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野外ロスト回避のため『URUAV UR65』にブザーを取り付ける。その作業手順をご紹介!【Tiny Whoop】

はじめて買った1Sブラシレスフープ『URUAV UR65』、非常に飛ばしやすく何よりその飛びっぷりの良さから大変気に入っています。
今だに大人気なのもうなずけます!

はじめてのブラシレスフープ『URUAV UR65』を購入。これ最高に楽しく飛ばせる機体ですね!

野外で飛ばしても結構パワフルなので、ロスト回避のためにブザーの取り付けを購入当初からやりたいと思っていました。

しかしこれが意外に難易度が高い!
FCにあるブザーポートを実際に確認してみるとピッチが非常に狭いじゃないですか!

狭すぎて半田付けの際、となりのチップに接触してしまいそうで非常に怖く、またポートが小さいためハンダがうまく定着してくれず今までこのブザー取り付け作業を4回ほどチャレンジしていますが、いづれも断念していました。

先日、新しい半田ごてを購入したのをキッカケに、半田付けステーションに取り付けた拡大鏡フラックスという助っ人の助けも借り再チャレンジしてみました。

URUAV UR65 ブザー取り付け作業手順!

その飛びっぷりに関しては何一つ不満な所はなく大満足なUR65くんなんですが、持っている方ならお分かりかと思いますが意外と手間のかかる子なんです。

あまりにもフレームが弱くすぐにフレーム割れを起こし、そしてAIOカメラがキャノピーからすぐにズレ落ちてしまう。
またモーターシャフトが0.8mmと細いからかすぐにシャフト折れを起こしたり、モータープラグ付近のケーブル接触不良がよく起こります。

ほんといろいろ手間がかかる子なんです、このUR65くんは!
上記解決方法は、以下の過去記事をご覧ください!

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そして今回、ブザーの取り付け作業でもブザーポートのピッチが狭すぎるため半田付けが非常に大変ときた!

いろんな試練を与えてくれるUR65くんですが、解決するごとに自分のスキルも少しはアップしている?いろいろ勉強させてくれる相棒です!

それではブザー取り付け作業に入っていきます。

まずはUR65付属のマニュアルでブザーポートの位置を確認して下さい。

MEMO
後述しますが、私はよく確認せず作業に入ってしまい取り付けるブザーの極性(プラスとマイナス)を逆に取り付けてしまいブザーが鳴らず???状態で無駄な時間を費やしてしまいました!

ブザーポートは、FC(フライトコントローラー)の表面にあります。
非常に小さいため見つけるのも大変です!

写真下を参考に、上側のポートがプラス極で下側のポートがマイナス極になります。

このブザーポート、非常にピッチが狭く隣にチップや部品が近接しているのでハンダ作業はかなり大変です。

先日買い替えた新しい半田ごてがここで大活躍してくれました。
本体に適度な太さがあるのでグリップが安定し、小手先がブレにくく非常に作業がしやすかったです。

また、拡大鏡の付いた半田付けステーションも使いました。

実際、拡大鏡が無ければハンダ後の短絡等の確認が非常に困難です!

実際の作業は、2つのポートにプラスとマイナスのリード線を繋げるだけの単純な作業なんですが、何せピッチが狭いので非常に神経を使います。

そして半田付けするポート自体が大変小さいので、うまくハンダが定着し固定できなく前回試した時はここで一度断念しました。

細かい作業で慎重になるため時間がかかり、糸はんだ自体に含まれるフラックスも蒸発してしまいうまくハンダが浸透しないんでしょうね!

そこで今回はフラックスを用意し、半田付けするポート部分に塗り作業をしました。

フラックスのおかけで今回はちゃんとハンダが浸透&定着しうまく接続してやることができました。

使用したリード線は30AWGのシリコンケーブルを使用しました。
これ以上太いと結構厳しいかと思います。

ケーブルの色は特に関係ないのですが、本来後で見ても分かりやすいように赤色がプラス極(Vcc)、黒色がマイナス極(GND)に統一するのが一般的ですが、私が極性を間違っていたため写真では入れ替わっており、取り付けたブザー側の極性を入れ替えて接続しています。
参考にされる方はその点ご注意下さい!

注意
上写真では、黒ケーブルがプラス極で赤ケーブルがマイナス極となっているので注意して下さい!

一応、拡大鏡等で短絡箇所がないかチェックしてブザー本体の取り付けです。

Banggoodさんで売ってるみなさんお馴染み?の5個セットのブザーを使用。
小さいのでマイクロドローンに最適です。

ブザーにも極性があるのでご注意を!
端子が長い方がプラス側となります。

端子自体が少し長いので適度な長さにカットして使用します。

半田付けの前に熱収縮チューブがあると便利ですね!
今回使用したのは1.5mm径の0.8mmまで収縮するチューブを使用。

これをリード線に仕込んでおいて半田付け&ドライヤー等でチューブを収縮させて固定させれば完成です。

ここで動作チェック!
バッテリーをつないでBetaflightのBeeperで設定したスイッチオンでブザーが鳴るか確認!

MEMO
ここで私は極性を逆に繋いでいたためブザーが鳴らず、何度も配線の断線やハンダ不良等チェックする羽目になりました。

問題なければ結構大きな音でブザーが鳴ります。

ブラシレスモーターの場合、モーター自体を振動させて音を出すモーターブザーもありますが、野外だと特に昼間のガヤガヤした場所などでは音が小さすぎ認識するのが難しいです。

やはり専用ブザーを取り付けると音の大きさが全然違うので、野外で安心して飛ばすことができます。

問題なければ、グルーガン等でFCに直接貼り付けるもよし、フレームのお尻に付けるもよし、あとはブザーをどこに取り付けるかはお好みで!

今回はキャノピー内に取り付けてみました。

まとめ

UR65購入当初からずっとやりたかったブザーの取り付け作業がようやく完了しました!

これで野外でも安心して飛ばすことができます。
同様にブザーの取り付けを検討されている方、ぜひ参考にしてみて下さい!

一つ問題が解決すればまた次の課題を出してくるUR65くん、次はどんな難問を出してくるか楽しみです!

3 COMMENTS

竹町慶太郎

コメント失礼いたします。ここまで詳しく解説していただき感動しました。ブザーの取付どうするのかすごく知りたかったので、このブログを見たときは本当に衝撃でした。ほかの記事も大変興味深いです。すべてのブログ読みたいと思います。感謝いたします!!

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東京バード

ありがとうございます^_^
Crazybee系のFC、特にこのF3 FCはブザーのランドが非常に小さく作業がしにくいので注意して下さいね!
過去、通電して煙が出た等の話もよく聞きます。
簡単な作業なんですが、なかなかハンダの難易度は高いようですのでご注意を・・・

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