無線機能を標準で持っていないArduinoなどのマイコンボードに使える無線モジュールはいろいろとあります。
Wi-Fiモジュールで言うと、ESP8266(ESP-01)は小型&安価で便利に使えるWi-Fiモジュールです。
ESP-01は技適が取得されていないモジュールなのでその使用には注意が必要ですが、マイコンボードとはシリアルでの接続で行えるので扱いも簡単で、製作物に組み込んで使う場合など容易に行うことが出来る便利なWi-Fiモジュールです。
Arduinoとの相性も良く、これまで製作してきたロボくんやラジコンに組み込んで使っています。
この投稿をInstagramで見る
電子工作でこのような無線モジュールを使う場合ブレッドボード上で組んだテスト段階では問題ないのですが、動く製作物に取り付けて使う際には問題が出る場合があります。
まず小型モジュールなので固定用のビス穴が用意されていません。
そのため接続で取り付けているジャンパーワイヤが動きによって外れてしまうまでいかなくても、接触の問題が出てきます。
無線系のモジュールの場合、ワイヤーの接触の問題で通電が一瞬でも途切れると無線の接続が切れてしまうため再接続したりと結構面倒となります。
そのため無線系のモジュールでは、しっかりと固定できるブラケットがあると便利となります。
これまでArduinoなどのマイコンボードで使える無線モジュール用のブラケットはいくつか作ってきました。
使ってみて便利なモジュールは製作物に固定して使えるようにこのようなブラケットを作るようにしています。
あると便利で無線モジュールを使う際には必須パーツになると思います。
そしてESP8266(ESP-01)もArduinoで便利に使えるWi-Fiモジュールなので固定用のブラケットを作ってみました。
こういうのを作っておくと使い勝手が一気に向上します!
3Dプリンタって思いついたらすぐに形に出来る・・・ほんと便利な道具ですね!
形状はこんな感じ!
ESP-01は小型なWi-Fiモジュールなので、そのサイズを活かせるように強度に問題ないレベルで極力壁圧等を抑えて作っています。
この投稿をInstagramで見る
シンプルですが形状を工夫して作っているのでしっかりと固定できると思います。
固定用のビス穴はM3サイズとなっており、2つの固定穴のピッチは15mmで作っています。
Thingiverseから無料でSTLファイルをダウンロードすることが出来るので使ってみて下さい!
参考 ESP8266 ESP-01 Wi-Fi Module BracketThingiverseまた、固定用のビス穴がセンターに1ヶ所あるバージョンのデータが欲しいというご要望を頂きました。
使用用途により穴位置や形状等、違うバージョンのものがあると使いやすいかと思いますが、個別で対応すると大変なのでSTEPファイルを追加でアップしました。
CADソフトを使い修正等して使って頂ければと思います。
コメントを残す