まさか1セルToothpickにここまでハマるとは・・・
個人的にあまり飛ばさなくなった古いWhoopなどの機体でも形状を変えると(特にToothpickに)飛びもガラッと変わりこれまでMobula7やTRASHCANなどなどのToothpick化をやってきました。


Tinyhawk Freestyleの登場で1セルでも飛んでくれるToothpickっておもしろいんじゃない?なんて思うようになり、1セルToothpickなんかもいろいろやっていました。

そしてBETAFPVの1セルToothpick『HX100 SE』の登場で、この機体パフォーマンスの高さに驚き完全にハマってしまいました。
個人的には1セル機なのでこれまで機体サイズが出来るだけ小さいものが出来ないかと四苦八苦していました。
フレームサイズ80mmのこの1セルToothpickでは2インチペラに1103モーターという構成でそこそこ楽しめるものが出来ました。

これ以上のペラサイズ(65mm以上)を使おうと思えば機体サイズもホイールベース100mm以上となり、2セルや3セルToothpickと変わらないサイズとなるので、どうだろう?なんて考えていました。
どんなにモーターのサイズやKV値を変えても1セルToothpickで2インチペラでは限界が・・・
HX100 SEのレビュー依頼を頂いた時、ホイールベース100mmの機体サイズで1セル機かぁ?だったら野外で飛ばすなら2セル機でもいいんじゃないの?なんて思っていたのですが・・・
いやいや、もう完全に撤回です。
1セルでここまでよく飛び、おそらくWhoop形状の機体では腕がないと難しい?トリック的な飛行もToothpick形状なら難なくこなしてくれる感じです。
1セルなのでサクッと充電して飛ばしに行けるし、2セルや3セル機では機体破損が怖くてなかなかやれない動きをさせても機体が軽いためリカバリーもしやすく・・・
練習機としてもう最適です!(風には弱いですが!)
そんな訳で個人的にHX100 SEにハマっておりますが、FCの電源まわりの弱さ?や電波ロストの頻発などのトラブルもありました。
パフォーマンスがいい機体だけにトラブルがで出すと(個体差あるかと思います)飛行に集中出来ないのが残念で・・・
そんな事でいろいろとこれまでHX100 SEをイジッて来ました。
ようやくトラブルなく気持ちよく飛んでくれる機体となったので、少し振り返ってみました。
もう別機体と言ってもいいのですが・・・
HX100 SE これまでのカスタマイズ!

まずは1セルToothpickHX100 SEのご紹介!
デフォルト状態でも非常によく飛んでくれ、これ1セル機か?なんて初飛行の時驚きました。
Whoopでいう2セルMobula7を飛ばしている感覚に近く、Mobula7ではループ後にどうしても発生するプロップウォッシュなどの挙動も綺麗に抑えられ非常に飛ばしやすい印象でした。



そしてカメラをC01 Proカメラに変更しました。

HX100 SE標準のM01 VTXはC01 Proカメラ付属の専用キャノピー内に収めることができ、さらに非常に丈夫なキャノピーなのでHX100 SEではフルスロットルでぶつけてもおそらく割れる事はないかと思います。
そしてこのカメラへの変更も重量増加はほぼないのでHX100 SEには相性は抜群で必須のカスタマイズになるかと思います。



上記C01 Proカメラを使うようになり、映像がかなり綺麗になったので少し欲が出てVTXもDVR機能の付いたDiamond VTXへの変更もやってみました。
こちらは結果的に大失敗で・・・
どうやら標準で使われているF4 1S Brushless Flight Controller V2.1、電源まわりが弱いためか?このVTXではFCが不安定になり電波ロスト(RX LOSS)が頻発しました。
同様にカスタマイズされている方も映像が乱れる等の話を聞きました。
結構綺麗にマウントでき、録画映像も良かっただけに残念です。


私の機体に関しては特に問題なかったのですが、標準FCの内蔵受信機は電波ロストが多いなんて話も聞きました。
上記電源まわりの弱さや、1セルでもかなり飛んでくれる機体なのでFCのみ変えた構成で2号機を作ってみました。
使ったFCはCrazybee F4 PRO V2.0、1-3セル対応FCとなります。

Meteor75では1-2セル対応FCに変更されていましたが、なるほど納得!
やはり標準の1セルFCでは電源まわりがやはり弱いと言うことかな?
このCrazybee F4 PRO FCにはバージョン違いで数種類販売されています。
この2号機は手持ちストックパーツで組んだのですが、FCも手元にV2.0とV3.0があり最初V3.0のFCを使い組んだのですが・・・どうにも起動せず・・・!
今まで気にした事なかったので(1セルは想定していなかったから)、バージョンにより対応セル数があるんですね!
少し勉強になりました!
HX100 SE標準のFCが5A対応のFCなので、もう古くなりあまり活用されていないWhoopなどからの作り変えも簡単に出来るので1S Toothpick試してみるのもおもしろいですよ!
そしてこのCrazybee F4 PRO V2.0 FCを使い2号機を作成。
そしてテスト飛行でこれまたRX LOSSが頻発。
分かっていましたが、Crazybee系のFCの内蔵受信機はやはり弱いようです。
Mobula7での内蔵受信機でRX LOSSが頻発して以来、もうCrazybee系FCでの内蔵受信機は信用しておらず、基本野外機に関しては受信機を増設しています。

現在この構成で飛ばしていますが、問題なく飛んでくれています。
HX100 SE好きとしてはこの構成、最適解だと思っています!


ということで最近ハマっており構成変えていろいろ楽しんでいる1セルToothpickを使いテストしています。
デフォルト設定でも飛ばしやすいHX100 SEなんですが、Emuflightで予め用意されているプリセットを使いEmuboostを加えてあげると・・・かなりヌルヌル飛行からガチガチな飛びまで簡単に飛びの雰囲気を変えられるようです。
プリセットを適用しEmuboostを90から500くらいまでテストしてみました。
高い値では機体振動やプロップウォッシュが気になりましたが、90くらいで非常にヌルヌル気持ちよく!(デフォルト24)
フィルターやPID設定などで振動等抑えられるのなら・・・さらにおもしろくなりそうですが、まだまだ勉強中でなんとも・・・

上記構成でもう個人的に満足できるHX100 SEに生まれ変わったのですが、先日コメント頂いたとんすけさんが同じく1S Toothpickを楽しまれているようで・・・
さらにもう1機組んでみました。
同じくCrazybee F4 PRO V2.0 FCに0803 15000KVモーターという構成(とんすけさんと同じ構成)で組んでみました。
モーターサイズは違いますが、KV値が高いためかパンチが!!
こちらはまた別でご紹介したいと思いますが、1セルFC使ってたらESC焼けちゃうかな?
手持ちパーツでサクッと組めてしまうため1セルToothpickがいろいろと増えてきたので、こちらの機体はさらにモーターを変え軽量2セル機(3セルも)として試してみようと考えていますが・・・1102 9000KVあたりのモーターでの2セル飛行ではすっ飛んでいきました。
この機体重量ですからね!
最後に!
いろいろと楽しんでいる1セルToothpickですが、古い機体や手持ちーパーツを使えば簡単に作れるのでおもしろいですよ!








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