Thingiverseに公開されているもので3Dプリンタで出力させてみて何度もリピートして作っているものや便利で使いやすいものなど、使ってみて特に良かったものは不定期ですがブログでご紹介するようになりました。
そして私のThingiverseページのMakesにもオススメできるものを投稿するようになったので、お時間ある時にでも見て頂ければと思います。
使いやすいものって無駄な部分を全て削ぎ落としシンプルな形状で作られているものが多いように感じます。
3Dプリンタを使うようになり自分でもCADを使い製作物を少しずつですが作るようになりました。
いろんな機能や形状を考え付け加え便利に使えるように・・・なんて考えながらCADでのモデリングをしがちですが、製作過程の形が出来上がっていく段階でその形状をいったん崩し削っていく作業って逆に言うと非常に難しいように感じます。
Thingiverseなどモデルデータ公開サイトには多くの製作物が公開されているわけですが、完成した形状だけ見るとこれくらいなら自分でも作れるかな?なんて思ってしまうこともありますが、実際に出力させて使ってみるとなるほどと納得することは多々あります。
他の方が製作されている多くのモデルを出力させ作ってみると、いろんな機能や形状を考え何度も修正&出力させながら最終的には一周回ってシンプルな形状のものが出来上がったのかななんて・・・自分も少しではありますがCADでのモデリングで製作物を作るようになり、その事は強く感じるようになりました。
そんな事で今回は、Thingiverseに投稿されているシンプルな形状だけどよく考えられ何度もリピートして作りたくなるスタックボックスをご紹介したいと思います。
多くのリミックス作品と組み合わせてアレンジできる便利なスタックボックス
こんな感じに何段も重ねることが出来るミニサイズの収納ケースです。
このモデルはThingiverseに多くのリミックス作品が投稿されているためどれがオリジナルなのかが分かりにくいのですが、リミックスとして作られたこちらのモデルが一番使いやすいかと思います。
参考 Stackable Box V4Thingiverse昨年の夏あたりに初めて作って以来、小物収納で必要になるとリピートして作るようになりもうかれこれ10個以上作っていると思います。
スタックできるこのケース、かなりいい感じだわ🤩 pic.twitter.com/quCQoHJ86H
— ガジェット大好き!! (@smartphone_jp1) August 18, 2021
形状は非常にシンプル、このようにスタックして何段も重ねることが出来ます。
リミックス元もいくつか出力させてみましたが、上記モデルはスタックして重ねる部分の段差をおそらく修正しているようで安定して重ねやすくなっています。
個人的に壁厚をもう0.5mmほど太くすればスタックする時にさらにストレスなく重ねることが出来るのかななんて思いますが・・・冒頭でもお話したように、そのような事も考慮してこの形状になったんだろうと思ったりもします。
また前方部分のオーバーハングの角度も微妙に変えている?ようで、綺麗に出力出来るようになっています。
趣味部屋の作業デスクが最近手狭になってきたのでミニラックをデスクに設置したのですが、このスタックボックスが非常に便利に使えるため久しぶりにリピートしていくつか作っていました。
細々したものを整理するのに役立ちます。
そして、このスタックボックスは多くのリミックス作品が投稿されています。
例えばこのようなハーフサイズで作られたボックス。
2つ重ねてちょうどオリジナルのものと同じサイズになります。
これくらいのサイズのものは、作業している時に細かいビスやパーツを入れておくのに便利なんですよねー!(オーバーハングの角度がきついので少し調整が必要でした)
参考 Stackable Box V4 (Half Height)Thingiverse人気モデルなので他にも多くのリミックス作品が投稿されています。
仕切りが付けられネジやビスなど細かなものを収納出来るボックスも便利そうですね!
ノズル収納用のボックスなんかも使いたい方いらっしゃるのではないでしょうか!
有孔ボードに取り付けられるパーツなど他にも多くのリミックス作品が投稿されています。
収納サイズは約10×7cm位と小型サイズとなっています。
他のリミックス作品もこのサイズで当然統一されて作られています。
もう少し大きな(または小さな)サイズのものが欲しい場合、スライサーで等倍スケーリングでサイズ調整して作ってみるのもいいかもしれませんね。
オリジナルのもの以外にも多くのリミックス作品が作られているモデルなので、組み合わせれば自身の環境にあったものが作れ大変便利に使えるスタックボックスになると思うのでぜひ試してみて下さい!
ちなみに今回使ったフィラメントは、SunluブルーPLAとRepRapperグレーPLAを使っています。
綺麗に出力できるので、ともに私の中では定番のPLAフィラメントです。
![](https://i0.wp.com/burariweb.info/wp-content/uploads/2021/09/reprapper-filament-33.jpg?fit=601%2C400&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/burariweb.info/wp-content/uploads/2021/03/3d-printer-sunlu-pla-filament-3.jpg?fit=601%2C400&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/burariweb.info/wp-content/uploads/2021/04/ender3-v2-bltouch-customize-29.jpg?resize=520%2C300&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/burariweb.info/wp-content/uploads/2021/09/ender3v2-filament-sensor-4.jpg?resize=520%2C300&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/burariweb.info/wp-content/uploads/2021/04/oscilloscope-jye-tech-dso150-stand-1.jpg?resize=520%2C300&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/burariweb.info/wp-content/uploads/2021/10/3dprinter-robot-arm-production-2.jpg?resize=520%2C300&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/burariweb.info/wp-content/uploads/2022/12/fusion360-dxf-kicad-import-1.jpg?resize=520%2C300&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/burariweb.info/wp-content/uploads/2021/07/ender3v2-titan-extruder-customize-144.jpg?resize=520%2C300&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/burariweb.info/wp-content/uploads/2022/05/3dconnexion-spacemouse-wireless-11.jpg?resize=520%2C300&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/burariweb.info/wp-content/uploads/2021/07/ender3v2-customize-summary-2.jpg?resize=520%2C300&ssl=1)
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