Insta360 GOがうちにもとうとうやって来ました!
最近ではWhoopやToothpickなどドローンに載っけて撮影されている方をよく見かけます。
私の使用用途はドローンに載っけるというよりは、ライフログが撮れる小型お手軽カメラとしての使い方がメインになりそうです。
ドローンをはじめてもうすぐ2年が経ちますが、この期間に撮ったドローン関係の写真だけでも2万枚以上と普段から写真を撮るのが好きなんですが、そんな日々を切り取ったライフログ的に動画などを手軽に撮りたいと言うのが大きな目的です。
GpProなどを含めこういうアクションカメラには今まで全く興味がなかったのですが・・・一度使ってみるとメチャ楽しいものですね!
このInsta360 GOは発売が開始されて既に半年ほど経過しており、YouTubeやブログなどでご紹介されている方が既に多数いらっしゃいます。
比較的お手頃価格の値段設定にもかかわらず高級感がありオシャレ、そしてお手軽に撮影が可能なカメラ。
そしてなにより強力なスタビライズ(手ブレ補正)が効くのが魅力的なカメラとなります。
・・・とここまではみなさん推されているレビューだと思いますが、数日使ってみてかなり面白いカメラではあるのですが・・・いろいろとクセ(面倒な所)が多いカメラだと思います。
数日使ってみた率直な感想がこんな感じとなります!
- 小型軽量で簡単操作
- 強力なスタビライズが効く
- 画質はイマイチ
- スマホアプリの動作が重い
- 容量が少ないので頻繁にデータをスマホやPCに移す必要がある
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目次
Insta360 GO レビュー
こちらが付属品となります。
Insta360 GOカメラ本体に充電ケース、各種カメラマウント、Instaステッカー、充電ケーブル(MicroUSBケーブル・MicroUSB→Type C変換ケーブル)、取扱説明書が付属します。
豊富なカメラマウントが付属するのがありがたく、これ非常によく出来ています。
そしてカメラ本体は非常に小さくてオシャレ!
Apple製品によくあるデザインですね。
カメラ本体の重量はわずか19gと小型軽量。
本体内に8GBのストレージが内蔵されており、SDカードスロットルなど外部ストレージには対応していません。
そしてスイッチ類は裏面にある1個のみとなり、長押しで電源のON/OFFの切り替えや単押しで各撮影モードの起動が出来ます。(アプリ側から割り当て可能)
充電ケースを使っての充電
Insta360 GOを使うには、まずスマートフォンに専用アプリ(Insta360 GOアプリ)をインストールしカメラ本体とのアクティベート作業とBluetoothでの接続設定が必要となります。
まずはこの作業に入る前にカメラ本体の充電をやっておきます。(ほぼバッテリー残量がゼロの状態で届きました!)
Insta360 GOカメラ本体の充電は、充電ケースを使っての充電となります。
充電ケースにはパチっと磁石で引っ付く感じとなり自動的に充電が開始されます。
あとは30分ほどでカメラ本体への充電は完了します。
カメラ本体を装着した状態では、充電ケースとカメラ本体が同時に充電されます。
充電ケースへの充電がType C端子でないのが少し残念なところです。
充電時間
カメラ本体:約30分
充電ケース:約90分
付属マウントが豊富でよく出来ている!
充電している間に付属するカメラマウントを少し見ておきましょうか。
Insta360 GOは指で持って撮影するとレンズが非常に広角なため写り込んでしまうことが多々あります。
そのため、多数のカメラマウントが付属しています。
基本的に何らかのマウントケースを使い使用する形となります。
多数カメラマウントが付属しているので大抵の場合はこれらを使えば問題ないかと思います。
①磁気ストラップ
②簡易クリップ
③クリップパッド
④吸着パッド
⑤ピボットスタンド
⑥ピボットスタンダードベース
使う頻度の高そうなものを少しご紹介。
キャップやかばんなどに簡単に取り付けられる簡易クリップ。
そして首から下げて使う磁気ストラップです。
カメラ自体が約19gと軽量で磁気が強いので不意に外れてしまう心配もなさそうです。
Insta360 GOカメラ本体には三脚穴がないので、付属するピボットスタンドを使えば好みの三脚に固定することが出来ます。
またピボットスタンド用のスタンダードベースも付属します。(裏面は吸着パッドが付いています)
タイムラプス撮影など長時間カメラを固定しての撮影に使えますね。
これらカメラマウントは非常によく出来ていると思います。
またカメラ本体裏は磁石で引っ付く構造なので、上記マウントや三脚などを使わなくても公園の遊具など鉄製のものならペタッと固定することが出来るので、いろんなアングルでの撮影ができアイデア次第ではおもしろい映像を撮ることもできそうですね!
