11月25日発売 書籍『Arduinoと3Dプリンタでロボットを作ろう』を出させて頂きました!

【電子工作】DFRobotさんにHuskylens・Maqueen Plus V2・micro:bit V2をプレゼントして頂きました!

DFRobot様からHuskylensMaqueen Plus V2micro:bit V2という素晴らしいクリスマスプレゼントを頂きました!

ブログなんてものをやっていると商品レビュー等の話は結構頂く事があるのですが、中にはブログやSNSなどで詳細なレビューをしてほしいといった要望を受けることも多くあります。

これまで多くのレビューをブログでさせて頂きましたが、このような制約を受けるとブログ的には面白いものが書けないので最近はあまりこのような案件は受けないようにしていますが、DFRobotさんのオファーは非常に好印象でした。

上記のような制約は一切なく、『Instagramでいつも見て楽しそうなことやっているから、うちの製品でも遊んでみて!』
そんな感じでした。

使ってみて面白かったり良かったものなら、結果的に頼まれなくてもレビューとかSNSに投稿しちゃうんですよねー。

そんな事で、DFRobotさんから頂いた面白い製品を見ていきたいと思います。

DFRobotさんに頂いたHuskylens・Maqueen Plus V2・micro:bit V2をご紹介!

DFRobotとは?

DFRobotはArduinoやRaspberry Piなどのマイコンボードやそれに関連するセンサーやデバイスなどを販売する上海にあるハードウェアメーカーとなり、オープンソースハードウェアのプロバイダとなります。
SNSなどでご存じの方も多いと思います。

参考 DFRobotストアDFRobot

ご提供して頂いたHuskylensというAIカメラはDFRobotさんの製品の中で非常に人気があるようで、このHuskylensを使って制御する事も出来るロボットカーとしてMaqueen Plus V2も頂きました。

そしてこのMaqueen Plus V2を動かすにはmicro:bitが必要なわけですが、私が持っていないということでDFRobotさんの製品ではありませんがmicro:bit V2も一緒に付けて頂いたようです。

初micro:bitとなりますが結構面白いですね!
ブロックプログラムを使うことが出来るので、お子様のマイコン学習用としても非常に最適です。
M5Stackよりも扱いやすいかもしれませんね!
当ブログとしてはArduinoに関して書く事が多いことから、micro:bitは完全にArduino化して私は使っています。

DFRobotさんでは、Maqueen Plus V2のようなmicro:bit関連製品も多く扱われています。

またセンサーやモジュールなどをコネクタで接続する「Gravity」はご存じの方も多いと思いますが、この統一された規格で接続する事が出来るものもDFRobotが作ったコネクタの規格だそうです!

初めてとなるmicro:bitやDFRobotさんの製品を使ってみて、今後このあたりの製品が手元に増えていく予感がしています!

Huskylens(AIビジョンセンサー)

こちらはDFRobotさんの製品で人気があるHuskylensというAIカメラ/ビジョンセンサーです。
これはマイコンを使った電子工作でかなり便利に使えそうです。

Huskylensは約55mm×45mmサイズの小さな基板の前面にイメージセンサー、背面にIPSディスプレイを搭載したAIビジョンカメラとなります。

イメージセンサーで撮影された画像をリアルタイムで解析して、画面上に写っている人物の顔や色・ラインやタグなどを認識してトラッキングを行うというものです。

このトラッキングしたターゲットの情報や座標などをUARTまたはI2Cを介して外部に出力する事が出来るので、ArduinoやRaspberry Pi、micro:bitなどの各種マイコンボードと情報のやり取りが出来るようになっています。

このようなリアルタイムの画像解析は専門的な知識が必要なので扱うには非常に敷居が高くなりそうですが、そのような難しい部分はこのカメラにお任せして、解析したターゲットデータを接続したマイコンに送ることにより比較的扱いやすくなっています。

非常に面白いカメラなのでいろいろとテストして遊んでいます。
複数の色をタグ付けして認識する事が出来るので、自作したロボットなどに取り付けると面白いことができそうですね!

人物の顔も複数リアルタイムに解析することが出来ます。
Arduinoと接続してトム・クルーズの顔を識別するとブザーが鳴るテストをしてみました。

特定の人を検知するとその人の方向に動かしたり、ボールの色を識別して追いかけるなんていう動作もできそうですね!

この他にもジェスチャーやラインの判別なども出来るようです。
このような画像処理は素人では難しいのでなかなか簡単に手が出せませんが、処理後のデータをUARTやI2C経由でマイコンに送り扱うことが出来るので便利ですね。
またこのような分野を学習する取っ掛かりにも良さそうな製品です。

micro:bit V2

micro:bitはご存じの方多いと思います。
イギリスのBBC(英国放送協会)が主体となって作った教育向けのシングルボードコンピュータです。

私も知ってはいましたが、今回micro:bitを使うのは初めてです。
初代micro:bitは2015年に登場したようで、現在V2バージョンが最新のものになるようですね。(V2.2ボードを頂きました)

MakeCodeというmicro:bit専用エディッタを使う事により、ブロックを並べてプログラムするビジュアルプログラミングとJavaScriptによるプログラミングが可能です。

またMicroPythonやArduinoを使った開発も出来ます。
私は完全にArduino化して使っていますが、カートリッジ式のArduinoって感じで面白いですね!
Arduinoで用意されている多くのライブラリを使うことが出来るのも魅力的です。

micro:bit関連製品は非常に多くリリースされています。
今後手元に増えていくと思いますが、まずはこのブレイクアウトボードを買ってみました。

micro:bitのI/Oを取り出せるこのようなボードは1台持っておくと便利です。

Keyestudioの製品はArduinoでよく使っていますが、このボードは5V/3.3Vを個別で作れるレギュレーターが搭載されているので、5V or 3.3Vに対応したセンサーやモジュールをそのまま使えるので便利です。

Maqueen Plus V2

最後にMaqueen Plus V2というDFRobotさんのロボットカーです。
マイコンを使った電子工作の学習用としてこのようなロボットカーは最適です。

私も3Dプリンタでパーツを作りこのようなArduinoで動かすロボットカーを以前製作しました。

【電子工作】3Dプリントパーツ・Arduinoで動かすスマートカー(ロボットカー)製作ノート!

作って動かして終わりではなく、無線モジュールを接続したりセンサーを繋いだり・・・このような動くものが1台あるとマイコンを使った多くのことを試すことが出来ます。

Maqueen Plus V2はmicro:bitで制御するロボットカーです。
標準で付いている超音波センサーを使った障害物の検知や赤外線センサーによるライントレースなどで遊ぶことが出来ます。

また後部にはmicro:bitのI/Oが取り出せる端子が付いているので、SPIやI2Cに対応したデバイスとの接続や他のセンサーや無線モジュールなどを取り付けたり出来るので拡張性も良さそうです!

上記Huskylensももちろん取り付けて動かすことができます。
Huskylensで検知し、自分にだけ近づいてくるといった動作も出来そうですね。

micro:Maqueen Plus V2
created by Rinker

最後に!

面白い製品をたくさん頂きました!

Huskylensは特に面白くこのような画像処理を行うには専門的な知識が必要となりますが、各種マイコンボードを使って手軽に扱えるように作られているのはいいですね。

またmicro:bitやDFRobotさんのGravityなど、これから手元にどんどん増えていく予感がしています。
また詳しくレビュー等出来ればと思います。

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