11月25日発売 書籍『Arduinoと3Dプリンタでロボットを作ろう』を出させて頂きました!

【Tiny Whoop】目的を設定するとWhoopの練習がより楽しく!今回はShutterbug85構成機についていろいろやってみたという話。

飛行を楽しんだり機体をカスタマイズしたり、また綺麗なHD動画を撮ったりとWhoopにはいろんな楽しさが満載です!

オンナノコズの映像を初めて見てTiny Whoopの存在を知ったのがちょうど昨年の今ぐらいだったと思います。

速攻でトイドローンEachine E010を買い、完全にWhoopの世界にどっぷりハマってしまいました。

トイドローンEachine E010を購入!Tiny Whoop(タイニーフープ)をはじめる練習機に最適!

そしていろんな機体を購入&ご提供してもらい機体のカスタマイズ等を楽しんできました。(機械いじりメチャ楽しい!)

昨年夏に開局申請が完了しFPVでWhoopを飛ばすようになってから実際にはまだ半年あまりしか経っていませんが、最近初心者の大きな壁?となってくるであろうAngleモードからAcroモードの移行が何とかできました。

初心者にはジャイロの補助なしで機体を飛ばすこのAcroモードへの恐怖心?みたいなものを取っ払うのに私は非常に時間がかかってしまいました。(みんなすんなり飛ばせるようになってるみたいなのに)

普段の練習でAngleモードで飛ばす割合7に対しAcroモード3割なんて練習をしていましたが、あまりに操作方法に差があり(感覚的にも)これではいつになってもAcroモードでの飛行はできないと考え、ここ1ヶ月ほど完全にAngleモードでの飛行を封印して練習をしていました。

BetaflightのモードタブからもAngleモードを消したことで飛ばせるのはAcroモードのみとなった途端、不思議なもので集中力がかなり上がります。

ドローンにはシュミレーターという便利なツールがあります。
機体を壊すことなく練習できるので非常に便利なツールではあるのですが、なにぶんど素人のため機体のセッティングをしてもなかなか普段自分が飛ばしている機体と同じ感覚の飛びまで調整することが出来ず・・・

シュミレーターで練習していざ野外で飛ばしてみたら・・・あれっ?みたいな状況になることが多々ありました。

やはり初心者のうちは実機での練習の方が得るものの大きさが違います。
Acroモードでしかとばせないという緊張感、墜落や激突で最悪機体を壊してもいいけど人にはぶつけないようにという思いなどから集中力が増します。

ちょっと前置きが長くなりすぎましたが、最近ようやく何とかWhoopをAcroモードで飛ばせるようになってきたのでトリック飛行なんてものの練習をはじめてみたんですが、その練習機としてBeta75Xを85mmフレームに載せ替えた、いわゆるShutterbug85構成機(名前あってるかな?)を使うようになりましたが、今回その話が少ししたくて。

Shutterbug85構成機(75X 85mmフレーム構成機)

まずはAcro練習として使用していたのは、Beta75 Pro2(1103モーターに変更)とMobula7の2機を使っていました。

Mobula7は非常に良くできた機体で、あれAcroモードで飛ばせられる!?なんて錯覚してしまうくらい飛ばしやすく、またUR65からのステップアップ機として非常に最適です。

【Mobula7】2SブラシレスWhoop『Happymodel Mobula7』が仲間入り!1Sブラシレス機UR65に慣れたらステップアップにオススメの機体です!
はじめてのブラシレスフープ『URUAV UR65』を購入。これ最高に楽しく飛ばせる機体ですね!

そして08028モーターを1103モーターに変更したBeta75 Pro2も安定感が半端なくAcro練習機として重宝しました。

【Beta75 Pro2】標準の08028モーターを1103モーターに変更。飛行時間が1分ほど延び飛行も安定、プロップウォッシュも出にくくなるようですね!

公園の細い通路をひたすら回る練習をしていました。

両機ともさんざん壊しまくり、何とかAcroモードで飛ばす感覚がつかめたので(恐怖心が取り除けたほうが大きいですが)、最近トリック飛行の練習も取り入れてみることに。

トリック飛行の練習にあたりどの機体を練習機として取り入れるか、いろいろと悩みました。

先程のMobula7Beta75 Pro2Eachine TRASHCANなど、比較的初心者でも飛ばしやすい機体を何機か所有していますが、Acroモードの練習をしている時感じたのは初心者はいろいろ飛ばす機体を変えない方が練習には向いているのかなと。

機体が変わると当然その機体のセッティングや機体の特性などが全然違い、初心者には対応できない。
Whoopを飛ばすようになりいろんな機体を試してみたいという思いから機体をカスタマイズしたりといろいろやってきましたが、その楽しみもある程度飛ばせるようになると楽しさも倍増してくるのだと。

そして今回お話ししたいのが、最近の練習機として飛ばしている機体にBeta75Xを85mmフレームに載せ替えたShutterbug85構成機を使うようになったこと。

みなさん大好き?なBeta75Xですが、私もBETAFPVさんに発売前にご提供していただき自身初の2S機ということもあり大変思い入れのある機体です。

2Sブラシレスフープ『BETA75X 2S Whoop Quadcopter』がやって来た!【BETAFPV】

FPVを始めたばかりの頃に頂いたため、実際バリバリ飛ばし出したのは今年に入ってからなんですが!