こんなアングルも簡単に撮ることが出来ます。
まずはスマホアプリとアクティベート&カメラペアリング
Insta360 GOカメラ本体&充電ケースの充電が完了したら、まずはスマホアプリとのアクティベートとBluetooth接続作業をやっておきます。
このInsta360 GOはカメラ本体のみで完結するものではなく、スマートフォンのアプリ(Insta360 GOカメラコントロールアプリ)を使う必要があります。(データ保存や書き出し等)
またBluetooth接続により、タイムラプスやハイパーラプスなどの撮影でスマホ側からインターバル時間や撮影時間等を設定し制御することが出来ます。
まずはInsta360 GOカメラコントロールアプリのダウンロード。
参考 Insta360 GO専用アプリダウンロードInsta360カメラ本体のアクティベート
アプリのダウンロードが完了したら、充電ケースを使いスマートフォンと接続します。(Android端末の場合は付属のType Cケーブルを使用)
[アクティベート]をタップでスマホとのアクティベート作業は完了です。
非常に簡単ですね!
アクティベートが完了したら、次にBluetoothペアリング作業を行います。
Bluetoothペアリング
一旦、充電ケースを取り外しカメラ本体の電源を入れます。(スイッチ長押し)
スマホアプリから、[カメラマーク]をタップし[Bluetooth制御]をタップ。
カメラを自動認識するので、これをタップして完了です。
これでInsta360 GOを使える状態に出来ました。
基本的な使い方
カメラ本体の電源は、裏側スイッチの長押しでON/OFFの切り替えができます。
そして初期状態で以下の設定がされています。(この設定はアプリ側から変更が可能です)
- 電源がOFFの状態でスイッチを1回押す:30秒の動画を撮影後、自動的に電源がOFF
- 電源がONの状態でスイッチを1回押す:写真撮影
- 電源がONの状態でスイッチを2回押す:ハイパーラプス撮影
- 電源がONの状態でスイッチを3回押す:15秒のスローモーション撮影
初期状態で上記スイッチ設定がされていますが、スマートフォンアプリ側から変更も可能です。
強力なスタビライズ(手ブレ補正)
Insta360 GOは非常に強力なスタビライズ(手ブレ補正)が効くカメラです。
そしてファームウェアのアップデートでFPVモード(最大5分間の動画撮影が可能なモード)が追加され、ドローンをやっている方が食い付いたのも納得できます。
これ、ほんとジンバルいらずですね!
所見ではこのスタビライズに非常に驚きました!
しかしながら後でも触れますが、画質自体はそこそこな感じです。
とは言ってもライフログ的な使い方なら十分でこのサイズ感は魅力的です!
Insta360 GOで出来る全撮影モード
Insta360 GOで撮影できる全撮影モードを見ておきましょう。
ハイパーラプスとタイムラプスの違いやインターバル動画撮影など違いが少し分かりにくいのですが、簡単にご説明!
写真撮影(静止画)
光量さえあればそこそこ綺麗な写真は撮れるようですが、レンズがかなり広角なため魚眼っぽくなります。
スマートフォンにエクスポート時のサイズは以下のようなサイズとなります。
1:1 2560×2560(エクスポート時)
16:9 2560×1440(エクスポート時)
9:16 1440×2560(エクスポート時)
通常動画撮影(1080p 25fps エクスポート時)
通常の動画撮影は1080p 25fpsでエクスポートされます。
撮影時間は、15秒・30秒・60秒・5分(FPVモード)の4通りとなります。
ドローンなどに載っけて撮影する場合は、最大5分までの動画が撮影できるFPVモードでの撮影になるかと思います。
インターバル動画撮影(1080p 25fps エクスポート時)
通常の動画撮影を設定したインターバル時間(間隔)をあけて連続で設定した尺分動画を撮影していくモードとなります。
1クリップあたりの動画撮影時間は、15秒・30秒の2通りから選択できます。(最大7日間の撮影が可能)
スマホアプリのストーリーズのAI編集に非常に相性のいい撮影モードになるかと思います。
スローモーション(1600×900 25fps エクスポート時)
撮影時間、15秒・30秒から選択可能。
ハイパーラプス(1080p 30fps エクスポート時)
1秒間に5コマ(5fps)で撮影し、30fpsの動画として生成されるモードとなります。
最大撮影時間は30分で300秒の動画を作ることが出来ます。
撮影間隔が短いのでスタビライズをかけることが出来ます。
Insta360 GOのスタビライズ機能は強力なので、動きがある撮影にはこのハイパーラプス撮影が面白く、そして景色の移り変わりなどカメラを固定しての定点撮影などには次のタイムラプス撮影が適しているかと思います。
タイムラプス(1080p 30fps エクスポート時)
次にタイムラプスです。
上記ハイパーラプスと少し分かりづらいのですが、設定した時間(インターバル撮影)に1枚の写真を撮り、それを撮影時間で設定した時間撮り続け最終的に30fpsの動画を生成するというモードです。
【例】スマホアプリ側で、[インターバル撮影]20秒・[撮影時間]1時間に設定すると30fpsの6秒動画が出来上がります。
[インターバル撮影]20秒 = 1分間に3コマ
[撮影時間]1時間 = 3コマ(1分)×1時間(60分)=180コマ
最終的に30fpsの動画として合成されるので、180/30=6秒
ということになります。
最大8時間の撮影と8秒の動画を生成することが出来ます。(24時間録画が後日ファームウェアアップデートにより対応予定です)
上記ハイパーラプス撮影と違い撮影間隔が長くなるのでスタビライズは効かなくなります。
三脚等に固定しての景色の移り変わりなどの定点撮影に向いているかと思います。
画質はそこそこ!?
