書籍『はじめてのM5StickC』のご紹介!記事掲載して頂きました。

シンプルなSD(MicroSD)カードケースを作ってみました!【STLデータ公開】

今回は3DプリンタでSDカードとMicroSDカードが収納できるミニケースを作ってみました。
普段ドローンや3Dプリンタで使っているMicroSDカードですが、気付いたらいつもどっかにいっちゃって紛失・・・なんてことが多々あったので作ってみました。

100均などにも売られていますが、自分が普段よく使う枚数だけ綺麗に収納出来るケースが欲しいと考えると3Dプリンタで作るのは非常に便利となります。
モデリングの練習も兼ねて作ってみました。

SDカードを綺麗にはめ込めて抜けないよう寸法調整には時間がかかりました。
Thingiverseにはこの手のケースが多く投稿されているので数種試してみましたが、SDカードとMicroSDカードなど数種のカードを扱う場合、寸法公差っていうのでしょうか?調整が難しくなるようです。

使用するフィラメントや3Dプリンタの機種、スライサー設定等によりどうしても作成者が狙った寸法ピッタリに出せない場合などがあります。
そのような場合、簡単な方法としてスライサーのスケール調整で103%など微妙な寸法調整で対応する事もできます。
しかし今回のようにSDカードやMicroSDカードなど数種のカードを扱おうと思うとなかなか上手くいかない場面もあります。

スケーリングによりSDカードが綺麗にハマるようになったけど逆にMicroSDカードの方は緩くなり抜けやすくなってしまうなどです。
こういう所の調整って非常に難しいのが3Dプリンタですよね。

SDカード/MicroSDカードが収納できるシンプルなケースを作ってみました!

普段3Dプリンタやドローンといった趣味用途でよく使うMicroSDカードが6枚ほどが収納できるケースを想定してモデリングを開始しました。

シンプルな形状にするためヒンジ部分にねじ等を使わず可動でき、6枚×2の計12枚MicroSDカードが収納できるサイズにしています。

収納枚数が少ない場合は、重ねた時に左右対称となる形状にしているので窓から容量やラベルの確認もできます。

各カード部分にはカキコミを作っているのでカードを外す場合は爪など引っ掛ければパチンと外れます。
またカード背面の穴は鉛筆やボールペンなどで押せるよう8mm穴を作っています。(SDカードは10mm)

シンプルな形状に仕上げていますが、実はモデリング時の寸法調整は非常に手間がかかりました。
折角なので少し製作過程の話もしておきます。

まずこのモデルは、デザインを参考にさせて頂いたものがあります。
Thingiverseにアップされているこちらのモデルとなります。

実はこのモデル、3Dプリンタを購入したばかりの頃に何度やっても出力が成功しなかったモデルでした。
記憶の片隅にとどめていましたが、最近ようやくスライサーの設定なども少し分かるようになってきたので造形自体は出来るようになりました。
スライサー設定で対応出来るようですね。

もともとこのモデルは底面の高さが0.08mmほど左右あっていないため0.15mm以下の積層ピッチでスライスするとこのようになります。
左右の高さが合っていないので当然ですね!
底面を合わせて接地も上手くいかず、この高低差ではサポートも入ってくれません。

CADでのモデリングおよびスライサーの使い方が以前よりも少しわかるようになってきたので、この底面の問題は初期レイヤーを0.15mm以上に設定することにより可能となりました。

実際出力させてみましたが、さらに私の環境では上手く使えず・・・
カードが上手くハマらないためスライサーのスケール調整で対応しましたが、これでもSDカードはハマるけどMicroSDカードがゆるすぎて外れてしまう・・・このような具合で・・・。

そんな事でデザインのみ参考にさせてもらい1からモデリングし今回作ってみました。
何度も作り直しましたが、自分で作ってみると非常に学ぶことは多いですね!

今回ヒンジ部分はネジ等を使わない構造にしています。
3Dプリンタだから出来る技ですね!

この部分も以前から何度も試行錯誤していましたが、ようやく形にできました。

普段、一眼レフカメラを持ち出すこともあるのでSDカードとの組み合わせで数パターン作ってみました。

100均などにも売ってそうですが自分でオリジナル形状のものを作るのも3Dプリンタの楽しみの一つですね!
そして簡単そうに見える形状でも実際自分で作ってみると、構造の理解やモデリングの練習には大いに役立ち楽しいものです。

こちらからダウンロードできるので、よろしかったらぜひ使ってみて下さい!

参考 Simple SD Card CaseThingiverse

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