このBeta75Xを飛ばし出して感じたのは非常にプロップウォッシュが出やすいということ。
上手い方ならスロットルワーク等で抑え込めるのでしょうが、初心者の私にはそうもいかず・・・練習機としては長らく除外していました。

そして最近人気の?Beta75Xを85mmフレームに載せ替えたShutterbug85構成機の安定感が非常によく、練習機として使うように。

【BETAFPV】Beta75Xを85mmフレームにサイズアップ!

ここで私のような初心者が75mmフレームサイズ機体から85mmサイズに無謀にもサイズアップしたかといいますと、Twitterでいろいろご指導頂いている⌘むうさん@三代目めう子日本涎掛党党員さんの影響が非常に大きです。

Shutterbug85構成機に関しては先を行き過ぎているので私にはまだまだ理解できる項目は少ないですが、これから実践してみたいという予習として勉強させてもらっています。
またWhoop初心者の方にも非常に参考になるブログですのでぜひ一読を。

参考 hutterBug85 Beta75でかっちょよく飛ばす設定はるちの秘密基地

Beta75Xのフレームを85mmにサイズアップするだけで75Xでは酷かったプロップウォッシュ等の初心者では対処しきれない挙動も少なくなり飛ばしやすくなりました。

75Xではスロットルを抜いた状態で角度を付けて降下なんてすると高確率でプロップウォッシュが発生していましたが、85mmフレーム構成では完全にスロットルを抜いた状態でもスゥーッと滑空を楽しむことができます。

正確に言うとトリック飛行など機体に負荷がかかる飛行をするといろいろ発生します。
このあたり、上記ブログを参考に機体のセッティングや飛行方法等勉強しながら練習しています。

最近はメインでこの機体を練習機として飛ばすようになり、またトリック飛行の練習をはじめたということもあり墜落等の機体の損傷が激しく、もう一機この構成で予備機も作りました。

もともと持っていた75Xは初期バージョンのため使われているESCは6Aのものでしたが、最新の12A ESCに変更しています。

6A ESCでの85mmフレーム化では12A ESCと比べると明らかにパワーが違うため非常に飛ばしにくい感じになります。
75mmフレームでは特に大きな問題はなかったのですが(飛ばし方によるかと思います)、初期バージョンのESCでは85mm化には適していません!

Acroモードで機体を飛ばせるようになるとドローンの飛ばし方にも幅が生まれ、またトリック飛行なんていう今まで未知の世界だったものにも挑戦できるように!

基本となるロールやフリップの練習から開始したのですが、今までなかった墜落をするので機体の損傷は非常に激しいのですが!

トリック飛行の練習にあたり、機体のRate設定をどうするかも非常に悩みました。
このあたりもコロコロ変えてしまうと初心者には練習にならないため。

バリバリトリックを入れられている方の数値を見るとみんな1000を超える値で飛ばされているようです。
現状この高い数値(普通なのかな?)に設定すると私では対応できなく!

送信機にRate Profileを何パターンか変えれるように設定(OSD画面上の1-3や1-2など)し飛ばし比べていますが、今の私のスキルでは600後半くらいが飛ばしやすい設定値だと落ち着きました。
これ非常に低い数値だと思います。

しかし先に紹介した⌘むうさん@三代目めう子日本涎掛党党員のブログを見るとあれだけの飛ばし方をされてる方も600後半あたりで飛ばされてるなんていう話を聞き、このあたりこれから練習しながら詰めていけたらと考えています。

最近はいろんな機体を飛ばしたいという思いをグッと我慢して特定の機体をちゃんと飛ばせるように練習するようになりました。

そしてある程度のスキルが身につけば機体を変えた時の対応もちゃんとでき、またその機体のカスタマイズや機体設定を変更して飛びの違いを体感するなんていう楽しみも今よりできるので、そこまで持っていけるように練習していければと考えています。

何か目的を作ると普段の練習も非常に楽しいものになります。

まだまだ書きたいことはあるのですが、非常に長くなりましたのでまた別の機会にいろいろご紹介できたらと思います。

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