの範囲で0.1V間隔で設定できます。
設定した電圧でアラームが鳴り出し、設定したカットオフ電圧まで低下すると強制的に電源が切れる感じです。

稼働時間アラーム

稼働時間によりアラームを鳴らすことができます。
30分・60分・90分・120分の30分間隔で設定ができます。

コールサインの設定

メイン画面に表示させるコールサインの設定ができます。

過負荷警告電流の設定

過負荷による警告&シャットダウンする最大電流値を設定できます。
0.6A~2.0Aの範囲で0.1A間隔で設定できます。

参考 FuriousFPV Smart Power CaseマニュアルFuriousFPV

電池を抜くことなくバランス充電ができます!

18650電池を取り出すことなくそのままバランス充電ができます
わざわざケースから電池を取り出し18650電池専用充電器などで充電する必要がないため非常に便利です。

同様のFatshark製の電池ケースがありますが、こちらはバランス充電ができないとのことで今回『FuriousFPV Smart Power Case』を購入したのも大きな理由の一つです。

私は1S以上の充電器を持っていなかったので、Beta75Xで今後2Sバッテリーを使用予定なので2〜4S対応充電器『Charsoon DC-4S 2-4S Li-poly/Li-ion Battery Balance Charger & Voltage Detector with Power Adapter』を購入しました。

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Banggoodさんでも非常に評価が高く、1,500円ほどで購入できます。
3Aに対応したアダプターもちゃんと付属しています。

18650電池専用充電器を用意するより安く、2Sフープが今後流行りそうなので1台持っていればバッテリーチェック機能も付いているので便利そうでね!

充電が完了すれば『ピーピー』と音が鳴り知らせてくれるのも便利です!

まとめ

現在、海外からのリポバッテリーの入手が非常に厳しい状態にあります。

ゴーグルのバッテリーで使用しているリポバッテリーも当然寿命を迎える時が来ます。
そんな時、私のように予備バッテリーが手に入らない状況に陥ることも。

その際、今回ご紹介したリチウムイオン電池を使用するバッテリーケースも大きな選択肢の一つになると思います。

もちろん、標準バッテリーに比べ長時間駆動でき大変便利なバッテリーケースなので、普通にチェンジしちゃってもいいと思いますけどね!

【2019.3 追記】充電方法を詳しくご紹介!

【Tiny Whoop】FPVゴーグル用バッテリーケース『FuriousFPV Smart Power Case』の充電方法!

 

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