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【Tiny Whoop】いろいろパーツを眺めながら軽量2S 85mm機の構成を考えてみる!

最近何かと話題で賑わいをみせているMobula7TRASHCANBeta75 Pro2などの2S Whoop

さらには、2S〜4Sまで対応したBeta85XなんてWhoopが登場するなどほんとWhoopの進化は速いものです!

私の手元にも気付けば、Beta75XBeta75 Pro2Beta65 Pro2、そして最近仲間入りした大親分(勝手に呼んでます)Beta85X HDとこんなにも2S機が!

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いつの間にこんな増えたんだか!?

2S機を野外でカッ飛ばすには、モーターサイズ(パワー)や使用できるバッテリーの形状(65mmフレームでは形状的に2Sバッテリーが使えない?)などから75mm以上のフレームになってくるかと思います。

普段私が飛ばしている75mmフレームサイズの2S機といえば、Beta75XBeta75 Pro2があります。

両機を比較してみると、モーターサイズが大きくFCとESCの2枚構成でパワーが出せるBETAFPVのX Series(レーサー機的な位置付け)に属するBeta75XとモーターサイズやFC(ESCが一体となったAIOタイプ)等の重量を抑え軽量化したPro Series(軽量機的な位置付け)に属するBeta75 Pro2になります。

野外でビュンビュンとカッ飛ばせアクロ飛行も難なくこなせるパワーがある(私はそんなレベルではありませんが)Beta75X、軽量でヒュンヒュン飛んでくれ私のような初心者の練習機として操縦しやすい軽量機Beta75 Pro2といった感覚でしょうか!

そして最近新たに仲間に加わったフレームサイズがワンサイズアップした85mmフレームサイズの重量級Beta85X HDくん。

そして今回この85mmサイズの軽量機は作れないものかと、また軽量75mm機と飛びがどう変わってくるのかなどサイズアップによるWhoopの飛びの検証もしたく、いろいろ構成を考えながらパーツを集めてみました。

軽量2S 85mm機制作に向けパーツ構成を考える!

軽量2S 85mm機制作に向けパーツを選定し構成を考えてみました。

手元に重量級の85mm機Beta85X HDがあるので少し比較しながら見ていきたいと思います。

とりあえずBeta85X HDの重さを測っておきます。

HDタイプのため通常のBeta85Xよりも少し重量は重くなっていますが、約75gとなります。
ここから軽量85mm機としてどこまで重量が抑えられるかが気になるところです。

そして軽量75mm機Beta75 Pro2も計測。

外部受信機(xm+レシーバ)を取り付けているのでBETAFPV公式サイトのものより少し重くなっていますが約33.7gとなっています。

参考 Beta75 Pro 2 Brushless Whoop QuadcopterBETAFPV

それでは現時点で考えている構成を見ていきましょうか。

BETAFPV Beta85X Frame

85mmサイズのフレームは、Beta85Xでも使われている『Beta85X Frame』を選定。

現在私が持っている2Sバッテリーは、BETAFPV 2S 350mAhGNB 2S 300mAhのほぼ同サイズのバッテリーを持っています。

85mm機となると更に容量の大きいバッテリーでも持ち上げてくれると思うので、このようにバッテリーストラップで固定できバッテリーサイズに依存しない(バッテリーホルダーのサイズに左右されない)このフレームを選びました。

BETAFPV 1103 11000KV Brushless Moters

Beta85X Frame』にサイズ的に合うモーターは、「11○○系」のモーターになるかと思います。

BETAFPV製モーターで言うとBeta85Xでも使われている『1105 6000KV Moters』(1個5.2g)かBeta75Xで使われている『1103 11000KV Brushless Moters』(1個3.2g)となります。

1105モーターは軽量機には少し重すぎ、また後述しますがFCはESCが一体となった軽量のAIOタイプ『F4 2S AIO Brushless Flight Controller』にする予定なので、ESCのピーク電流から見ても1103モーターがシックリくる感じでしょうか。

EMAX AVAN 2インチペラ

フレームサイズのアップにより75mmサイズで使っていた40mmペラから85mmフレームでは2インチサイズのペラとなります。

上記の1103モーターではシャフト径が1.5mmとなっているので、2インチのシャフト径1.5mmペラの『EMAX AVAN2ペラ』を選定。

Beta85Xでも使われているペラですね。

BETAFPV『F4 2S AIO Brushless Flight Controller』

ESCが一体となった軽量タイプ2SのAIO FCといえば、Mobula7で使われている『Racerstar Crazybee F3 Pro FC』やTRASHCANで使われている『Eachine Crazybee F4 PRO FC』などがありますが、今回はBeta75 Pro2にも使われているBETAFPVの『F4 2S AIO Brushless Flight Controller』を使うことに。

