初めての3Dプリンタ購入から1年が経ちました。
あっという間の1年で、昨年は個人的に3Dプリンタな年で非常に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
趣味に没頭出来るっていいですね!
3Dプリンタという趣味を始めて半年が経った頃に、あると便利なアイテムをいくつかご紹介しました。
3Dプリンタをやられている方なら一度は使ったことがあるものばかりだと思います。

今回は追加でもう1つ便利なアイテムをご紹介したいと思います。
『ポケトーチ』ってご存知でしょうか?
使い捨てライターをバーナー仕様にする道具でロングセラー商品なので知っている方も多いと思います。
学生時代によくキャンプをやっていましたが、その際に火を起こすのにいくつか持っていたのを覚えています。
ポケトーチってまだ売られているんですね!
非常に懐かしい感じがします。
SNSで教えて頂きましたが、3Dプリンタ用途で使われている方もいるようですね。
ノズルが詰まった時のコールドプルなどで使えるかなと思いかなり前に購入したのですが、最近では造形物を炙る用途で使っています。
これ非常に便利なんですよ!
造形物の糸引きやヒゲの処理にポケトーチが便利です!
FDM方式の3Dプリンタでの造形では3Dプリンタ本体の構成や調整、またスライサーの設定等も大きく関係してきますが、どうしても造形の際に糸引きやヒゲなどが出てしまうことは避けられません。
しかし、これらは火で軽く炙ってあげると簡単に除去する事ができます。
先日Twitterでガスコンロを使って造形物を炙っている方を見かけましたが、コンロでは火力が強すぎてちょっと難しそう、なんて思ってしまったのですが・・・
ポケトーチ持ってると便利ですよー!
使い捨てライターをバーナー仕様に火力を上げるポケトーチですが、そこまで強い火力にはならないのでピンポイントで造形物に当てない限り造形物を溶かしてしまう心配もなくヒゲや糸引きといった細かいものだけを溶かすことが出来ます。
そして、溶けて丸まった塊は簡単に手で取ることができます。
ポケトーチはこのような炙り作業をメインで私は使っていますが、非常に便利に使えます。
糸引きはスライサーの設定やフィラメントの管理等により抑えることは出来ます。
しかし調整をいくらつめて挑んだ造形でも、その形状などによってはどうしても細かいヒゲなどが発生してしまいます。
このダース・ベイダーくんも綺麗に造形できましたが、造形直後は多くの細かいヒゲが発生していました。
ひと炙りしてあげると簡単に除去する事ができます。
非常に綺麗になりましたね!
コンロやライターなどで炙っている方は1000円ほどで買えるものなのでいいですよ!
非常に便利なので3Dプリンタ用途でのマストアイテムとして私は使っています。
他製品にガス充填式のバーナーもあるようですが、3Dプリンタ用途としてはこれくらいの火力(ターボライターの火力を少し強めた程度です)の方が使いやすく、使い捨てライターを使うのでデスク作業などでも安心して使えると思います。
また、3Dプリンタの出力では穴径など少し詰まって出力されやすいためパーツの結合などでヤスリがけが必要になる場合がありますが、少し炙ってフィラメントを柔らかくしてはめ込むなんて使い方も出来ますね!
ライトセーバーも接着剤を使わず綺麗に固定することが出来ました。
あとポケトーチで使う使い捨てライターですが、形状が少し限定されます。
私自身タバコを吸うのでいろんな使い捨てライターで試してみましたが、形状が合わないと上手く動作してくれないようです。
付属説明書には、CR-ML-17<PSC>とCR-SPカラード<PSC>のライターに対応していると書かれていましたが・・・形状のことなのかな?
コンビニで売られているライターでは合うものがなく、うまく機能したもので言えばダイソーで売っている3個セットのものが使えました。
ポケトーチ用の換えライターは販売されているので、こちらを購入して使う方が確実だと思います。
【追記】ポケトーチ用スタンドを作ってみました!
ポケトーチは3Dプリンタ用途で使う頻度が高いアイテムなのでスタンドを作ってみました。

最後に!
学生時代にポケトーチはよく使っていたので、まさか3Dプリンタ用途でも便利に使えるとは思ってもいませんでした。
ポケトーチを3Dプリンタ用途で使っているという話はあまり聞きませんが、結構便利なのでおすすめですよー!








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