前回『【Emax TinyhawkS】2セルまで対応!Tinyhawkシリーズはやはり飛ばしやすくてよく飛んでくれます!』の続きとなります。
Tinyhawkと名が付くものはどれも飛ばしやすくてよく飛んでくれます!
そしてまた飛行時間も長いという。
Emax Tinyhawkシリーズは、白色の1セルWhoop『Tinyhawk』や2セルToothpick『Tinyhawk Freestyle』を既に持っておりその飛ばしやすさが大好きです!
ともに好きな機体でこちらでもいろいろと書いてきました。
特にTinyhawkの方はフレームが丈夫でその独特な形状からブラシレスモーター機でよく起こるモータプラグ部分や根本のケーブル切断などが起こりにくいためガンガンぶつけられる練習機として重宝していました。
Whoopをはじめたばかりの方は衝突や墜落で機体を破損させる事が多いと思います。
また慣れてきてAngleモードからAcroモードへの移行の際も全く操作感が変わってくるので、これまた機体破損の連続になるかと思います。
そして1セルから2セル機なんかへのパワー増加でこれまた・・・
白色の1セル版Tinyhawkの方は私の場合、Acroモードへの移行の際に非常に重宝しました。
野外でのAcro練習はMobula7を使い、室内はTinyhawkでひたすら練習なんてのをやっていたのを覚えています。(今考えてみると1セルとはいえパワーがあるのでAcro練習はTinyhawkだけでもよかったのですが)
そして私の手元に届いた黒色の2セル版TinyhawkS、ようやく届きました。
Tinyhawkシリーズは本当に飛ばしやすい!
そしてよく飛んでくれます!(独自チューニングがされているんでしょうね、きっと?)
ここ1週間ほど会社のフロアや地下駐車場なんかで飛ばしまくっておりますが、やっぱりいい!
会社のフロアですので結構の広さはありますが、それでも2セルではパワーがありすぎスピードが出ます。
この機体、1セルでも十分なパワーがあるので(逆に狭い室内だと少しスロットル絞らないといけないかも)室内1セル機としてもかなり優秀です。
当初はピッグテールをXT30に交換し完全に2セル野外機と考えていましたが、1セルでも安定して飛ばしやすいので前回ご紹介しましたがいろいろ変換プラグを自作して1セル2セルともに快適フライトできるようにしています。
何度も言いますがTinyhawkシリーズはよく飛んでくれます。
これから寒くなるこの季節、室内での練習が増えてくるかと思いますがいい室内機を確保できたと大満足しております。(もちろん野外2セルでかっ飛ばすのもいいですけど!)
それでは『Emax TinyhawkS』のバインドからBetaflight設定をやっていきましょう。
目次
【Emax TinyhawkS】バインドからBetaflight設定!
Betaflightの設定に行く前に前回もご紹介しましたが、自作しておくとTinyhawkSを快適に飛ばす事ができる変換プラグの話をしておきます。
簡単に作成でき非常に便利なのでおすすめです!
自作プラグで快適フライト!
まずTinyhawkSのピッグテールには1セル2セル共通で機体本体にはJST-PH2.0プラグが使われています。
1セルWhoopなんかでお馴染みですね。
そして付属する2セルバッテリーもこのタイプのものが採用されています。
普段2セル機を飛ばされている方ならご存知だと思いますが、2セルバッテリーの多くはXT30プラグが使われています。
私の手持ち2セルバッテリーも全てXT30プラグタイプのものです。
やはり手持ちのバッテリーを活かしたいのでXT30⇒JST-PH2.0変換プラグを作成しておくと手持ち2セルバッテリーが使えるようになるので大変便利です!
ついでなんで、1セルバッテリー×2本を直列につないで2セルとして飛ばせる変換プラグも作成しました。
普段1セル機を飛ばす事が多い方でも2セルとして飛ばせるようになり手持ち1セルバッテリーが活かせこれまた大変便利です。
作成は非常に簡単なので、この2本の変換プラグを作っておけばTinyhawkSを非常に快適に飛ばす事ができます。
おすすめですよ!
Betaflight設定 & バインド作業!
それではBetaflight設定をやっていきます。
ほぼデフォルトの状態で問題なく飛ばすことができました。
独自のチューニング?がされているようなので、PIDやRates等の設定はあまりさわる必要はないかと思います。
初期状態の設定を保存!
