SNSなどを見ていると、みなさんいろいろと手を加えて自分仕様にカスタマイズさせているKingroon KP3Sくん。
KP3Sは2万円ほどで入手出来る格安3Dプリンタですが、その精度的なものは高く私の使用用途では全く問題になることがない低価格でコスパの高い機種だと思います。
私の使っている3台の3Dプリンタ、Ender3 V2やArtillery Genius、そしてKP3Sはちょこちょこブログで取り上げて書いていますが、この中で人気がある機種で言えばやはりEnder系になるようです。
認知度が高い機種で、カスタマイズやトラブルなど発生した場合でもネットを探せば大抵のことは解決する事が出来るなどの理由から使っている方が多いというのがその人気に繋がっているんでしょうね、きっと!
対してKP3Sは、SNSなどを見ていない限りあまり聞くことがない機種になるのでしょうか?
私の場合は他の2機種の使い勝手が非常にいいことから(いろいろとカスタムさせました)、KP3Sはサブ機的な位置付けで使っていますが、もちろん初めての3Dプリンタとしてやメイン機としても十分機能してくれる優秀な機種になるかと思います。
そんなKP3Sなので、みなさん手を加えて自分仕様に使い勝手が良くなるようにいろいろとカスタマイズさせていくんでしょうね!
今回はThingiverseに公開されているKP3Sで便利に使えるスプールホルダーを作ってみました。
これ非常に便利です!
【KP3S】トップマウントフィラメントホルダーがあると便利ですね!
普段3Dプリンタで使うフィラメントは、ドライボックスを使いDIYして作ったこのようなケースを使って湿度管理しながら使っています。
このドライボックスですが結構優秀で、2~3ヶ月ほど経っても庫内の湿度20%前後と低湿度を保ってくれます。
たまにはフィラメント抜いてシリカゲルの処理を🍳
2-3ヶ月放置してるけど低湿度を維持してくれてます!
ダイソーのケース、安いのにかなり優秀ですね👍 pic.twitter.com/pJyhEUItrE
— ガジェット大好き!! (@smartphone_jp1) April 9, 2022
かなりオススメなので興味ある方は作ってみて下さい!
このドライボックスからPTFEチューブを延ばしてエクストルーダーまでフィラメントをガイドして使っています。
このようなPTFEチューブを3Dプリンタに固定できるパーツも作りました。
ドライボックスとこの固定パーツのコンビがかなり便利なんですよねー!
KP3SでもZ軸フレームの上部に取り付けドライボックスからのチューブを固定して普段使っています。
便利なドライボックスなので手持ちフィラメント全てを入れておきたいところなんですが・・・3Dプリンタ設置スペースの問題で私の環境では6個が限界ということで、使う頻度の低いフィラメントは大きなサイズのドライボックスや防湿庫に入れて保管しています。
そして上記DIYドライボックスで使っているスプーラーを単体で作り使ったりしています。
・・・で、今回ご紹介するKP3S本体のトップにマウント出来るスプールホルダーの登場です!
設置する場所によってはKP3S自体にスプーラーを取り付けることが出来れば便利になる場面もあります。
特に私のKP3Sは邪魔な電源ボックスを一体化させています。
コンパクトに収まり機動性が増すので、趣味部屋から仕事部屋に持っていき在宅での仕事中に出力させるといったことも最近やっています!
このような場合でKP3S自体に取り付けることが出来るスプーラーがあると非常に便利となります。
今回Thingiverseにあったこちらのデーターを使わせて頂きました。
KP3SのZフレームトップに取り付けることが出来るスプーラーとなります。
このスプーラーですが非常に使いやすくよく出来ています!
3Dプリンタで出力する際に綺麗に出力できるように微妙な傾斜も付けられています。
見事なハメ合いで綺麗に稼働でき、使わない時は台座部分を残しておいてスプーラーは簡単に外すことが出来ます。
たまぁ〜にKP3Sで上に乗っけておくタイプのスプーラーがあると便利という事でThingiverseのデータお借りして作ってみたけど!
このハメ合いって言うのかな?
最高やん👍それ以外にもこのデータ素晴らしい所がいくつかあって・・・気に入っちゃった😘 pic.twitter.com/7T614iVzaA
— ガジェット大好き!! (@smartphone_jp1) April 2, 2022
3Dプリントパーツ以外に608ZZベアリングが2個必要になります。
ベアリングを使っているのでフィラメントスプールの動きも非常にスムーズに動いてくれます!
便利なスプーラーなのでKP3Sユーザーの方は作ってみてはいかがでしょうか!
うん、これ便利です!
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