【Banggoodクーポン情報】Eachine Cinefun / Beta95X V2 HD Digital VTX .etcクーポン追加!

自作はんだ吸煙器を3Dプリントパーツで作ってみた!【STLデータ公開】

自作はんだ吸煙器を作ってみました!
はんだ吸煙器ってちょっとしたはんだ作業などでは必要性を感じることはなかったのですが、最近始めた電子工作用途では1台持っていると非常に役立ちます。

電子工作なんてものにハマって以来、電子工作キットなども最近よく作るようになりました。
先日LEDを500個以上はんだ付けする必要があるLEDキューブキット(8×8×8の計512個)を組み上げたのですが、さすがにこの数のはんだ付けにははんだ吸煙器は必須となります。

このキットを組み立てた時はまだはんだ吸煙器を持っていなく、部屋中が煙だらけ・・・そして喉も痛くなりと・・・
なにげにはんだの煙には有害物質が多く含まれていますからね!

はんだ吸煙器といえば白光FA-400あたりが有名なんでしょうかね?(似た形状の中華品も多数出回っているようですが!)
現物を見てみましたがAC100V駆動で吸引力も強いようです。

今回自作はんだ吸煙器を作るにあたりいろいろとテストしてみましたが、はんだ吸煙器に求めるものは吸引力が全て
乾電池駆動式のものや小型(8cmFAN使用)タイプのものもホームセンターで試してみましたが、このサイズのファンではおそらく吸煙能力は低く使用も限定的なものになりそうです。

それなりの吸煙能力があるものを作ろうと思えば12cm FANを使うのが現実的なようです。
はんだ吸煙器そのものはファンと活性炭フィルターを使い煙を吸引させるという単純な構造です。

ファンの風力は活性炭フィルターを通すと一気に吸引力が落ちます。
ファン及び駆動方法さえ適切な選定をすれば構造は簡単なので3Dプリンタでパーツを出力させれば満足できるものが作れるはず・・・ってことで今回自作してみました。

結果的にはUSB駆動で吸煙能力もバッチリ!
納得いくものが出来ました!

自作はんだ吸煙器を3Dプリントパーツで作ってみる!

こんな感じの自作はんだ吸煙器を作ってみました。
サイズは150mm×150mm×50mmとなります。

いろいろとデザインは迷いましたが、最終的にシンプルな形状が使いやすそうなのでこの形に落ち着きました。

12cmFANを使用しておりもう少しサイズを小さく作ることも可能でしたが、自立させると倒れやすい事が分かり奥行きも少し大きくしています。
このサイズだと自立させても倒れることはありません。

そして本体底面にはミニ三脚に立てれるよう1/4インチのネジ穴を付けています。
12cm FANとしては2400rpmと高速タイプのファンを使用しているので、後ろに障害物があると排気の風が当たりはんだの煙が対流してしまうことがありますが、作業スペースが確保できる場合このようにミニ三脚に立て排気を上方向に逃してあげると非常に使いやすくなります。

また底面左右にはM3のビス穴も設けています。
こちらのパーツは公開していませんが、新たに3Dプリンタで脚パーツを作れば固定して使うことも出来るようになっています。

パーツ選定

はんだ吸煙器はFANの吸引力が全てです。(何度も言います!)
そこそこの回転数があるものでも(1200rpmくらい)、活性炭フィルターを通すと一気に吸引力が下がってしまいます。

そして駆動方法。
ACからの駆動や乾電池での駆動など考えられますが、私の環境ではUSB(5V)からの駆動がシンプルで作業スペースの邪魔にもならないためUSBからの駆動タイプで今回作りました。

USBからの駆動なのでDC-DC(昇圧)モジュールで電圧を上げてFANを動かす形となります。

12cm 2400rpm高速FAN

手元にあったPC用FANでも試してみましたが、今回こちらの2400rpmの高速回転タイプのファンを使いました。

安定化電源で定格12Vで動作させてみましたが、ちょっとした小型扇風機並みの風力が得られます。
そしてこのファン、かなり静音設計のようです。

PC用のFANには4ピンタイプのPWM制御出来るものもありますが、こちらのFANは3ピンの電圧制御タイプの12V FANとなります。
USBからの5VをDC-DCコンバーターを通し昇圧し回転数を調整する形となります。

DC-DC 昇圧コンバーター

昇圧タイプのDC-DCコンバーターは手元にあったこちらのものを使用しました。
Amazonでも数百円程度でセット販売(1個単価100円ほど)されているものですが、発熱もほぼなく安定して使えます。(昇圧タイプは結構発熱するものが多いです)

