11月25日発売 書籍『Arduinoと3Dプリンタでロボットを作ろう』を出させて頂きました!

【FullSpeed TinyLeader】初期状態ではロックされているVTXのBandやChannel、送信出力を変更する方法!

こんな小さな機体でフルHD動画が撮れるCine Whoop、すごい時代になったものです!

気付けば私もBeta85X HDくんとFullSpeed TinyLeaderくん、2機もCine Whoopを所有するようになっていました。

【FullSpeed TinyLeader】安定感抜群で飛ばしやすい!完成度の高いCine Whoop『FullSpeed TinyLeader HD』。
念願のCine Whoop『Beta85X HD』がやって来た!【BETAFPV】

あまりに楽しすぎ先日調子に乗りすぎてBeta85X HDくんが完全に大破するアクシデントに・・・!(現在休眠中)

で、今回はFullSpeed TinyLeaderくんの話。

TinyLeaderに搭載されているVTX『FSD TX600』は600mW出力が可能となっています。
しかしデフォルト状態では25mWに固定され、BandやChannelも一部ロックがかかり設定出来ないようになっています。

普段私が飛ばしているWhoopくんたちは全て5705MHz(Band E、Channel 1)に設定しています。

しかしデフォルトの状態ではロックがかけられておりこの周波数に設定出来ないようになっています。

TinyLeaderを飛ばす時だけゴーグルの周波数を変更するのは非常に手間で、また25mW出力の状態で野外で飛ばしていましたが少し離れると映像が途切れ出し非常に怖い!

購入当初、何度かこのVTXの設定を試みたのですが上手くいかず後回しになっていましたが、マニュアルを読み返し設定してみました。
まずはVTXに掛かっているロックを解除するのがポイントでした。

【FullSpeed TinyLeader】VTXのロックを解除し、Band・Channel・送信出力を変更する!

FullSpeed TinyLeaderには600mW出力のVTX『FSD TX600』が搭載されています。

初期状態では、特定のBandやChannelが選択できないようロックが掛かっています。
また送信出力も25mW出力に固定されています。

下図で赤色部分は初期状態ではロックが掛けられており選択出来ないようになっています。

参考 FSD TX600マニュアルBanggood

それではやっていきましょう。
いったんフレームからタワーをごっそり外します。

VTXはタワーの一番下の段にあるので、FCやESCボード等はバラす必要はないのでやりやすいです。

まずはVTXのロックを解除する!

特定のBandやChannel、送信出力を選択するにはまずVTXのロックを解除する必要があります。
このロック解除を行なっていなかったため、何度やってもBandやChannelの変更が上手くいかず私は一度断念していました。

ロックの解除作業は非常に簡単です!
バッテリーを接続後、VTXが立ち上がったら(LEDが点灯)スイッチを20秒間押し続けます

20秒スイッチを長押し後、スイッチを離すと赤・緑・青のLEDが数回点滅します。
これでVTXのロックが解除されました。

いったんバッテリーを外し電源を切り再度電源を投入し、以下のBand・Channel・送信出力の設定をやっていきます。

Bandの設定!

再度電源の投入ができたら、VTXのスイッチを5秒間長押ししてBandの設定をします。

MEMO
ここでは、5705MHz(Band E、Channel 1、出力200mW)を例として説明していきます。

5秒間長押し後(スイッチをいったん離す)と緑色のLEDが3回点滅します。
これでBand設定モードに入りました。

あとは短くスイッチを押し、以下の対応表を参考にBandを設定します。

MEMO
[例]ここではBand Eに設定するので、3つの緑LEDの真ん中が点灯するように設定します。

設定ができたら、再度スイッチを5秒間長押しして設定保存&Channel設定モードに入ります。
Channel設定モードに入ると、3つの赤LEDが3回点滅します。

Channelの設定!

Channel設定モードに入ると同様に短くスイッチを押しChannelを設定します。

MEMO
[例]ここではChannel 1に設定するので、3つの赤LEDが消灯するように設定します。

設定が完了したら、同様にスイッチを5秒間長押しして設定保存&出力設定モードに入ります。
出力設定モードに入ると、2つの青LEDが3回点滅します。

送信出力の設定!

出力設定モードに入ると、同様に短くスイッチを押し送信出力を設定します。

MEMO
[例]ここでは200mW出力に設定するので、2つの青LEDのうち右側のみ点灯している状態にします。

出力の設定ができたら再度スイッチを5秒間長押しして設定を保存して完了です。
赤・緑・青のLEDがそれぞれ設定した状態で数回点滅するかと思います。

これで、Band・Channel・送信出力の設定は完了です。

参考 FSD TX600マニュアルBanggood

 

非常に安定して飛ばしやすいFullSpeed TinyLeaderくんですが、これで野外で思う存分飛ばしてやることが出来ます。

おっとその前に、Beta85X HDくんも直してやらないといけないし!
飛ばせば飛ばしただけ、やることが増えていく・・・!

2 COMMENTS

東京バード

tomiさん、どうもです!
以前Twitterで同様のことを言われている方がいたのですが、私の場合上記の方法でうまくいったのですが。
あと考えられるのは、設定完了後にもう一度20秒ボタンを長押ししてロック状態に戻す?・・・とかなのですかね?
うぅ〜ん、お力になれずすいません!

返信する
tomi

すいません。。チャンネル設定と送信出力の設定についてですがうまくいかないので教えてください。最後に送信出力の設定が終わった後に5秒長押しで、赤・緑・青のLEDがそれぞれ設定した状態で数回点滅して設定完了と記載されていますが、ここまでは説明通りにいくのですが、この後、バッテリーを抜いて、再度電源を入れると元のチャンネルに戻ってしまっています。なぜだかわかりましたら教えていただけると助かります。

返信する

東京バード へ返信する コメントをキャンセル