『オンナノコズ』の映像に魅せられ、Tiny Whoopを始めて半年ほどが経ちました。
夏にはじめての開局申請を完了しFPVでフープくんを飛ばすように!
FPVを始めた頃、フープにフルHDカメラを載せた空撮機を作り飛ばすという目標を立ててやってきましたが、今年中に達成するのは時間的に難しそうです。
機体をカスタマイズするスキル&安定した飛行をするための操縦テクがまだまだ追いついていない!
そこでHD化に向けての第一歩(自分の中だけの話です)として、少し重いですが1200TVLの高画質なカメラ『Caddx FireFly』をUR65に載せてみることに。
通常フープで使われているカメラは600〜700TVLのものが一般的ですが、今までカメラ周りはデフォルトのまま変更した経験がなかったので、1200TVLにアップしたカメラの画質がどれくらい向上するのか、また重量増加に伴い飛行にどう影響するのか等、自分の経験値習得のためテスト的にやってみました。
今までフープのカメラ周りのテストをいろいろやりたかったんですが、重量増加でパワーダウンを敬遠してずっと後回しになっていました。
先日UR65くんのモーターをBETAFPVの0802 17500KVモーターに載せ替え、飛行時間が大幅に伸び、さらに65mm1Sサイズでは持て余すほどパワーがアップ(初心者の私には)するという驚きの結果になりました。
これをきっかけに少し重くなりますが1200TVLのカメラ『Caddx FireFly』を試してみることに。
UR65のAIOカメラを高画質1200TVL『Caddx FireFly』に載せ替え!
まずは変更前の重さを計っておきましょうか。
現在、上記の構成で重さは約24.2gです。
そしてこちらが今回うちのUR65くんに載せる『Caddx FireFly』。
画角が16:9のものと4:3のものがありますが、私の使っているゴーグルEachine EV100の画角に合わせ4:3のタイプのものを購入。
16:9だと画像が引き伸ばされてしまうようですね。
カメラ部分とVTXが分離したスプリットタイプとなっています。
カメラマウントは、ヘリモンスターさんで良さげな専用マウントがあったのでこちらを使用(カメラ角度は15度のものを選択)。
Caddx FireFly(カメラ+VTX)で4.1g、カメラマウントが1.05gのトータル約4.2gとなります。
思ったほど重くないんですね!
まずはVTXに配線をハンダ付けしていきます。
電源供給用のVCとGND端子ははじめからケーブルが接続されていたのでこちらを活かし、バッテリーから直付けで電源供給してやることに。
その他、Video IN、Video Out、Smart Audio端子の配線をハンダ付けしていきます。
この3つの配線はカメラマウントのツメが干渉しそうなので、VTXの下面に配線しました。
配線の半田付けが完了すればカメラマウントに装着。
あとで修正しました。
マウントに装着が完了すれば、適度な長さに配線を切断しFCに半田付けしていきます。
カメラをフレームに固定して、はい完了!!
今回キャノピーは外して結束バンドを使ってカメラ部分のガードをすることに。
変更に伴い重さを計ってみます。
約25.8g、やっぱりキャノピー外しても重量アップしてしまいました。
実際に飛ばしてみて!
このBETAFPV 0802モーターの前にBETAFPV 0603モーターでも試してみたのですが重量アップに伴う変化はさほど感じられませんでした。
さすがブラシレスモーターといったところでしょうか。
強いて言うなら、部屋でゲートを設置して飛ばしてみましたが、床付近のゲートから天井付近のゲートを通過するような急上昇が求められる場面などで重量アップにより上昇が追いつかないといった場面がありました。
しかし今回の0802モーターを使った構成では、全く問題なく安定して飛んでくれます。
UR65購入当初の重量が約20.7g。
0802モーターに変更しパワーは増しているとはいえ25.8gとそこそこ重くなった機体でも安定して飛ばすことができるようです。
画質に関して言うと、今まで使用していた700TVLのカメラでは画像の色乗りがそんなに良くなくノッペリした映像を見ている感じでしたが、1200TVLではコントラストが強く映像にしっかり色がのって物の輪郭がハッキリと見えるといった印象でしょうか。
野外でも飛ばしてみましたか、輪郭がハッキリ見える分、遠近の距離感がつかみやすく飛ばしやすくなったというのが第一印象です!
また、赤色に対するコントラストが特に強いようで部屋で飛ばしていると赤っぽいカーテンやフローリングの色が強く強調される感じがありました。
ゴーグル側でコントラストを下げてやれば問題ないですし、DVRで録画した映像には赤だけ強調されてみたいなことはなく綺麗に録画されているようです。
飛行時間でいうと、0603モーターから0802に変更した際に約1分という大幅に飛行時間が伸びました。
そして今回カメラをCaddx FireFlyに変更し重量が約1.6gほど増加しました。
それでも安定感はほぼ変わらず、0603モーターの時より40秒ほど長く飛んでくれます。
時間でいうと260mAhのバッテリーを使用し、3分弱でバッテリー警告が出て(3.0Vで設定して)3分半で降ろすといった感じでしょうか!
これだけの重量で安定して3分以上も飛んでくれれば、大満足です!
実際に飛ばしてみて室内で飛ばす分には画質の向上により大きな恩恵を受けることはあまりありませんが、野外で、特に私が持っている機体でいうとBeta 75Xなど高速でビュンビュン飛ばせる機体などでは受ける恩恵は大きいと思いました。
FPVで飛ばす時、非常に見やすくなったので当面この状態で飛ばしてあげようと考えています。
レンズ部分が大きく少し出っ張っているのでキャノピー付けた方がいいのかな〜、でもこれ以上重くしたくないし。
などなど、いろいろ考えながら次の課題に取り組んでおります。
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