先日ご紹介した2セル専用充電器『TUNERC Thor 2S Four-Channel Charger』、2セル限定となりますが非常に便利な充電器です。
【Tiny Whoop】1セルから2セルバッテリー環境への移行をお考えの方に最適な2セル専用バランス充電器『TUNERC Thor 2S Four-Channel Charger』。1セルから2セル環境へのステップアップを考えている方に最適な充電器で、独立した4系統の回路が内蔵されておりLipoやHVタイプのバッテリーも混載して充電することが可能となっています。(本体ディップスイッチで選択)
私の持っているバランス充電器でいうとiSDT Q6 Proで同様に4本のバッテリーを充電しようと思えば、このように充電器本体にパラレルボードを接続してと少し大掛かりとなります。
もちろんパラレルボードを使用しているので、LipoやHVバッテリーの混合充電はできませんし充電途中から1本追加で充電するなんてこともできません。
しかし『TUNERC Thor 2S Four-Channel Charger』を使えば、2セルバッテリー限定となりますがLipoやHVを混載して充電できますし、内部回路が独立しているので2本充電中に飛行後のバッテリーを追加して充電なんてこともできます。
またパラレルボード等必要ないのでこんなにコンパクトです。
このコンパクトさや上記のような利便性を活かすにはやはり屋外使用が望ましく・・・しかし本充電器では付属する5V 5AのAC/DCアダプターからの充電のみに対応しています。
野外でAC電源を確保するのはなかなか難しく、やはりモバイルバッテリーからのUSB給電というのが一番望ましいですね!
この問題を既に解決された方が!
Twitter等で交流していただいているカタオカ⌘ベランダゴーヤFPVさんがUSB給電ができるように魔改造?を既にやられていました!
電源周りの改造なので(そんなに難しくはないですが!)私は躊躇していました。
いやぁ〜、助かります!
https://twitter.com/peterminced/status/1164550723104722944
100均等で簡単に手に入るUSB Type C(5V 3A対応)のケーブルをカットして本体電源部にはんだ付けするだけの簡単な改造ですが、格段に利便性が上がりました。
『TUNERC Thor 2S Four-Channel Charger』USB給電改造!
まずは充電器本体裏にある4点のビスを外し内部基盤を取り出します。
DCジャックはセンタープラスタイプのものなので基盤裏の極性はこのようになります。
次にUSBケーブルを加工していきます。
USBケーブルの先端をカットし、赤(+5V)と黒(GND)の配線を取り出します。
その他のケーブルはデータ線ですのでそのままカット!
あとは極性を確認し充電器基盤にはんだ付けして完了です。
ハンダ部分はグルー等で補強してやればいいと思います。
10分ほどでできる簡単な改造となりますが非常に便利な充電器に生まれ変わります。
内部回路が独立しているのでバッテリーの追加充電ができ便利!
これでモバイルバッテリーからの給電が可能となり一気に利便性が上がりました。
バランス充電器にパラレルボードを接続して複数本のバッテリーを充電する場合、一度充電を開始すると充電中のバッテリー追加はできません。
今回使用している『TUNERC Thor 2S Four-Channel Charger』では内部回路が独立しているので飛行後にバッテリーを充電し、さらに次のバッテリーを追加で充電・・・なんてことができ、さらにLipoやHVタイプも混載でき大変便利です!(ディップスイッチで選択)
モバイルバッテリーからの給電ができ、さらにこのような充電方法が使えるとなれば野外使用において非常にコンパクトで便利な充電器となります。
前回のレビュー後、メーカーのTUNERCの担当者様から次期モデルに向け改良点等を教えてほしいとのことで以下の要望を出しておきました。
このあたり、同製品をレビューされている方は同様のご意見のようですね!
・今回改造したUSB給電ができる!
・XT60からの給電!
・充電完了後のカットオフ!
レビューされている方の意見を踏まえ次期モデルの開発も既に行われているようです。
今年設立されたばかりのメーカーで、現時点(2019.08現在)まだ本充電器とバッテリーチェッカーの2製品のリリースしかありませんが、今後の製品が気になりますね!
大変便利な本製品のレビューの機会を与えていただいたTUNERC様、そしてカタオカ先輩には感謝でございます!
参考 Thor 2S Four-Channel ChargerTUNERC
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