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【Emax Tinyhawk】1セルTinyhawkのピッグテールをBT2.0コネクタに変更!まずはこの機体からでしょう!

BETAFPVが発表した新規格BT2.0ですが、従来のPH2.0のものからコネクタ部分が太く設計され内部抵抗を減らしより多くの電流を流せる設計のようです。

これからこの規格がスタンダードとなっていくかは分かりませんが、従来のPH2.0コネクタとは形状が異なるので対応バッテリーや充電器の用意、またピッグテールの交換など従来のものが使えず二の足を踏んでいる方も多いと思います。

実際に私もその一人で、はじめてBT2.0コネクタを採用したHX100 SEではなかなかクセのあるその飛びから手持ち機体のBT2.0化に少し待ったをかけていました。

【BETAFPV HX100 SE FPV Quad】新規格BT2.0コネクタ採用BETAFPVの新しい1セルToothpick HX100 SEがやって来た!
FCシャットダウン!?これってBT2.0の特性なのかな?【BETAFPV HX100 SE】

こちらの記事でも書いたのですが、このクセみたいなものはBT2.0というよりはおそらくBETAFPV製バッテリーの特性の方が大きいようです。

他社バッテリーのピッグテールをBT2.0コネクタに付け替えたバッテリーは個人的には飛ばしやすくパンチもありと・・・これなら他の機体のBT2.0化もありだと考えやってみる事に。

手持ちのバッテリーをBT2.0化!好みのバッテリーのBT2.0化が良さそうです!

US65などもピッグテールをBT2.0コネクタに変更しましたが、これはまた次回ご紹介するとして・・・
1セルWhoopのBT2.0化で個人的にまず試してみたかったのがEmax Tinyhawkです。

Tinyhawkシリーズの機体は、1セルWhoopのTinyhawkや2セルWhoopのTinyhawkS、それにToothpick形状となるTinyhawk Freestyleと持っていますが、どの機体も飛ばしやすくてよく飛んでくれます。
個人的にTinyhawkシリーズの機体は大好きでこれまでいろいろ書いてきました。

そして今回は1セルWhoopとなるTinyhawkなんですが、1セル機とは思えないパワーがありそれでいて飛ばしやすく・・・変換コネクタなど作成し工夫してやれば飛行時間も5分以上飛ぶWhoopとなります。

【Emax Tinyhawk】1S×2本(並列接続)の変換プラグを作成!手持ちのバッテリーが使え飛行時間が大幅アップ!

かなりポテンシャルの高い機体になりますが2セル版TinyhawkSの登場で最近では出番が減っておりました。
そんな事で今回TinyhawkのピッグテールをBT2.0に交換してみました。

【Emax Tinyhawk】ピッグテールをBT2.0コネクタに変更!その飛びは?

このTinyhawkの標準バッテリーは450mAhのものが使われています。
手持ち機体のHX100 SEの機体バランスを取る意味合いで450mAhバッテリーのBT2.0化をやっており、また最近ではBETAFPV製の450mAh BT2.0バッテリーの販売が開始されたりと、Tinyhawkに最適なBT2.0バッテリーが手元に増えてきたのもピッグテール変更の大きな要因です。

【BETAFPV HX100 SE】Betaflight設定&機体バランスについて!

最近ではBETAFPV本家サイト以外でもAmazonでもBT2.0関連製品が簡単に購入出来るようになっています。

BETAFPV 6pcs BT2.0 Connector 55mm 22AWG FPV Female Cable for for Meteor65 FPV 1S TinyWhoop Drone Blade Inductrix
BETAFPV

Tinyhawkのピッグテール交換は非常に簡単!
サクッと半田して完了です。

HX100 SEではBT2.0とPH2.0バッテリーでの飛びの違いを試したのですが、Toothpick形状だとそもそもの機体パワーがあるためか個人的にはその大きな違いがなかなか分からず・・・他の機体のピッグテールのBT2.0化は少し躊躇していた部分がありました。

しかし他社バッテリーのBT2.0プラグ化や今回のTinyhawkのBT2.0化など室内Whoopではその違いは大きいようです!

そもそもTinyhawkは1セル機としてはかなりパワーがある機体なのですが、さらにパンチが増す感じです。
しかしTinyhawkの長所でもある飛行時間は少し短くなるようですね。

以前、1セルバッテリーを並列接続できるこのような変換プラグを作成しTinyhawkで使っています。
300mAh×2本の600mAhとして飛ばせば飛行時間は5分以上飛んでくれる楽しい機体となります。

今回ピッグテールをBT2.0化した事でパワーは増していると思うので、同様にBT2.0コネクタを使い同変換プラグを作れば 450mAh×2本の1セル900mAhとして飛ばす事も出来そうです。
これも後日試してみたいと思います。

【Emax Tinyhawk】1S×2本(並列接続)の変換プラグを作成!手持ちのバッテリーが使え飛行時間が大幅アップ!

まとめ!

今後このBT2.0コネクタがスタンダードな規格となるかは分かりませんが、ピッグテールの交換や既存バッテリーのBT2.0化は簡単に出来るので、いろいろ試してみるのも面白いと思います。

今回TinyhawkのBT2.0化は満足出来るものだったので、これでTinyhawkは1セル専用機、そしてTinyhawkSの方はピッグテールをXT30コネクタに交換し2セル専用機として運用できそうです。

というのもTinyhawkSでは1セルでも使えるように標準でPH2.0ピッグテールが採用されています。
1セルでも飛ばしやすいのでピッグテールはそのままで2セル飛行時にはXT30→PH2.0変換コネクタを作りこれを使って飛ばしていました。

【Emax TinyhawkS】バインドからBetaflight設定をやってみる。便利な変換プラグを自作すれば快適に飛ばせるようになりますよ!

BT2.0での1セルTinyhawkが良かったので、TinyhawkSはXT30コネクタでの2セル専用機として作り替えようと思います。

それにしてもTinyhawkくんはいろいろ楽しませてくれる機体ですね!

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