BETAFPVのサイトでも記述されていますが1103モーターとの相性も良さそうなのでこのFCを選定しました。

参考 F4 2S AIO Brushless Flight ControllerBETAFPV

また、野外での飛行を前提としているのでブザーポート及び外部レシーバFrsky xm+レシーバ)が使えるNo-RXタイプのFCを選択しました。

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カメラ&VTX

まずはVTXですが野外での飛行を前提にxm+レシーバを使う予定なので、VTXも200mW出力が可能な軽量タイプのものを載せたいところです。

【VTX候補①】Eachine VTX03S

使われている方も多いと思いますが、定番の『Eachine VTX03S』。

200mW出力が可能でSmart Audio機能もあります。
重量は約3.3g、プラグやケーブルを短くすればさらに軽くなります。

【VTX候補②】Whoop_VTX

次に『Whoop_VTX』ですが、Mobula7のアップグレードパーツとして販売されており、TRASHCANには標準で使われているようですね。

アンテナやプラグ部分を含めた重量が3gと軽量で、FCやカメラとの接続がプラグ式となっているためカメラの交換やメンテナンス等に適しています。

後々、Caddx EOS2カメラなど高画質なカメラも試してみたいと考えているのでカスタマイズしやすそうでいろいろ使えそうなVTXです。

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2gちょっとの軽量1000TVL高画質カメラ

次にVTXに繋げるカメラですが、Banggoodさんで売られている軽量で1000TVLと高画質な『Super Mini 1000TVL FPV Camera』をチョイス。

カメラのサイズは非常に小さいのに、なぜだか太いケーブルが使われています。
実際に使用する際はもう少し細いケーブルに付け替える予定です。
これで大分軽くなると思います。

以上、軽量機ということで軽量化に役立ちそうなカメラ&VTXを考えてみました。

実際飛ばしてみないと分かりませんが、85mm機なのでEOS2カメラなども軽々と持ち上げてくれると思います。
Z02カメラのストックもいくつかあるのでこちらでも問題ないと思いますが、この辺りは実際に組んでみていろいろ調整したいですね。

カメラマウント&キャノピー

この辺りも少し迷いどころなんですが、EOS2カメラなどを載せるにはTRASHCANのキャノピーmobula7のEOS2用キャノピーが使えそうですが、とりあえず先ほどの軽量カメラなら手持ちのものが使えそうなかと。

カメラマウントは、BETAFPV Z02 AIO Cameraに付属する35度のカメラマウントを使用すれば、当然BETAFPVのお馴染みのキャノピーが使えます。

またUR65のキャノピーをこんな感じで使うのもアリかなと。

EOS2カメラの固定ネジの位置がピッタリなので使えそうです!

あまりこのあたりのレパートリーが自分の中にないのが残念です。

まとめ

以上、こんな感じの構成で軽量85mm2S Whoopを組んでみようかと考えています。
構成的にはBeta85 Pro2といった名称になるのでしょうか?

一度この構成で85mm機を組む前に、同構成でフレームをBeta75X Frameを使いBeta75Xの軽量版も先に組んでみようかと。
1103モーター仕様の軽量2S AIO FC搭載機がBeta75Xとどう違う飛びを見せてくれるかも気になるところです。

そんなこんなをいろいろ考えながら、徐々に集まってきたパーツを眺めながら一人ニヤニヤしています。

2 COMMENTS

木曽

おはようございます今回も楽しんで読ませていただきましたー!
勉強になります。

今更聞けない素人質問なんですが、65mm, 75mmとかって、なんのサイズアップなんですか?フレームサイズの違いなんでしょうが、どこからどこまでのサイズアップなんですか?
ど素人質問すいません。

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東京バード

おはようございまーす!
ありがとうございます。

対角でモーターの中心から中心までの長さになります。
あとよくレース機とかで5インチ機とか言いますが、あれはペラの大きさみたいですね!
今回のフレームは対角が85mmなのでTiny的には85mm機になり、プロペラのサイズが約5cm(1インチ=25.4mm)なので2インチ機とも呼べるという事でしょうか。
厳密にどういう呼び方が正しいのか私も気になるところではあります。

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