まずはBetaflightの[CLIコマンドライン]から【dump all】で初期状態の設定を保存しておきます。
ポート設定!
[ポート]設定はデフォルト状態で特に問題なさそうですね。
基本設定!
アーム最大角をデフォルトの50°から180°に変更しました。
受信機設定をFRSKY_D(D8モード)からFRSKY_X(D16モード)に変更しました。(D8のままでも特に問題はありません)
[エアーモードを常時使用」はデフォルトでONになっています。
[Dshotビーコン設定]のRX_LOSTがOFFになっていたのでON設定に変更しました。
あとはデフォルトのままで問題なさそうです。
電源・バッテリー!
HVタイプのバッテリー使用のことも考え最大電圧の項目をいつも4.5Vまで上げていますが、デフォルトでこの設定にされています。
特に変更する箇所はなさそうです。
PIDチューニング!
PID・Rate Profileは2パターン用意されています。
開封時にこのような警告書が入っていました。
Profile1は1セル用の設定で、2セルバッテリー飛行時に使うとコントロールを失うよと書かれているようです!
Smart Audio機能が付いているので飛ばすセル数に応じて変更すれば問題ないですね。
送信機の方にProfile変更ボタンを割り振っちゃってもいいかと思います。
特に変更することはないと思いますが、アングルモードで飛ばす時[角度上限]が初期値25に設定されていますが50前後に上げた方が飛ばしやすいかと思います。
機体とのバインド!
ここまできたら機体と送信機をバインドさせます。
機体底面のFCバインドボタンを押した状態でバッテリーを接続するとバインドモードに入ります。
バッテリホルダーと干渉して押しにくいですがピンセットなどで押せば問題ないです。
あとは送信機側もバインドモードに入り機体とバインドして下さい。
受信機設定!
送信機とのバインドが完了したら次に[受信機]タブへと移ります。
チャンネルマップを[AETR1234]に変更。
モード!
こちらがデフォルト状態で設定されている項目です。
スライダーの位置を調整しましたが、ブザーとタートルモード(FLIP OVER AFTER CRASH)が設定されているのでこのままで問題はなさそうですね。
OSD!
こちらはお好みで設定して下さい。
いつも私はこんな感じで設定しています。
VTXのBand&Channelの設定!
VTXの周波数(Band/Channel)も設定しておきましょう。
マニュアルにも書いてあるのですが、搭載されているVTXは初期状態ではロックがかけられているようです。
まずはこのロックを解除しないとVTXのBandやChannelの設定が出来ない?選択できない周波数があるため解除します。
作業は簡単で、VTX基盤上にあるスイッチを押した状態でバッテリーを接続すればLEDが点滅してロックが解除されます。(USB給電ではなくバッテリーを接続してください!)
ロックが解除されたら周波数の設定をしていきますが、ロック解除後は[CLIコマンドライン]から設定した方が簡単なのでそれで設定していきます。
set vtx_channel=1
set vtx_freq=5705
save
設定データの保存!
これでBetaflightでの設定は完了です!
これまでの設定変更内容を[CLIコマンドライン]から保存しておきます。
dump allで差分バックアップを取って完了です。
こんな感じでEmax TinyhawkSを飛ばせる状態に設定できました。
あとはご自分の好みやスキル等に応じて設定を調整していけばいいと思います。
まとめ!
飛ばし出して少し気になったのが、1セルのTinyhawkの時もそうでしたが衝突などでカメラがズレることがよくあります。(キャノピー内の溝にはめて固定されています)
グルー等でカメラ周りを固定してあげるのがいいがしれませんね。
あとは問題なく気持ちよく飛んでくれております。
75mmサイズのWhoopなのでちょっとしたスペースで飛ばすことができ、また野外の広い場所では2セルでかっ飛ばす(かなり速いです!)、機体が丈夫なので練習機としてガンガンぶつけられる、なかなか面白い機体ですね!
そして会社の地下駐車場で飛ばしまくっておりますが、VTXのノイズが少し気になります。
1セルTinyhawkの時はVTXを交換されている海外の方の動画をよく見ましたが、地下だからなのか?もともと標準のVTXが弱いのか?
少し検証してカスタマイズなども出来たらと思っています。
またカメラ交換もプラグ式と簡単なのでEOS2カメラなんかに交換して比べてみたいとも考えていますが、上手くマウント出来ればいいのですが・・・
いろいろやりたいと思える、いい機体だと思います。






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