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【Eachine Tyro69 105mm】DIY Toothpickを組み上げる!配線の取り回しやパーツの配置など勉強になるキットですね!

前回『【Eachine Tyro69 105mm】ToothpickをDIYするキットが楽しそう!完成機を買うよりお安く自分仕様にカスタマイズや部品取りにも最適!?【付属パーツ紹介】』の続きとなります。

今日はせっかくの休みなのにあいにくの雨でドローンくんを飛ばしに行けない!
もう今組んじゃうしかないだろうということでToothpickを1機組んでみました。

Eachine Tyro69 115mm』という機体ですが、完成機ではなく必要なパーツが同封されていて自分で組み上げるToothpick DIYキットとなっています。

自分で組み上げる手間はかかりますが、その分価格も大変リーズナブル!

前回、同封されているパーツを見ていきましたがスペックもそこそこ(高い?)なので部品取りにもいいかもしれませんね。

【Eachine Tyro69 105mm】ToothpickをDIYするキットが楽しそう!完成機を買うよりお安く自分仕様にカスタマイズや部品取りにも最適!?【付属パーツ紹介】

また今回はじめてこのようなキットを使い機体を1から組んでみましたが、工作好きにはもってこい、メチャ楽しかったです!
そしてモーターの配線やパーツの配置などいろいろ勉強できました。

途中ちょっとしたトラブルがあり組み上げるのに時間がかかってしまいましたが、慣れている方なら1時間ほどあれば作れちゃうと思います。

とりあえず完成した機体を先にご紹介!
なかなか綺麗に組み上がりました。

Betaflightの設定をしてまだ室内テストのみですが、コイツも飛んでくれますよきっと・・・

Toothpickはパワーがありすぎるので、ちゃんと浮いて正常に動くのか?程度のテストしか室内でできないのが痛いですね。
この状態で野外で飛ばすとあれっ?なんてのが最近結構あります。

それでは組んでいきますよ!

【Eachine Tyro69】機体を組み上げる!

それでは機体を組んでいきます。
同封されている全パーツはこちらとなります。

MEMO
受信機は付属していないので別途用意しておく必要があります。
今回、Frsky xm+受信機で組んでいます。

とりあえずパーツのはんだ付けからやっていきました。

MEMO
後述しますが、今回はじめて組んだので配線の取り回しに関して全く頭になく組んでいったので最終的にフレームにマウントした際にモーターケーブルがかなり余ってしまいました。
フレームにESCとモーターをマウントさせ配線の取り回しを考慮してケーブルを最適な長さにカットしてからはんだ付けした方が良かったです。

まずはESCにモーターを接続していきます。

ESCに予備ハンダをしておきモーターを付けちゃいます。

これ多分失敗例。
最終的にフレームにマウントさせる際にケーブルが長すぎました。

そしてXT30プラグを付けます。

個別パーツのマニュアルはこちらから確認出来るのですが、機体を組む説明書的なものが一切付属していないので、ここで一旦仮配線してみることに。

参考 Eachine Tyro69 QUICK START GUIDE(DIY)Eachine

上記マニュアルを参考に接続するとこんな感じなります。

この変換プラグを使って受信機と接続しろということみたいですね。

使わない片側をカットして受信機に直接はんだ付け。

この状態でバインドしてみることにしましたが・・・ここからが長かった!(トラブル発生)

バインド作業が完了し、Frsky xm+レシーバーの緑LEDが点灯して送信機と無事繋がったのですが・・・Betaflightの受信機タブが全く動かない。

MEMO
Frsky xm+受信機のバインドは、受信機のバインドボタンを押した状態で電源を投入することによりバインドモードに入ります。(USBからの給電可、バッテリーの接続の必要はありません)

SBUS使用にはFC上のポートを短絡させる必要がある!

マニュアルを見るとどうやらSBUS入力には、FC上のポートを短絡させる必要があるようです。

SBUSとPPMポートがあります。(見えるかな?)
SBUSと真ん中を半田付けして短絡させます。

で、再度やってみるが・・・同じく受信機とバインドは出来ているのですが、Betaflightの受信機タブは動かない・・・

次にファームウェアのバージョンを確認すると3.5.5と古かったため最新の4.0.6にファームアップさせてみるも・・・同じく反応してくれず。

・・・2時間経過!

そしてようやく発見?
FCのポートをいろいろ確認していると、受信機接続用の3ピンコネクタの裏にPPM・SBUS・5V・GNDの文字が

これかな?そもそもこの3ピンプラグがSBUS用ではないのか?
マニュアルには、5V・GND・RCという記載が。
RCって何?

とりあえず配線をし直し、基盤裏のSBUS・5V・GND端子に受信機を接続すると見事に問題解決!
時間かかったぁ〜!

Betaflightでの各種設定を終え問題なさそうなので機体の組み上げ作業に戻ります。

機体の組み上げ!

サクッと組み上げていきます。
フレームに付属の長ネジをブッ刺しゴムダンパーを装着。

そのかさ上げ部分に受信機を配置してESCを載っけます。

さらにゴムダンパーをかまして次にFCを載っけます。

キャノピーにカメラ&VTXを装着。(↓カメラの向きが90°間違っています!)

これをトップに載っけてM2ナットで締め上げればほぼ完成です!

最後にモーターを固定して完成・・・なんですが、ここではじめて配線の取り回しを考えておけばよかったと少し後悔!
かなりケーブルが余ってしまいました。

なんとかESCの下にもぐらせテープで固定して綺麗に仕上がりました。

手順的には、フレームにESCとモーターを固定してケーブルの取り回しを考えて適度な長さにカットしてからはんだ付け・・・これが正解なんでしょうね、きっと!

まぁなんとか綺麗に収まったのでよしとしましょう。
あとは受信機のアンテナをシュリンクチューブで固定して完成っと!

意外と大変だった!

ブザーの取り付け!

ブザーの取り付けは簡単です!
FCの使っていないコネクタ部分にブザーポートがあります。

手元にたまたまあったプラグを使いましたがマイクロJST1.0mm 4ピンコネクタだと思います?
このコネクタのBB+とBB-部分にザーを接続するだけで完了!
機体を解体する必要もないのであとから簡単に取り付けができます。

こんな感じに設置完了!

機体重量は約53gとなりました。

Betaflight設定!

少し長くなったのでBetaflight設定の話はまた別で詳しくご紹介したいと思いますが、少し要点だけご説明。

外付け受信機のSBUS入力なので、【ポート】でUART1を[シリアル受信]に設定。

【基本設定】の[受信機]をシリアル接続受信機、SBUSに設定。

BLHeli設定!

今回、ESCへのモーター接続は全てノーマル接続(正回転)にしています。(Betaflight側でもモーター回転方向を逆転設定にはしていません)

なのでBLHeliで、2番と3番モーターにReversed設定をしています。

keraさんありがとうございました。

https://twitter.com/walkunaikera/status/1175277909860220934

まとめ!

なかなか面白いToothpick DIYキットです。
1から機体を組んだのが初めてだったのでいろいろと手間取り時間がかかってしまいましたが、その分得るものもありました。

このスペックのToothpick完成機を買うよりお安く、また部品取りとしてやここからさらにカスタマイズもでき、そして自作機へのベース機体としてもいいかもしれませんね。

ようやく完成し安堵していると余ったパーツが・・・
M2ナットは予備だとしてもこのサイズのビスなんて使ってないし?

お分かりになる方教えて下さい。
とりあえず、そっとしまっておきます。

あー疲れた!!!

 

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