BETAFPVのOpenTX搭載送信機『LiteRadio 2 Radio Transmitter』が届きました。
通常価格$39.99と非常に安価な送信機となり、現在はまだベータテスト版となっています。
【2020.04.27 追記】
大幅に改善され正式リリースされました!
BETAFPVさんのドローンでよくあるベータテストでユーザーなどからのフィードバックを受けて製品版登場まで細かく調整等やっていく・・・といったところでしょうか?
技適取得に関しては未定のようですが、サイトに登場して各プロトコルモデルとも即完売という人気ぶりのようです。(現在はSOLD OUT状態で次回入荷は未定のようです。)
私の手元に届いたのはFrsky D16-FCCバージョンです。
この価格ですから当然マルチプロトコルとはいかず、通信プロトコルは他にはBayang・Frsky D16-LBT・Frsky D8から選択ができます。
Bayang / Frskyの2モデルでリリース!
Frsky D8・Frsky _D16およびFrsky D16 LBTモードを切り替え可能に!
非常に安価な送信機となっていますがOpenTXが搭載されており人気もあるようで、最近ではSNSなどでもチラホラと見かけます。
個人的には自宅でシュミレーターの使用だけでも元は取れるかな?なんて考えていますが、どこまで使える送信機なのか気になるところです。
BETAFPV LiteRadio 2 Radio Transmitter
この値段の製品にしてはかなりしっかりした梱包ですね。
スティックまわりもちゃんとスポンジで固定されています。
付属品
まずは付属品。
送信機本体のほかにBT2.0 1S 300mAhバッテリー×2本(350mAh 2Sバッテリーに変更されました)、BT2.0×2本ケーブル(2セルバランスケーブル)×1、BT2.0 Battery Charger and Voltage Tester×1が付属しています。
単純に考えて、BT2.0 1S 300mAhバッテリーが2本で約7.5ドル、BT2.0 Battery Charger and Voltage Testerが10.99ドルで約19ドルくらいとなり、これが付属しているのは非常にお得感もあります。(正式版?になると変更になっているかもしれませんが)
製品外観
値段の割に見た目は白を基調としたオシャレ感ある感じです。
端子関係は底面の2つ。
Audio Port for Student ModeとUSB Port for HID Joystick / Setup。
背面に電池ボックス、SETUPボタン・BINDボタンがあります。
バッテリーは付属のBT2.0×2バランスケーブルを使いBT2.0バッテリー2本で駆動する形となりますが、スペース的にかなり窮屈な感じとなります。
プラグのはんだ付けされた部分を少し曲げないと入らなく、かなりカツカツです。(すでに断線しかけています)
付属バッテリーは、350mAh 2Sバッテリーに変更されました。
2セル300mAhくらいのバッテリーを使った方が綺麗に収まります。
やはりバッテリーは変更されましたね!
スイッチ類は計4つ。
手前側左右のスイッチ[SA][SC]が3ポジションスイッチ、奥側の[SB][SD]が2ポジションスイッチとなっています。
スイッチ類の動作は普段使っている送信機と何ら変わらずいい感じです!
そしてスティック。
普段私が使っているTaranis Q X7SやTaranis X9 Lite Proと比べると(こちらはホールセンサージンバルです)さすがにスムーズ感はありませんが、全然気にするレベルではないようです。
個人的には左スティック(スロットル)は少しカリカリ感があった方が好きなのですが、それが全くないのがちょっと・・・これは好みで分かれる所だと思います。
全面プラスティックボディーですが、ホールドする部分には滑り止め加工?がされているので、ツルツル滑ることもないようです。(ラバーコートが採用されたようです!)
このサイズの送信機、使いやすいかも!
動作確認
電源ボタンの長押しでオン・オフします。
起動時は電源ボタンまわりのLEDがグリーンに点灯し、そこからブルーに変われば起動完了です。
起動時にスロットルが入っていたら赤色に点灯しエラーも分かりやすくなっています。
電源ボタンを再設計し、LED表示が見やすくなったようです!
また、振動モーターも追加されたようです。
内蔵充電モジュールを搭載し、USB充電がサポートされました!
バインドも非常に簡単に出来ました。
OpenTX Companionから初期設定等必要かな?と思っていましたが、その必要はなくバインドはあっさりと出来ました。
シュミレーター&実機飛行も問題なし!
シュミレーターの使用も問題なくでき、実機での室内&野外飛行も問題なく飛ばす事が出来ました。
強いて言えば、これは送信機の慣れの部分が大きいと思いますが普段Taranis Q X7Sをメインで使っているので、サイズが小さくなった事で指の可動域が変わり少し違和感が!
まぁこれは慣れでしょう。
気になるところ!
スティック中央部分や端でジッター(名称あってたかな?)が出ます。
Betaflightの受信機タブを見てみると、プルプルと数値が変動しています。
普段使っているTaranis Q X7Sでは普通にピタっと止まってくれていたので・・・修正方法ってどうやればいいのかな?
