WhoopをFPVで飛ばすようになり半年あまりが経ちましたが、気付いてみたらいつの間にやらこんなにも2S機が・・・!
昨年後半あたりから各社話題の2S機をどんどん投入してきておりWhoopも2セルの時代に突入!?ってことなんでしょうか?
今回は話題の2S機『Eachine TRASHCAN』をご紹介します。
1SブラシレスWhoopの代表機と言えばURUAV UR65があげられると思いますが、その2S版とも言えるHappymodel Mobula7と何かと比べられるこの『Eachine TRASHCAN』。
大人気2S Whoopの代表機とも言える『Eachine TRASHCAN』と『Happymodel Mobula7』。
構成が似ている両機ですが、どちらを購入しようか?と迷われている方も多いはず!(私もそうでした!)
ありがたいことに、Banggoodさんのご厚意でオススメの2S機ですよ!と両機をご提供していただいたので『Eachine TRASHCAN』の構成を今回詳しくご紹介したいと思います。
Mobula7で今後カスタマイズしてみようと考えていた200mW出力可能なVTXやCaddx Turbo EOS2カメラ、LEDストリップがデフォルトで搭載されているなどかなり気になる構成となっています!
『Happymodel Mobula7』に関してはこちらを御覧ください!
Eachine TRASHCAN
『Happymodel Mobula7』と人気を二分する2S Whoopの代表機『Eachine TRASHCAN』。
専用ケースに収納されて届けられます。
それでは構成を詳しく見ていきましょう。
機体重量は約34g、軽量2S機的な位置付けですね。
Mobula7の重量は約30gなので少し重いといった印象ですが、Caddx Turbo EOS2カメラやVTXの構成を考えるとこんなもんでしょう。
付属品は、1S 300mAhバッテリー4本と予備ペラ、プラスドライバー&六角レンチ、XT30コネクター、予備ネジ、ペラレンチ、1S使用時のプラグ、USB充電器、マニュアル、クッションパッドが付属。
付属充電器はおまけ程度なものなので、モバイルバッテリー等で野外でも充電できる『AOKoda CX405』等あると便利ですね!
ペラは40mm(シャフト径1.0mm)、0803 15000KVモーターが使われています。
Mobula7の0802 16000KVモーターと比べ少しサイズが大きくなっています。
このあたり飛びがどう違ってくるか気になるところです。
ペラの構成は、デフォルトでProps Out構成(モーター逆回転構成)になっているようです。
ピッグテール(電源端子)は、1Sバッテリー(JST-PH2.0)×2本のケーブルが標準で使われています。(2Sバッテリー使用時に使うXT30コネクターも付属)
バッテリーホルダーは2Sバッテリーも搭載できるようになっています。
最近手持ちの2S機が増え2Sバッテリーの充電環境を整えたので、私はXT30コネクターでの使用を考えています。
また、後々2Sバッテリーでの運用を考えているけど当面は手持ちの1Sバッテリーを使いたい!という方は、このような変換プラグがあると便利ですよ!
1Sバッテリーで使用する際は少し注意が必要です!
1Sバッテリー2本を差し込むと(縦でも横でも)、微妙に隙間が空いてこんな感じでスカスカ状態に!
これ、Mobula7に付属していたスペーサー的なものがほしかったですね。
1Sバッテリー×2本での運用を考えているならこちらのパーツを一緒に購入するのがいいかもしれません。
また、付属のパーツをピッグテールに差し込んで1Sでの使用も可能です。
LEDストリップも標準で搭載されています。
バッテリーを繋ぐとデフォルトの状態ではナイトライダー(懐かしい!)のように左右にLEDが点灯する設定がされています。
それでは機体を解体し内部構成を詳しく見ていきましょう。
FCとVTXの2段構成となっています。
カメラは高画質なCaddx Turbo EOS2カメラが標準で搭載されています。
キャノピーと2本のHEXネジ(1.5mm六角ネジ)で固定されており、角度調整が可能となっています。
このHEXネジはEOS2カメラのネジ穴に直接止められかなりシッカリと固定できるのでズレたりすることはなさそうです。
そして野外飛行ではありがたい200mW出力が可能なVTXが使われています。(Smart Audio対応)
(Mobula7では25mW出力のみのAIOカメラを使用)
カメラとFCとの接続がプラグ式となっており、カメラの交換やカスタマイズなどに便利そうですね。
このVTXは、Mobula7のアップグレードパーツとして販売されているVTXと同型のものだと思われます。
FCとVTXの2段構成となっているためMobula7同様、フレームのFCを固定する支柱が少し長くなっており、固定するダンパーゴムも長いものが使われています。
フライトコントローラーは、Mobula7で使われている2S対応の『Racerstar Crazybee F3 Pro FC』から『Eachine Crazybee F4 Pro』にアップグレードされています。
また、Mobula7では標準で付けられていたブザーがないのが非常に残念なところです。
2S機なので基本野外飛行がメインとなるかと思いますが、やはりロスト防止にブザーは欲しかったですね!
付属のマニュアルを見るとブザーポートはFC上にあるので次回取り付けてみたいと思います。
以上、『Eachine TRASHCAN』の内部構成を見ていきました。
「Eachine TRASHCAN」と「Happymodel Mobula7」の比較!
Mobula7と機体構成が非常に似ている『TRASHCAN』ですが、相違点を比べてみました。
- Caddx Turbo EOS2カメラを標準装備
- 200mW出力可能なVTXを標準装備
- F4 FCが使われている
- 2Sバッテリーが使えるフレームを採用している
- 機体を収納するケースが付属する
- LEDストリップが標準装備
- ブザーが標準で付けられていない
- 6WAY充電器が付属しない
機体構成的にはこの『TRASHCAN』の方が優れていそう(私がMobula7でカスタマイズしようとしていた箇所がほぼ標準で搭載されているという理由から)ですが、1SブラシレスWhoopの代表機UR65の後継機?的なMobula7ですからその辺りが大変気になります!
先程、両機を少し飛ばし比べてみましたが私には違いが?(デフォルトの設定のまま飛ばしてみました)な感じでした!
現在、わたくし脚を骨折中で広い場所で飛ばすことができず小さな公園で飛ばしてみただけなのでその違いが顕著に現れなかっただけかもしれません。
このあたり今後飛ばしてみて詳しくご説明したいところですが、テスト飛行してみて強いて言うなら付属のバッテリー(Mobula7は250mAh、TRASHCANは300mAh)で飛ばしたのでこのTRASHCANの方が飛行時間が長かったのは当然ですが、飛行後モーターがかなり熱くなっていたのが気になりました。
これがTRASHCAN用に出された新しい0803モーターの特性なのか、また75mm Whoopでは一般的に使われている0802モーターの方が相性的にいいのかなど今後いろいろ検証してみたいところです。
またこのキャノピー、非常に丈夫そうでCaddx EOS2カメラも乗っけられるのでBeta75Xなんかに付けても面白そうですね!
東京バード様
連投で失礼します。先ほどの「アームしない」件ですが、解決しました。
色々とネット検索していると、「Flip up after crash」でしたっけ?ひっくり返すやつですが、それが有効になっているのでは、という事例が見つかり、これがドンピシャでした。
BFでモードタブの下の方にそれがあり、どうやら何もしなくても設定されている状態のようでした。
本当に基本的な見落としでした。失礼しました。
Trashcanの少し前にSkyo2cをゲットし、やっと本格的なFPV修行に入れそうです。
これからも参考になる話、期待しております(笑