1セルToothpick、ほんと楽しいですねー!
最近お仲間になった1セルToothpick『BETAFPV HX100 SE』がやってきて以来、ちょっとハマっちゃっております。
Whoop形状の『BETAFPV Meteor65』と同様に新規格のBT2.0コネクタを採用したはじめての機体となります。
Whoop形状と比べToothpickではプロップウォッシュなどの挙動も出にくくパワーもあるため、1セルでもトリック飛行などの練習もできたりとなかなか楽しいものです!
正直なところ、HX100 SEがここまで飛んでくれるとは思っていなかったのでほんと感動ものです!
以前、Beta65 Proを作り変えて1セルToothpick化した事があります。
HX100 SEとほぼ同サイズのホイールベース105mmの機体となります。
100mm前後のサイズならToothpick機でよく見かける2.5インチ(65mmペラ)が使えます。
このサイズの大きなペラが使えればモーターは08系でも11系モーターでもそこそこは飛んでくれる感じです。
さらに小さな40mmなどのペラでは08系モーターでは機体を持ち上げるのがやっとで、サイズの大きな11系モーターという選択になりました。
最終的に1102 8500KVモーターという少しまったりなWhoopの感覚に近い飛びができる構成に落ち着きました。
KV値を下げているので室内ホバリングでは9分近く飛ばす事が出来ました。(450mAhバッテリー使用)
HX100 SEでは1102 13500KVモーターが使われていますが、さすがにここまでKV値を上げると野外でもかなりカッ飛ばせる1セルToothpickとなりますが標準の300mAhバッテリーでは3分前後の飛行時間となります。
HX100 SEに関しては機体重量に対してモーターパワーがあるためスロットルを入れると機体が浮き上がりやすいので、少し重い(容量の大きな)450mAhバッテリーを使うと機体バランスがとれ非常に飛ばしやすくなる印象です。
野外でカッ飛ばせる1セルToothpickはもうこのHX100 SEくんで大満足です!
で、少し前置きが長くなりましたが今回もう少し機体サイズの小さい室内でも飛ばしやすい1セルToothpickを作ってみました。
1セルToothpickは普段飛ばしているWhoopから簡単に作り変える事ができるので面白いですね!
HX100 SEもフレームを載せ換えるとMeteor65になっちゃいますからね!(モーター等の変更も必要ですが)
今回、ホイールベースが80mmのフレームを使い少しサイズの小さい1セルToothpickを組んでみました。
その辺に転がっている?パーツで簡単に組めるのでテスト的に作ってみましたが、意外と面白く飛んでくれたのでご紹介。
目次
80mmサイズの小型1セルToothpick HX80
今回使ったToothpickフレームは、ホイールベースが80mmとなると『X2 Eyas 80mm Mini Racing Frame Kit』を使いました。
HX100フレームと比べてみるとかなり小さいサイズとなります。
100mm以下のサイズとなると2.5インチペラを使うのがサイズ的に難しくペラサイズが小さくなり揚力が格段に下がってしまいます。
よって小さいサイズの機体では、ペラやモーターサイズ&KV値選定が難しくなってくるかと思います。
今回、室内でも飛ばせられる小型な1セルToothpickを目標にモーターを変え数回組み換えてみました。
このサイズの1セルToothpickではこの辺りが落とし所かなという事で今回はこんな構成で組んでみることに。
機体構成!
F4 1S Brushless Flight Controller (No RX+OSD)
FCは『F4 1S Brushless Flight Controller (No RX+OSD)』を使用。
Beta65 Proなどで使われている1セルブラシレス用FCとなります。
US65などで使われているCrazybee系FCより扱いやすく個人的には気に入っていますが、もう販売されていないんですよね!
Z02 AIO Camera
カメラは旧タイプの『Z02 AIO Camera』を使用。
AIOカメラなど候補は多数ありましたが、旧タイプのZ02カメラはカメラとVTXが一体化されており専用マウンタで綺麗にマウントできるのでこれを使用。
こちらももう販売されていないようですね。
はじめて使ったカメラで好きだったんですけどね!
モーター&ペラ
あとは1103 11000KVモーターとAvan2ペラの組み合わせで使用。
80mmサイズのフレームでは、31mmや40mmのペラなども当然使えますが1セルでは揚力不足なので2インチペラを使用。
2インチペラがこのフレームに搭載できる最大サイズのペラとなります。
サクッと組み上げ!
モーターを数パターン試して上記構成に落ち着きました。(今のところは!)
Whoopからのフレーム変更などでも簡単にToothpick化できますが、フレームの形状によりFCの向きを変える必要が出てくる場合があります。
その際のBetaflightの設定はこちらを参考にしてみて下さい!
なかなか面白い飛びで室内でも楽しめる1セルToothpickとなり、これからそこそこ遊べそうな機体となったので一旦バラしてピッグテールをBT2.0コネクタに付け替えました。
最近はAmazonでもBETAFPV製品が手軽に入手出来るので助かりますね!
Meteor65やHX100 SEではじめて採用された新規格となるBT2.0が注目されていますが、これからスタンダードな規格となっていくのでしょうか?
私の環境では現在BT2.0コネクタを使った機体がHX100 SEしかなく、Toothpickの形状だとそもそもの機体パワーが高いので実際にBT2.0コネクタの恩恵を受けているかどうか大きな違いがあまり分からず・・・。
これから手持ち1セルWhoopをBT2.0化していこうと考えていますが、Whoop形状だとパワーの大きな違いなど体感できるのでしょうかね?
バッテリーに関してもBT2.0バッテリーは現在BETAFPV製のものしかなく、このバッテリーはクセが強い?印象を受けます。
個人的に他社バッテリーのBT2.0化をやっています。
特に普段1セル機でよく使っているGNBバッテリーをBT2.0プラグ化したものはパンチもあり気に入っています。
いろいろと話が脱線しておりますが、まとめます。
まとめ!
今回、室内でも飛ばせられる小型サイズのToothpickを目標にテスト的に作ってみました。
意外と?面白く飛んでくれるので今回ご紹介しましたが、サイズの小さいToothpickってペラサイズが限定され揚力不足で浮き上がらず・・・など、なかなか難しいですね。
サイズは小さいですが機体重量は少し重いのでToothpickというよりもパワーのあるWhoopという感覚で飛ばすことができます。
そもそも室内でToothpick必要か?なんて思ってしまいますが、Whoop形状よりパワーがあるのでスロットル操作がダイレクトに機体に反映され高低差のリカバリなどはかなりやりやすくなる印象です。
また、今回1セルで組みましたが同構成でFCを2セルタイプのものに変えるとかなり面白い機体になるかと思います。
ホイールベース80mmフレームで2インチペラ使用なのでWhoop形状でいう85mmサイズの機体とほぼ同サイズの機体となります。
2セル仕様では軽量の部類となり、小型2セルToothpick機も面白そうです!
今度やってみよー!
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