11月25日発売 書籍『Arduinoと3Dプリンタでロボットを作ろう』を出させて頂きました!

トイドローンEachine E010をプチカスタマイズ。モーターパワーアップで飛ばしやすくなったものの墜落続出!なんで!?

最近、Tiny Whoop(タイニーフープ)という世界に興味を持ち中華フープを飛ばして楽しむ毎日です!

とりあえず初ドローン&初Whoopということで、練習機として中国メーカーEachine(イーシン)のE010とその後継機にあたるE011というトイドローンを購入しました。

トイドローンEachine E010を購入!Tiny Whoop(タイニーフープ)をはじめる練習機に最適!
サンタが乗ったトイドローンEachine E011を購入!可愛い見た目とは裏腹に7mmモーターでキビキビ飛んでくれます!

2,000円程で買える手のひらサイズのトイドローンなんですが、これがビックリするぐらいよく飛んでくれるんです!
室内でも楽しめますし、屋外では上空30mぐらいの高度まで上昇させることも出来ます。

機体が軽いのとボディーフレームが丈夫なので壁や地面などにぶつけてもそう簡単には壊れません!
Tiny Whoopをはじめてみたい方やドローンの練習機としては最適な機体です。

はじめて買ったEachine E010は1週間ほど飛ばしまくり(何度もボディーの破損部分を接着剤で補強しながら使っていました)、モーターダクトを支える支柱部分が完全に割れてしまい再起不能に。

新しいボディーフレームを購入するついでに、旋回時等で高度が落ちる不満点から純正のモーターより回転数の高い『Crazepony 615 17500kv 65,000RPMブラシモーター』というモーターもあわせて注文。

単純にEachine E010のモーターを高回転なものに交換する予定でした・・・。

がしかし、このモーターのケーブルって先端がプラグになっているんですね!

E010のFC(フライトコントローラー)には端子がなく、モーターのケーブルを直でハンダ付けするタイプ、またE011のFCの場合はプラグが付いているのでプラグを差し込むだけで完了します。
モーターの交換時もプラグ方式の方がハンダ付けの必要がなく簡単なんですがね!

単純にモーターのプラグを切り取りFCにハンダ付けすればいいだけの話なんですが、今回はそれをやる前にちょっと試してみたいことが。

今回試してみたいこと!
  1. E010のFC(フライトコントローラー)はちょっとおいといて!
  2. E011のFCを外してE010に移植する!
  3. これでE010の6mmモータとE011の7mmモーターを比較(飛ばし比べ)することが出来る!
    ※もちろんFC(E011用のもの)は飛ばす都度、その機体に付け直す必要がありますが、プラグ式なので簡単に出来ます!

ということで、E011のFCを外して6mmモーター用のE010ボディーに付け替えてモーターも高回転のものに交換してみました。
それでは順を追って御覧ください!
結果から言いますと、失敗?バッテリーのスペック不足?

Eachine E010のモーターを純正から高回転モーターに交換!【FCはE011のものを使用】

今回使用したパーツをご紹介

E010用フレーム

純正のEachine E010と全く同じフレーム
615モーター(6mm×15mm)が装着できます。

予備プロペラ

ボディーの破損と同時に何枚かプロペラも壊れたので購入。
E010で使える31mmプロペラです。

純正よりも高回転なモーター

純正のモーターの回転数45,000RPM?よりも高回転な『Crazepony 615 17500kv 65,000RPMブラシモーター』というモーターを購入。
E010で一番気になっていた、旋回時の高度低下や自由落下に入った際にパワー不足でリカバリが出来ない問題が解決するか気になるところです。

以上、全て『TinyWhoopマイクロドローン専門店 侍 DRONE』さんから購入しました。

壊れたE010機体からFC(フライトコントローラー)を取り外す!

とりあえず今回は使わないのですが、フレームが壊れたE010からモーターとFCを取り出しておきます。

E010の場合モーターの配線が基盤にハンダ付されているので、ハンダ吸い取り線を使いハンダを吸い取り外していきます。

モーターの配線が外れたらFCを固定している2本のネジを外せば取り出せます。
モーターも一緒に取り出しておきましょう。

今回このFCは使わないのでおいておきます。

それにしてもボンドで補修だらけでよく働いてくれました。

ここでE010とE011のFCを比較!
やっぱりプラグ式の方がモーターの交換がラクそうですね。
玄人の方は逆にプラグ分軽量化させるために外すみたいですが!

