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小型アンテナ『Foxeer Lollipop 3 Stubby Omni』を試してみる!

今回はゴーグルのアンテナの話をちょっと。

以前ゴーグル用の小型アンテナ『FuriousFPV Stubby Air』を紹介しました。
非常に小型なアンテナで室内での使用では全く問題なく、大きなアンテナを取り付けるより取り回しもしやすく便利なアンテナです。
自宅室内レベルでの使用ではノイズ等も少なく(ほぼない)使い勝手は非常にいい感じです。

【FuriousFPV Stubby Air】ゴーグルのアンテナ交換によりノイズが減ったという話。小型アンテナ便利ですね!【Eachine EV200D】

アンテナまわりの話は特殊な機材等を使って計測とかしたわけではなく、使ってみた個人の感覚的な話となるのでなかなか伝えるのが難しくなります。
「ドローン沼」、そして「アンテナ沼?」なんてあるようで・・・こだわっている方は多いようで、そして奥が深く!

正直なところ私なんかはEachine EV100に付属していた安いアンテナ(200円ほどで売られている)でも問題なく使えていたので1年ほど使っていましたが、その状態からいろいろアンテナを変えてみると違いも分かりやすく・・・。

このサイズのアンテナなので野外での使用ではさすがにノイズの影響を大きく受けます。(機体との距離が離れると結構ノイズが入ります)
野外での使用ではパッチアンテナがセットになった『ImmersionRC SpiroNET V2』を使うなど使い分けています。

全方位型&指向性アンテナがセットになった『ImmersionRC SpiroNET V2』を試してみる!【Eachine EV200D】

そしてFuriousFPV Stubby Airを試してブログで書いた時にコメント欄やお問い合わせで『Foxeer Lollipop 3っていうアンテナもいいよー』なんて話を頂きました。

こちらのアンテナもゴーグルに装着されている方をよく見かけます。
FuriousFPV Stubby Airと比べると少しサイズが大きく、アンテナ利得(dBi)は2.5dBiとこちらも少し高くなったアンテナとなっています。

Foxeer Lollipop 3 Stubby Omni

普段自宅室内で使っているFuriousFPV Stubby Airと比べてみます。
サイズは少し大きく、アンテナゲイン(利得)もFuriousFPV Stubby Airの2.2dBiと比べFoxeer Lollipop 3の方では2.5dBiと少し高くなっています。

アンテナゲインの話って学生時代結構勉強したんだけどなぁ〜(工学部でした)。
単純に高ければいいというものでもなく・・・上げていくと指向性が増していく・・・このあたりのバランスがなんちゃら・・・違ってたらスイマセン!

あまり詳しくないので突っ込んだ話はやめて、実際に使ってみた感覚だけで書いていきます。

この2つの小型アンテナを試してみましたが、結果から言いますと自宅室内レベルでの飛行でいうとほぼ違いは感じられませんでした。
・・・が、野外での使用(広い場所ではあまり向いていませんが)ではこのFoxeer Lollipop 3の方に軍配が上がるかな?って感じでしょうか。

野外で使ってみた感じでは機体が離れていくと増えるノイズが多少は少ないかな?
自宅室内では細い廊下に入ると一瞬入るノイズもなくなったかな?
こんな使い心地でした。

近場の公園でサクッと1セルWhoopなんて使い方では全く問題なく、最近使い始めたBETAFPVの小型送信機とセットで軽量お手軽Whoop練習なんてのもよく・・・(技適付いてないですが!)

【正式リリース】BETAFPVのOpenTX搭載送信機『LiteRadio 2 Radio Transmitter』。値段の割にかなり使える送信機です!

アンテナコネクタの形状には「RP-SMA」「SMA」があります!

アンテナのコネクタ部分(接続部)には形状があります。
RP-SMA」と「SMA」の2種類がありますが、ゴーグルに付いている受信機のアンテナ接続部の形状を確認して選ぶ必要があります。

まず「RP-SMA」はアンテナ側(かぶせる側)がメス型になっています。
またその逆でアンテナ側がオス型となっているのが「SMA」となります。
今回ご紹介しているFoxeer Lollipop 3アンテナは「SMA」タイプのアンテナとなります。

True-D XRapidFIRE受信機などにはそのまま取り付けることができます。

私の使っているEachine EV200Dゴーグルでは受信機のアンテナ部分の形状を見ると出っ張りがあるオス型となっているので、アンテナはそれにかぶせる「RP-SMA」タイプのアンテナに対応していますが、変換プラグ(SMA Female to RP-SMA)を使い取り付けることは可能です。

室内使用やちょっとした広場でWhoopなんて場合に小型アンテナは取り回しもしやすく使いやすいですね!

まとめ!

自宅室内使用では、このFoxeer Lollipop 3FuriousFPV Stubby Airでそれほど大きな違いは感じられませんでした。

なかなか違いがつかめずどうしたものか?なんて考えていましたが、少し広い場所で試してみると違いが大きく分かりました。

機体との距離が離れるとどうしてもこのサイズのアンテナでは受けるノイズの影響が大きくなっていきますが、このFoxeer Lollipop 3ではそこそこ抑えられているようです。

機材等使って計測したわけではなく個人の感覚的な部分が多く、また使用する受信機との相性もあるだろうし・・・アンテナまわりの紹介って難しいものです。

野外での使用ではこのような小型アンテナを使うことはないのですが、1セルWhoopレベルなら全く問題なく小型なアンテナは非常に便利だと思います。

【FuriousFPV Stubby Air】ゴーグルのアンテナ交換によりノイズが減ったという話。小型アンテナ便利ですね!【Eachine EV200D】

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