11月25日発売 書籍『Arduinoと3Dプリンタでロボットを作ろう』を出させて頂きました!

DC/DC昇圧モジュール(MT3608)で使えるケースを作成!電子工作でちょっと便利に使えます!【STLデータ公開】

電子工作でよく使われるパーツの1つにDC(直流電圧)を昇圧したり降圧したりするDC/DCコンバータと呼ばれるものがあります。
ステップアップ(またはダウン)モジュールや昇圧(または降圧)モジュールと呼ばれることもある回路となります。

ともにMOSFETやダイオード・コイル・コンデンサで構成される回路となりますが、入力電圧よりも高い電圧が取り出せる昇圧モジュール、また入力電圧より低い電圧を取り出せる降圧モジュールの2つがあります。

電子工作をやっていると便利なのでよく使われる回路(モジュール)となります。

例えば降圧モジュールを使えば、電源に電圧の高いバッテリーを使っている場合などでArduinoなどのマイコンボードの駆動電圧(5Vや3.3Vなど)に電圧を下げて使ったり出来ます。

また昇圧モジュールを使えば、入力電圧(USBの5Vなど)を上げ、出力電圧として9Vや12V(任意に設定できます)などの駆動で使えます。

このように便利なDC/DCコンバーターとなりますが、実際には何かに組み込んで使うことが多いと思います。

このモジュールをケースに組み込んだものを1つ作っておけば任意の電圧が取り出せ便利だろうと前々から思っていたのですが・・・
今回ちょっとわけがあって昇圧バージョンのケースを作ってみました。

DC/DC昇圧モジュール用ケースを作ってみた!(MT3608)

オシロスコープをDIYで組み立てる電子工作キット『JYE Tech DSO150』を先日作ったのですが、安価な割になかなか使えるオシロくんでした。

【電子工作キット】初心者向けオシロスコープDIYキットを組み立てる!(JYE Tech  DSO150 15001K)

小型ハンディータイプのオシロスコープなんですが、DC9V駆動のためACアダプター等に繋ぐ必要があり・・・これを使い作業している時にACアダプターでは取り回しがなかなか面倒で・・・

このオシロスコープには内部のメイン基板に電源拡張用のプラグが用意されているので、ケース内にリポバッテリーなどを組み込んでしまうのが一番使い勝手がいいかと思いますが、DC/DCコンバータ用のケースを作ろうと以前から考えていたので、今回このオシロくんをUSB駆動で使えるようにDC/DCコンバータ用のケースを作ってみました。

USBからの入力電圧5Vを9Vに昇圧しこのオシロスコープを駆動するためのケースとなります。
また、9V以外にも任意の電圧(5-28V)を出力できるのでその他の用途でも便利に使えるかと思います。

今回は出力側にDCプラグを取り付け9Vの電圧を出力させ上記オシロスコープ用に作りましたが、出力側をワニ口クリップやジャンパーワイヤーなどに変えればテスト環境等で便利に使えるかと思います。

MEMO
昇圧型のDC/DCコンバータは負荷電流に対して必ず入力電流が大きくなるので注意が必要です。
昇圧比が大きくなれば出力可能な電流は減少します。

今回MT3608 DC/DCステップアップコンバータを使いました。
電子工作用途でよく見かける、1個単価100円ほどのDC/DCコンバータ(昇圧型)となります。

以前、自作はんだ吸煙器を作ったことがありこのDC/DCコンバータを使いましたが、長時間駆動でも発熱も少なく安定して動作するようです。

自作はんだ吸煙器を3Dプリントパーツで作ってみた!【STLデータ公開】

形状はできるだけシンプルに使いやすく・・・!
ビスなどで固定しなくても取り付け&取り外しが容易にできる寸法に調整しています。
サポートも必要なく30分ほどで出力できる形状となっています。

STLデータはThingiverseにアップしているので興味ある方は使ってみて下さい!

参考 MT3608 MicroUSB DC-DC boost box(JYE Tech DSO150 Power Box)Thingiverse

問題なくこのオシロスコープでも使うことが出来ました。

電圧調整方法

一応このモジュールの電圧調整方法をご説明しておきます。
入力側は2~24VまたはMicroUSB端子からの5V入力となっています。

ポテンショメーターを回転させることにより出力電圧を変化させることが出来るようになっています。
その際、テスターを出力側端子に当てて目当ての電圧になるように調整するというものです。

最後に!

直流安定化電源があれば同様なことは出来ますが、安価なモジュールなので1台作っておくと便利に使える機会があるかと思います。

コメントを残す