Whoopも2Sの時代に突入!?
昨年後半あたりからBeta75XやMobula7、TRASHCANなど各社話題の2S機を投入し何かと騒がれている2S Whoopです。
さらにはBETAFPVが2〜4Sまで対応(ESC発火問題で現在公式では3Sまで対応)したBeta85X HDなんて機体を登場させるなどWhoopの進化は目まぐるしいものがあります。
そんな多セル環境に対応すべく先日導入した充電器『iSDT D2 200W 24A AC Dual Channel Output Smart Battery Balance Charger』、独立した2系統で充電できるという大変高機能な充電器となっています。
今回はこのiSDT D2充電器にパラレルボード(ここではiSDT PC-4860Sパラレルボードを使用)を接続し複数本のバッテリーを同時充電する際のD2充電器設定方法をご紹介します。
【iSDT D2】パラレルボード使用時の充電設定方法!
今回使用するパラレラボードは『iSDT PC-4860Sパラレルボード』。
基盤むき出しのパラレルボードと違い重量感のあるアルミケースで覆われており内蔵ヒューズも多く安全そう?なのではじめてのバランス充電器使用ということもあり室内備え付け用として選びました。
アップル製品のようなアルミのフォルムが室内用として非常にオシャレだったのも大きな理由なんですが!
iSDT PC-4860SパラレルボードをD2充電器に繋ぎます。
iSDT D2充電器の基本操作&充電時の設定方法等はこちらをご覧ください!
ここでは2S 300mAhバッテリーを4本つなげて充電する場合を例にご説明していきます。
放電能力(C値)や容量(mAh)は混載しても問題ありません!
それではiSDT D2充電器を設定し充電していきましょう。
Lipoバッテリーの充電は1C充電が基本となっています。
バッテリーにはバッテリー容量(放電容量)が◯◯mAhのように記載されています。
ここで1Cとは、3,000mAhのバッテリーなら3,000mA(3A)の電流を1時間流すことができる能力のことを意味します。
以上のことからLipoバッテリーの1C充電とは、「バッテリー放電容量と同じ電流値で1時間かけて充電する」ということになります。
【例】
3,000mAhのバッテリーを3,000mA(3A)で充電するとそれは1C充電ということになります。
また、倍の6Aで充電すると2C充電になります。
上記の事から1C充電では約1時間で充電が完了する(2Cではその半分の30分)ことになります。
しかしバランス充電では、バッテリーの各セルの電圧を調整しながら充電しているのでこれより少し時間がかかるようです。
上記の事をふまえてiSDT D2充電器側の充電電流を設定していきます。
ここではパラレルボードに300mAhのバッテリーを4本繋げています。
つまり1C充電での電流値は0.3A(バッテリー1本あたり)となります。
同容量のものを4本接続しているので、
(1本あたりの電流値)✕(バッテリー本数)
0.3A ✕ 4 = 1.2A
これがD2充電器側で設定する充電電流値となります。
以上、iSDT D2充電器にパラレルボード接続時の充電電流の設定方法でした!
直感的に操作でき多機能&コンパクトでなかなかオススメの充電器です。
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