参考 LiteRadio構成-OpenTXコンパニオンBETAFPV 参考 セットアップEG#1-ジンバルの中心値をトリミングBETAFPV
内部構成をチェック
SNSで本機を分解している方がいたので少し内部構成もチェックしてみました。
さすがにホールセンサージンバルとはいきませんが、私の使用では特に大きな問題はありませんでした。
これが送信機モジュールでしょうか?
現在、技適の取得はされていませんが・・・モジュール式で取り外しが可能なので技適モジュールにカスタマイズする猛者もいらっしゃるのでしょうかね?
最後に
価格面で考えると非常によくできた送信機で私の使用では大きな問題は特に見当たりませんでした。
・・・というか普通に使えちゃいますね!(技適付いてないけど)
当初は自宅でシュミレーターで使用できれば元は取れる?なんて考えていましたが、予想以上に良いようです。
これだけ送信機が小型ならあとはゴーグルとWhoop機を持って近所でお手軽飛行が可能ですね。
旅行などの際にもこれくらいならサクッと持ち運びが可能なので良さそうです。
現在ベータテスト版となっており技適取得には至っていないようですが、ベータテスト機からのテスターリターンを受けてさらなる改良がされ正規版として登場するのでしょうか?
その際に技適取得が完了していれば・・・この価格ならとりあえず1台持っておいて損はない?大人気送信機になりそうですね!
また、こちらも既にBETAFPVさんから販売が開始されている価格$54.99の一眼式ゴーグル『VR01 FPV Goggles』と合わせても$100程度なのでBeta65S Liteなんかと合わせれば、これからWhoopをはじめてみようと考えている方にはいい組み合わせになるんじゃないでしょうか?
【追記2020.06.30】
この送信機のサイズ感が気に入り、Taranis X-Lite Pro送信機も導入しました。
また、この送信機がセットになったRTFモデルの販売が開始されました!
上記Beta65S LiteやMeteor75 Liteがセットになった2モデルから選択出来ます。
お世話になります。HPの更新いつも楽しみにしています。
バインドは無事にできたのですが、ARMが反応しないことがあります。
OSD画面には「ARM」と「throttle」(スロットルは下げているのに)が表示されます。
これはスロットルが入っていると認識してARMできないということでしょうか?
エンドポイントの調整すれば解決するのかと思っているのですが、
BETAFPV LiteRadio 2 Radio Transmitterでは設定変更できないかと。
SETUPボタンを押すとリセットするのでしょうか?
どうかお助けください。
よろしくお願いいたします。
バインドはしているけどモーターが回らない(アームしない)ということですかね?
もうやられているとは思いますが、Frsky版ということなのでBetaflight Configurator【受信機】の[チャンネルマップ]をAETR1234に設定。
そして【基本設定】タブの[アーミング]を180°に設定。
[MOTOR_STOP]の項目をOFFに設定。
あとはバインドさせて【モード】タブで[ARM]スイッチの動作が上手くON/OFFするようにスライダーの位置を調整すれば問題ないかと思うのですが・・・(デフォルトではスイッチAにARMが割り振られていたと思います?)
また、バインドしているけどアームしないということは、アームスイッチONでOSD画面に何かしらのエラーメッセージみたいなものが表示されているかと思いますが?
このエラーメッセージみたいなものも参考にしてみて下さい!
おさるさん、コメントありがとうございます!
そうですね、基本的にはそういう感じでバインド出来るかと思います。
・・・なんですが、私が持っているのはベータテスト版のFrsky D16モデルなんですが、この新しいバージョンではFrsky D8 or D16の選択が出来るようになっているようです。
なので送信機とFCのプロトコルを合わせる必要(Frsky D8 or Frsky D16)があります。
送信機側のプロトコルの選択方法は、記事内に送信機マニュアルのリンクページを張っているのでそちらを参考にして下さい。
そしてFC側のプロトコル選択は、Betaflight Configuratorの【基本設定】にある[受信機]の項目で、
Frsky D8(FRSKY_D)、Frsky D16(FRSKY_X)から選択し設定して下さい。
送信機とFCの通信プロトコルを合わせた上であとは、おさるさんが書かれているような手順でFCのバインドボタンを押しバインドモードに入り、続いて送信機側もバインドボタンを押してあげれば問題ないかと思います。
手順的には、1→2→4(Mobula6のバインドボタンを押す)→3(プロポのバインドボタンを押す)
で問題なくいけると思いますよ!
東京バード様
大変ご親切にありがとうございました。
教えて頂いた方法でバインドでき、Betaflight Configuratorでもプロポが反応しています。
なのですが、実際にモーターが回転しないです。
車はやるのですが、空物は超初心者で周りに詳しい方がいなくて
困っております。
どうかお助けください。
よろしくお願いいたします。
とても参考になり購入しました。
Mobula6 FrskyとBETAFPV LiteRadio 2 Radio Transmitter Frskyを持っていますが、バインドの手順を教えてください。
1.プロポの電源を入れる
2.Mobula6をバッテリーに繋ぐ
赤の点滅
3.プロポのバインドボタンを押す
4.Mobula6のバインドボタンを押す
赤の点灯
この手順でバインド可能でしょうか?
初心者なので教えて頂けると助かります。
よろしくお願いいたします。