新しいフレームにモーターを取り付ける

それではここからが本題です!
新しいフレームにモーターを取り付けていきます。
モーターには時計回りのものと反時計回りのものがあるので付ける位置を確認しながら付けていきます。

MEMO
①と④が時計回りのモーター(ケーブルが赤と青のもの)
②と③が反時計回りのモーター(ケーブルが白と黒のもの)

FC(フライトコントローラー)を取り付ける

次にFCを取り付けていきます。
まずは先ほど取り付けたモーターのケーブルをFCに繋げます。
プラグを差し込むだけなので簡単です!

あとは2本のネジでFCを固定して完了です。

プロペラを取り付けて完了

FCを固定できたら最後にプロペラを付けて完成です!
プロペラにも回転方向により羽の傾きが違うので気をつけながら取り付けます

以上で完成です。
バッテリーを取り付けて動作確認。
問題なく飛んでくれました。

これで7mmモーターを試したい時はFCをE011のボディーに入れ替えるだけで簡単に出来る予定です。

実際に飛ばしてみたら・・・!

まずは室内で飛ばしてみたのですが、さすがモーターがパワーアップしているだけあり純正モーターよりもキビキビ動く感じです!
落下時もパワーがあるのでリカバリが出来ます。
これ、かなりいいんじゃない!!

MEMO
原因は分かりませんが、たまに壁に衝突するなど強い衝撃を受けた時に電源が落ちるといった挙動が数回みられました。

飛行時に電源が落ちる!

今度は屋外で試してみたのですが、ここで大きな問題が!

屋外で思いっきりスピードを出し気持ちよく飛ばしていると急に電源が落ちそのまま落下!!!
バッテリーの電圧低下でモーターの回転数が落ちるとかではなく、完全に電源が切れて落下してしまう事が多々ありました!

飛行自体は旋回時の高度低下や自由落下に入ってからのリカバリもでき純正のモーターよりも非常に安定した感じなのですが、電源が急に落ちる場合があり、この状態で飛ばすのは少し怖いですね!

まとめ

モーターの回転数が純正のものより高いので、バッテリーも純正の150mAhじゃ役不足ってのは分かりますが、毎回ではありませんが急に電源が落ちるのは問題がありますね。

E011を通常使用していた場合は、バッテリー減少に伴いモーターの回転が下がりゆっくり落下しその後モーターが回転しない状態になるというもので問題なかったのですが。

急に電源が落ちるのがE011のFCの仕様なのかバッテリーの問題なのか素人の私には分かりませんが、気になるところです。

バッテリーに関しては、とりあえず飛ばすにあたりE010の標準バッテリーと同容量の予備バッテリーを買っただけなのでもう少し勉強してみて高出力タイプのものとか試してみたいです。

急に電源が落ちるのがFCの仕様であれば、FCをE010のものに戻すのがいいのかな!?
そのへんは別の機会に試してみたいと思います。

とりあえずいろいろ遊びながら試してみるのもWhoopの魅力なんでしょうね!
FPVカメラを乗っけるためにアマチュア無線の勉強もしないといけないし、いろいろ楽しいですねこの世界って!

それでは、今回はこのくらいにしておきましょう。

1 COMMENT

Apart Sheep (Sheep.A)

ハイボルテージlipoじゃないとそれ以上は難しいと思います。お使いの物が4.2vの30〜35C(瞬間最大出力)ぐらいと思いますが、HVですと4.35vの50〜100c以上と色々ですが、桁違いです。ただ、モーターが焼ける場合もありますし、プラグもワルケラの物は無いです。
お使いになられる場合、HV-lipo専用の充電機、保管方法も含め扱い方には細心の注意と知識で挑んでください。

whoop 系は一昔前に屋内用と思って色々追求しましたが、全てのパーツを最強にしたりF4フライトコントローラーにもしましたが、個人的には単セルでは物足りなく2セル(7.4v)ブラシレスでしたけど。。。
どちらにせよ、付属の送信機はオモチャですのでアクロモードには不向きですのが、 silverware というソフトで、 書き換えれば今の環境でもアクロ化可能ですよ。

返信する

コメントを残す