FAN固定用M4ビス&ナット

上記FANには固定用のタッピングビスとM3ビスが付属していますが少し心もとなかったので、今回こちらのM4×35mmタイプのビスを使用し固定する形としました。
PC用FANの固定では定番的?なビスですが、振動もなくガッチリとマウントすることが出来ました。

白光 活性炭フィルター

はんだ製品と言えばやはり白光製ですかね?
という事で白光のこちらの活性炭フィルターを使いました。
こちらも定番アイテムですね!
サイズは130mm×130mm×10mmとなります。(5枚セット)

組み立て

上記パーツを使い組み立てていきます。
3Dプリントパーツは公開しているのでこちらからダウンロードして下さい。
サイズが大きいのでそこそこプリント時間がかかります。

参考 Solder Fume Extractor(はんだ吸煙器)Thingiverse

パーツがプリントできたら組み立てです。
とは言っても非常に簡単です。

まずは配線から。
今回使用しているFANは3ピンの電圧制御タイプとなりますが、使用するのは赤ケーブル(Vcc)と黒ケーブル(GND)の2本のみなのでプラグ部分をカットしてDC-DCコンバーターとはんだ付けします。

MEMO
FANの白ケーブルは回転数検知用端子なので今回使用しません!

はんだ付けが完了したらDC-DCコンバーターの出力電圧を調整します。
DC-DCコンバーターには可変抵抗器が付けられており、マイナスドライバーで回すことにより出力電圧を可変させることが出来ます。
テスターをDC-DCコンバーターの出力側に当てドライバーでノブを回しながらお好みの風量(電圧)に調整して下さい。

MEMO
DC-DCコンバーターを通しているので昇圧比が大きくなると出力側の電流が下がるため、FANの定格12Vでもマックスの回転数にはならないようです。(風量は十分だと思いますが)
MEMO
定格電圧を超えてしまいますがさらに風量が欲しい場合、16Vくらいまで上げるとマックスでこのFANを回転させることが出来ます。
定格を超えていますがこの状態で1時間ほど動かしていても問題ありませんでした。
更に風量がほしいという方は自己責任でお願いします。

電圧の調整ができたらFAN及びDC-DCコンバーターを本体枠に組み込んでいきます。
まずはDC-DCコンバーターを溝にハメ込みます。
この部分はサイズをかなり追い込んでいるので一度ハメ込むと外すのがなかなか困難となりますが、USB端子のガタツキは全くなく使いやすいかと思います。

MEMO
一度全体を仮組みしてフィルターを付けた状態でDC-DCコンバーターの電圧調整をした方がいいかもしれません!

こんな感じで出来ました。

あとは外枠に活性炭フィルターを取り付け上からスライドして取り付ければ完成です!
フィルターを押さえ込むこちらのパーツは縦方向に取り付ければハマって抜けないようにサイズ調整してあります。

実際に使ってみる

実際に使ってみた動画がこちらです!
5V USBからの給電でも十分な風量が得られていることが分かります。
作業スペースが確保できればミニ三脚に取り付けて使えば非常に使いやすくなります。

最後に!

十分な風量を得るにはACからの駆動が確実なんですが、作業スペース的にAC駆動と考えると結構じゃまになり・・・
USBからの駆動でも十分な吸引能力が得られ使い心地はバッチリで個人的には大満足しております!

自分がイメージしたものを形にできる、3Dプリンターってホント便利ですよね。
これから自作はんだ吸煙器を作成してみようとお考えの方は構成等、参考にして頂ければと思います。

2 COMMENTS

べんがる

はじめまして私もV2を買ってからこちらにお邪魔して防湿対策の参考にさせていただきました。ありがとうございます。先日BMGクローンを使ってダイレクトドライブ化してカスタムしたい病は落ち着きましたw
こちらの吸煙機も真似させていただこうと思いますがコンバーターを自己冷却できればなおいいかなと思いました。ためになる情報ありがとうございます応援してます

返信する
東京バード

べんがるさん

コメントありがとうございます。
コンバーターを自己冷却・・・なるほど!
ファンの風をコンバーターにも引き込み・・・そこまでは思いつきませんでした!

ただ、このDC/DCですが組み込む前に長時間稼働させてテストしてみたのですが、12Vくらいの昇圧ならほぼ熱が発生しないようなので、まぁーシンプルでもいいかなと。

ありがとうございます。

返信する

コメントを残す