上記スタビライズ機能が魅力的なカメラとなり、サイズもコンパクトなので日々の出来事を切り取るライフログ的な使い方を想定している方には非常によく出来たカメラとなるかと思います。
アプリ経由でエクスポートされた動画データ(mp4)は、標準動画やインターバル撮影は1080p 25fps、またタイムラプスやハイパーラプスでは1080p 30fpsで出力されますが、画質に関してはそれほど期待できるものではないようです。
決して悪いというわけではなくスマートフォンで見る分には全く問題ないのですが、やはりPCなど大きな画面で見ると画質に関してはGoProなど他のアクションカメラと比較しちゃうのは少し酷となります。
Insta360 GOアプリ
Insta360 GOで撮られた元データは、拡張子がinsvやinspというInsta独自フォーマットのファイルとなっています。
この超広角なレンズで撮られた動画データをカメラ側で処理せず、スマートフォンのアプリ側で手ブレが最小限に抑えられるようにクロップする範囲を調整する電子手ブレ補正の処理を行っているようで、アプリの処理は非常に負荷がかかりもたつく場面があります。
またファイルの書き出しには非常に時間がかかります。
そしてこの書き出し処理はバックグランドには対応していないようです。(2020年5月現在)
常にアプリを立ち上げた状態(フォアグラウンド)で行う必要があります。(アプリを閉じると書き出しが最初から再開されます)
動画時間やクリップ数が多くなるとそれだけ書き出し時間もかかりますが、その間スマートフォンが使えないのが非常に残念な所です。
データ管理はスマートフォンで!
このInsta360 GOには、SDカードスロットルなどの外部ストレージは用意されていなく本体内蔵の8GBの容量のみとなります。
スマートフォン側でデータを管理したり、アプリでスタビライズなどの処理をすることによりこのサイズと価格を実現出来ているのだと思います。
そのため、こまめにスマートフォンにデータを退避させて使う形となり、これがなかなか面倒な作業となります。
そしてアプリの動作は負荷が結構かかるようで動作がもたつく場面がありと・・・なかなか癖のあるカメラでもあります。
まとめ!
普段、何かしらのカメラを持って行動する事が多いのですが、写真を撮る事があっても動画となると周りの目や相手も気にするでしょうし・・・なかなか撮る機会は少ないのですが、小型でワンタッチでお手軽撮影が可能なのでライフログ的な使い方を想定している方にはピッタリなカメラだと思います。
そしてドローン用途で使ってもおもしろそうですね。(既にみなさんやられているようですが!)
FPVモードで最大5分間の動画撮影が可能で強力なスタビライズが効き、そしてアプリを使ってストーリーズのAI編集でサクッといい所を自動抽出して編集・・・なんてことも。
同価格帯でBETAFPVさんがGoPro Lite(剥きProってやつかな?)の販売を開始しましたが、ドローンに載っけるなら・・・みなさんはどちらを選ぶのかな?
強力な手ぶれ補正が付き撮影が手軽、そして自由度の高さで言うとまさしくライフログが撮れる新しいタイプのカメラじゃないでしょうか?
とはいえ、スマホありきのカメラとなり(PCソフトInsta360 Studioでもファイルを扱うことは出来ます)、カメラ本体の容量が少ないことから頻繁にデータをスマホやPCに移す必要がありと・・・なかなか手間のかかるカメラでもあります。
この点も踏まえ、このカメラに求めるものが合致すれば非常にコスパのいい面白いライフログカメラになるかと個人的には思っています。
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